Ultima Under World　プレイ記録 01 LEVEL1-1　深淵の迷宮

まずはキャラクターメイキングを済ませる。
かつてウルティマ４をやった時にはシェパード（羊飼い）を使用していたので、今回のキャラメイクでもこの職業を選び、このような能力となった。

この羊飼いは伝統的にウルティマで最弱の職業だが、今回もその例に洩れず弱い。

ＳＴＲ・ＤＥＸ・ＩＮＴの基本能力値の合計が、シェパードだけは他の職業に一回り劣るのだ。
この３つのステータスはゲーム中で変動することはない、いわば才能や素質のようなものである。

代わりに初期スキルがちょっと多めである（らしい）が、才能の欠如を補えるほどのものではないと思う。
でも、このダメ男っぷりがいいんですよ。

1

さて、無実の罪を着せられてアビスの迷宮に閉じ込められたアバタールの孤独な戦いが始まる。

最初、アバタールは着の身着のままで武器も何も持っていなかったが、入口付近には袋が落ちており、中に松明や食料、地図、そしてダガーが入っていた。
しばらくはこれで凌げそうだ。
とはいえ、裸一貫で危険な迷宮に放り投げるとか、男爵もお人が悪すぎる。

付近の壁には、『どうしても入口の扉を開けられない……』といった旨の落書きがある。
そう、このアビスにはアバタールだけでなく、罪人やモンスターといった者達が数多く暮らしている無法地帯なのだ……。

2

更にしばらく歩くとルーンの袋と、いくつかのルーンを見つける。
これは魔法の詠唱に必要なアイテムである。

また、ここで見つけたバックパックに赤い鍵が入っていた。
この鍵で、そこらにある扉が開くようだ。

そして扉を開けると、中には大ネズミが！

男アバタール、ついに戦いの時が来たようだ……！

手にした短剣をやみくもに振り回し、ネズミと斬り合う……！
伝説の聖者アバタール、ネズミを倒すにも必死だ。

何とかネズミを倒して部屋の中を見ると、ボロボロのレザーレギングと食料が落ちていたので拾っておく。

どうでもいいけど、ネズミのいた部屋にある食料とか逆に食べたら危険じゃないか？

隣の部屋には盗賊風の男がいた。
人間タイプは強そうだ……と警戒するが、襲い掛かってくる様子はない……。

どうやら彼は友好的な住人のようだったので話しかけてみることにした。
彼の名はブラジット。
アビス新入りのアバタールに、この場所についての色々なことをレクチャーしてくれた。

この階層は大部分をゴブリン達に支配されており、グリーンゴブリンとグレイゴブリンの２種がいるという。
この２種は互いに争っているらしいが、特にグレイゴブリンの方には気をつけろと忠告してくれる。
また、彼の他にも付近に暮らしている人がいることを教えてくれた。

なんというか、逞しい人達だ。

3

反対側に進むと、メイスが落ちていた。
初期スキルは剣でなくメイスにしたので、こいつはありがたい。
やはり羊飼いは杖で戦わなくては。

こっちにあった部屋の中には、銀の苗木なるものが植えられている。
説明文によると、この種を別の場所に植えれば、死んだ時もそこから甦るとのこと。
セーブポイントのようなものだな。