ニューマジンシアの町を出て、ターフィン島へと向かった。 ここは、かつてのロード・ブラックソーン城のあった島であり、現在はガーゴイル達が暮らしている。 |
ガーゴイルの古くからの思想というのは、コデックスを中心とした3原理の思想のことで、かつてのアバタールの8徳3原理の教えと、ほぼ同一のものである。 ウルティマ6の時代、ガーゴイルが3原理の思想と共に暮らしていた頃は、支配階級の有翼ガーゴイルと、労働者階級の無翼のガーゴイルは相互共存していたものだが、ここでも歪みが起こっているようだ。 |
旧友ドラクシヌソムは、すっかり年老いていた。 もう王でなくなってしまったのは寂しいことだが、ちゃんと引き際も心得ているあたりが、かつての名君だろう。 エセリアルリングは、もう少々探すことになりそうだが…。 |
トリンシックの馬小屋で殺されていたガーゴイル、イナモは、現在のガーゴイル達の指導者テレグスの子供であった。 たまたま殺人事件の現場に居合わせて殺されていたように見えたが、実は彼も反フェローシップ派であったようだ…。 |
ルネブは、そっけなく返事をしたきりであった。 他の者から聞いた話だと、彼は乱暴この上ないガーゴイルだったとのことだが…。 テレグスから聞いた、神殿破壊の噂についても、もう少し確かめなくてはならないであろう。 |