Ultima Under World プレイ記録 05 LEVEL2-2 山人族の坑道
1
では居住区画に入ろう。
鉄格子越しに見える山人族と話し、扉を開けてもらう。
基本、この山人族は穏やかで友好的な種族のようだ。
アバタールはここでも有名人。
この山人族達から話を聞くと、どうやら坑道の中に巣食った魔物に困っているらしい。
2
居住区の中には、コルビーの区画と書かれた部屋があった。
中にいた男、コルビーは、山人族ではなくて人間のようである。
このコルビー氏は、かつてサー・カビルスのアビス殖民計画に携わっており、共にこの地に様々な種族の者達を集めたと言う。
しかし、彼らを伝説のアバタールのような徳の道に歩ませることには失敗し、サー・カビルスは心折れて命を絶ってしまったのだとか。
まあ、ゴブリンとかがアバタールになれるんだったら、人間様の立場がないでしょう。
ちょっと考えれば分かるんでないか?
それにしても、会話の選択肢が所々ヒドイ。
本物のアバタールからしてこれだから、やっぱカビルスの計画は夢物語ですよ。
3
居住区の奥には族長らしき人物がいた。
彼の周囲には、何故か金貨がいっぱい置かれている。
遠くて見づらいけど、点々と置かれているのがコインです。
族長の名はゴールドサースト。
周囲のコインといい、いかにもゴールドが好きですって感じだ。
ちょっと気難しそうな態度だったが、得意の交渉術を駆使し、おべっかを使いつつ金を渡すと、どんどん機嫌が良くなっていく。
ヘコヘコと金貨を貢ぐアバタールの姿を見たら、かのサー・カビルスも計画を思い直したかもしれませんね。
で、すっかり気を良くしたゴールドサーストは、『余の財宝の間を見ていかんか?』とおっしゃる。
財宝の間と聞いたアバタールは、脊髄反射的に『そりゃもう、もちろん!』と答えるが……
一気に醒めるゴールドサースト。
どうせ財宝をくすねるつもりだろ、と。
危うく衛兵を呼ばれそうになり、その話は無しになった。
ひでえ!
誘導尋問だ!
でも族長、あんたの勘は案外正しい!
この後も、結構な額の金を貢いだが、財宝の間の話は出てこなくなった。
うーむ……選択肢を早まったか……。
仕方ないから話題を変えると、他の山人族から聞いた話と同様、坑道に巣食った魔物を退治してほしいということを依頼される。
この山人族達ならば、大抵の魔物より強いような気もするが、こいつを倒したならば山人族の財宝をいただけそうな雰囲気なので、ここはひとつ、頑張ってみま すか。
4
以前にちょこっとだけ立ち入って即座に退散した、『坑道入口』に向かう。
中には看板があり、南坑道と北坑道とに分岐しているようだった。
北坑道にはモンスター注意!と書かれていたので、まずは南に向かう。
だが、こっちに書いてある『シャク方面』とは何のことか……?
5
奥に進むと、ドワじゃなくて山人族がいた。
魔物の住む区域は岩で塞いでしまったので、ロックハンマーがないと入れないことを教えてくれる。
ロックハンマーは、この部屋にもいっぱい落ちていたが、どこぞで拾ったかは覚えてないが1つ持っていたので、これで何とかなるだろう。
6
更に奥へと進むと、川が流れている。
橋の上から下の様子を眺めていると、ついうっかり足を踏み外して川にザブンと落ちてしまった。
そんなお茶目なアバタールだが、泳いで岸辺を探していると、水路の壁に看板が掛けられているのを発見。
何て書いてあるのか読んでみようと近づいたら……
水路の突き当たりにある排水溝みたいな所に吸い込まれ、別の場所へと流されてしまった!
あ、ちなみに書いてあった内容は『警告 強い下層流あり』とのこと。
おせーよ!
どうやら戻ることはできないようなので、流れに任せてひたすら進むと……
レベル3層まで流されてしまった。
ちょ!
これはマズイって!
階段!
階段探さないと!
