デ・スネルの死体を放置して、そのまま足早にジェロームの町を出る。 正当防衛なので衛兵に襲われることはなかったが、少々気が引けるものであった。 来た時と同様に、ムーンゲートに入る。 |
ワープした先は森の中であった。 座標からして、ここはユーの付近の大森林に間違いないだろう。 ここからならば、歩いてブリテインまで戻ることが出来る。 |
このユーの森には、いくつかの用事がある。 まずは、コーブの町の慈悲の神殿で出会った、美しき女性ナスターシャの父、ジュリアスの手がかりを探すこと。 そして、ジプシーの占師マーガレタの占いにあったように、この森に住むウィスプを探して、タイムロードについて聞かなくてはならない。 せっかく、ここまで来たのだから、できる限りの情報を集めておくことにした。 |
ここは、ウルティマ5のオープニングでもお世話になった、あのイオロの小屋であった。 数百年の時を超えて、ここからならば、歩いてブリテインまで戻ることが出来る。 |
そして、このイオロの小屋では…もちろん彼も健在だった。 |
喋る馬のスミスも、相変わらずであった。 彼の教えてくれたガーゴイルのヒントはウルティマ6のもの、そしてラスプーチンは火星人というのは、おそらくマーシャンドリームのヒントであろう。 無論、このウルティマ7では何の役にも立たない。 彼は、ウルティマ6の時にも、何の役にも立たないウルティマ5のヒントを話してくれたものだ。 |
ということで、この話の長い男、ツェラメッドが仲間に加わった。 弓の達人で森と共に暮らしているということで、イオロとシャミノのアイデンティティを奪うような男だ。 なお、彼との長大な会話についてですが、彼はかなり独特な口調で話すため、正確には上記のような標準語口調とはならないと思われます。 おおよその意味は掴めていると思いますが、一応、参考のため…。 |
道なりに北に進んで行くと、途中で野盗との戦闘となった。 相手は、魔術師と戦士。 特に魔術師は、遠距離から強力な魔法を唱えてくるので、非常に手ごわい相手であった。 この他にも、狼に襲われたり、ハーピーに襲われたりと、この森はかなり危険である。 |
小さくて見難いが、森にはウィスプもいた。 モンク僧のタイラーは、ウィスプの存在を信じていなかったが、割と簡単に見つかった。 しかし、話しかけても反応してくれないため、彼が言っていた通り、まずはインプを探さなくてはならないようだ。 |
そして、ようやくエンパス・アビーの修道院と、ここの名物である葡萄畑が見えた。 どうやら、この時代には、ユーとエンパス・アビーは、1つの町となっているようだ。 いや、ユーの町が、森と一体化してしまったと言うべきか…。 |