バッカニアーズデンでは、どうにも情報が集まらなかったので、別のクエストを先に行うことにした。 賢者アラグナーのノートを手に入れるため、『生と死』の答えというものを探しに行く。 その答えを知るという『苦悶する者』なる人物は、今は廃墟となったスカラブレイの町にいると言われている。 だが、スカラブレイは岩礁で囲まれているため、船やムーンゲートを使っても行くことができない。 以前に町の近くまで行ったことはあったが、その時に桟橋で見かけた怪しげな男に何か謎がありそうだ。 |
こうして、不気味な水先案内人フェリーマンの渡し舟に乗った。 霧の水路を挟んだ向こう側が、スカラブレイの町である…。 |
ウルティマ6の時代、スカラブレイで殺人事件が起こった。 その時に殺されたのが、このクエントンである。 ガーゴイルの仕業とされていたが、結局のところ真相は明らかにならなかった。 その時にも、クエントンの亡霊は町を彷徨い何かを伝えようとしていたのだが、当時は彼と会話をすることができなかったのだ。 |
スカラブレイの町で起こった出来事は、あまりにショッキングであった。 かつての崇高の心の町は完全に滅び、人々は死して尚、永遠の苦しみの中にいる。 ウルティマ6では明らかにならなかったクエントン殺人事件の真相は知ることができたが、ここには更なる因縁が待ち構えているようだ。 |