ついにフェローシップに加入したアバタールは、次なるは、幹部のエリザベスとエイブラハムの行方を追って、大陸の東に位置するベスパーの町へと向かった。 道中でミノックの町に立ち寄り、ジェイカーの元でトレーニングを受け、パーティーのSTRとINTを上昇させておく。 最近仲間に加えたセントリが無料でトレーニングをしてくれるものの、彼のトレーニングではDEXとコンバットしか上昇しないため、STRとINTが上昇するミノックのジェイカーの元でトレーニングを受けたかったのだ。 |
ミノックの湿地帯から東はドライランドと呼ばれる砂漠である。 ここには、かつての献身の神殿と思わしき遺跡があったが、今はすっかりと荒れ果ててしまっている。 もはや、ここに訪れる者はいないようだ…。 |
そして、砂漠を南下して行くと、砂の中にベスパーの町が見えた。 ちなみに、このベスパーはウルティマ4の時代に存在していた由緒正しき町であるが、何故かウルティマ5,6の時代には町が無くなっており、ここで久々に登場となった町だ。 |
どうやら、このベスパーでは、人間とガーゴイルが一緒に暮らしているようだが、ガーゴイルに対する差別が非常に根強いようだ。 市長達からして、こんな態度だから、暴動の原因についても大体予想がつく。 |
このエルドロスは、何かにつけて諺を会話に挟みますが、どれも微妙に間違った意味となっています。 例えば… ・A stitch in time uses more thread (=事前の針は糸が勿体ない)…元となった諺は"事前に針を仕掛けておけ"といった意味 ・Never hit a man when thou cannot (=倒れた相手を打てないなら打つな)…元となった諺は、"倒れた相手を打つな"、といった意味 訳文では、あまり表現できませんが、要するに、彼にはボケがきているということです… 。 |
ちなみにガーゴイル達の話す言葉は、通常の英語とはかなり異なっており(必ず頭の主語を省略するため、構文が特殊。使用する単語も常用でないものが多い)、非常に意味を掴みにくいです。 なるべく標準語に近づけて書いていますが、本来は、もっと異質なものと想像されます。 |
こちらがアバタールと答えるや否や、この2人のガーゴイル、アンマニヴァスとフォラナモは、突然襲い掛かってきた! どうやら彼らはブリタニアン・マイニング・カンパニーで働いていたものの、ガーゴイルということで不当に解雇されていたため、昼間から酒場でくすぶっていたようだ。 そして、かつてのガーゴイルの国が滅びた要因であるアバタールに、怒りの矛先を向けてきたというわけだ。 |
エクソダスの島の調査のためにアバタールに貸し出された船、ゴールデンアンク号は、このベスパーに停泊していた。 既にロード・ブリティッシュから権利証も預かっているので、船には乗り込むことができる。 |
ベスパーには、まだ多くの人とガーゴイルが暮らしていたが、町を離れないことには2人のガーゴイルから襲われるので、少し間を置くことにした。 あの2人を殺してしまうことは避けられたが、気がかりなのは、『アバタールだということを話すのだ』と聞こえた謎の声に従ったことによって、このような結果となってしまったこと…。 とりあえず、エリザベスとエイブラハムの行方を追うために、次はムーングロウの町に向かうことにした。 |