岸に這い上がり、辺りを見回すと人影が見えた。
襲ってくる様子はなかったので、どうやら住民のようだ。
彼は『緑トカゲ人』なる種族の者らしい。
あまりにもあまりな種族名だ。
しかも、話が通じない。
下手なことを喋ると、機嫌を損ねそうな感じであった。
道を聞きたいだけなのに、とてもそんな雰囲気ではなさそうだ。
こうなったら頼れるのは己のサバイバル能力のみ。
以前にレベル2層の北東部にて下り階段を見つけているので、この階層でも同じ座標まで行くことができれば、おそらく階段が見つかるはず。
現在地を地図で確認しながら、北東部を目指して一直線に進むことにした。
途中に何を見つけても、とりあえずは無視だ。
ちゃんと道が繋がっていることを祈りつつ、ひたすら北東の方角を目指す。
水路を越え、通路の分岐点も方角を確認しながら進み、途中で襲ってきた盗賊とかを撲殺し……
本当に辿り着くのか不安になってきたところで、階段を発見した。
た……助かったー……。
進んだ道程はこんな感じ。
左下が流された場所で、右上が階段です。
7
レベル2層に戻ってきたので、再び坑道へ赴く。
まだ行っていない方向へ進むと、今度は旗の付いた扉が見つかった。
山人族の旗とある。
山人族ならば危険ではないだろうと、中に入ると、中には1人の男がいた。
彼の名はシャク。
坑道の入り口の看板に書いてあった『シャク方面』というのは、この家のことだったようだ。
彼は鍛冶屋らしく、武器防具の修理や鑑定を行ってくれるようだ。
現状で不都合はないので、今回は頼まなかったが、冒険が進んでいくにつれて彼の腕を借りることもあるだろう。
というか、こいつがいれば修理とか鑑定のスキルって必要なくね?
また、サー・カビルスがかつて用意した8つの徳のアイテムについても教えてくれた。
『正義の剣』と『武勇のシールド』という名前らしく、どちらも武具として逸品のようだ。
武勇のシールドの方は、あのブラックソーンが使っていたとか言っている。
しかし、どちらも現在の在り処は不明で、剣に至っては2つに折れてしまったらしい。
8
南側は全て見回ったので、いよいよモンスターの巣食う北側に向かう。
途中の山人族から聞いたとおり、通路が岩によって塞がれていたが、ロックハンマーで全て粉々に砕いて通行可能にした。
ちなみにメイスでは、どう頑張っても砕けないみたいだ。
それどころか武器が傷む。
メイスもロックハンマーも同じようなものだと思うんだけどなー。
9
ちょっと進むと、見慣れないモンスターが現れた。
こいつが坑道に巣食う魔物であろう。
ウルティマシリーズでおなじみのゲイザーだ。
魔法を唱えて攻撃してきたが、壁際に追い詰めてブン殴っていたら、別段苦労もなく倒した。
おいおい、山人族さんは、こんなのに苦しめられてたのかい?
何か戦利品でも落ちてないかと奥を探すと、魔法のルーンとチェインメイルを見つけた。
既に重量いっぱいではあるが、チェインメイルはどうしても装備したかったので、無理矢理食料を喉に詰めて重量を減らし、何とか都合をつけた。
これではプレートメイルは無理っぽいなぁ……。
3
山人族の集落に戻ってゴールドサーストに話すと、魔物退治のお礼としてアイテムをくれた。
『カウルネスの宝石カッター』なるアイテムだ。
宝石カッターとあるくらいだから、何かの加工とか鍛冶とかに使うのか……今のところは分からない。
非常に名誉な品だとのことだが、DEX14で修理スキル3のアバタールには、今ひとつ価値のなさそうなものだ。
そして、肝心の財宝の間についてだが、結局先ほどと同様に、彼がそこに案内してくれることはなかった。
財宝の間の前に守衛が立っていて合言葉を求めてくるので、きっとその言葉を教えてくれるものだとは思うのだが……現在の交渉スキルでは無理なのか?
あるいは守衛を殺せば鍵を落とすかも……
まあ、とにかくこれでレベル2層は全て回ったようなので、次はレベル3層を本格探索だ。
先ほど水路に流された時に少し歩いているが、水路が多くて手ごわそうな階層であった。
***現時点のステータス***
LV 9
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 69
MANA(MP) 25
スキル
攻撃:11 守備:14
剣:5 斧:4 メイス:15
マナ:9 学問:13 呪文:9
探索:8 修理:3 話術:7 鍵破り:5 軽業:7 水泳:7
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