結局、この剣を使わないと勇気の試練のドラゴンは倒せそうにないため、アルカディオンの力を剣に封じ込めることにした。 |
ターゲットを指定すると、そこに向かって巨大な炎が放たれた。 うかつに町中で使おうものなら、大変なことになりそうな破壊力である。 この他、『魔法』はMPを回復し、『死』は、ターゲットを一撃で葬ることができ、『帰還』は、世界中どこにいても、この炎の島に戻ってくることができる力であった。 この『死』の力をドラコスラクサスに対して使えば、不死のドラゴンといえど滅ぼすことができそうだ。 |
これは、アバタールの勇気の試練であったと同時に、ドラコスラクサスの勇気の試練であったと言う。 彼が不死となったのに、どういった経緯があったのか…。 また、悪魔アルカディオンとの間に、どのような因縁があったのか…。 これらは語られることなく終わった。 さて、奥にあった青い扉に入ると、勇気のタリスマンが置かれた祭壇にワープした。 これで遂に勇気の試練が終わったようだ。 |
勇気の試練を通過したことにより、アバタールのSTRとHPが最大値の30となった。 これで、アバタールの全ステータスが完全無欠となった。 |
アルカディオンのシェイド・ブレードは、決して捨てることができない。 厳密には、装備から外すことはできるが、アバタールの荷物の中から除外することができないようだ。 呪われたアイテムのようなものである。 |
ということで、一旦ブリテインに戻り、深夜の博物館に忍び込んだ。 |
ウルティマ6の時代に人間とガーゴイルがそれぞれ造った、魔法の凹レンズと凸レンズを手に入れた。 再び、このレンズを使う時が来ようとは思ってもいなかったものだ。 |
暴走した魔法は、永遠のタリスマンではなく、エレシアンに向かって降り注ぎ、彼は一瞬にして白骨となってしまった。 そして同時に、ダークコアは永遠のタリスマンの力で虚無空間へと消え去った…。 |
これにて、追加シナリオForge of
Virtureは完結となる。 古代ソーサリア時代の遺物、エクソダスのダークコアを封印したことにより、世界に再び暗黒時代が到来する危機を防いだ。 この冒険が終わり、アバタールの力が無双のものとなった他、破壊的な力を秘める魔剣シェイド・ブレードを始め、数多くのマジック武具など、得られた物も非常に大きく、さすが追加シナリオといったところだ。 だが結局、エクソダスの正体について、核心的な事は分からずじまいであった。 シナリオ概要がほとんど語られなかったウルティマ3に比べれば、かなり多くの事が補完されたとはいえ、まだまだ謎が残る。 エレシアンが追い求めたダークコアの神秘というものも、少々見てみたかったものだ。 |