ようやくブリテインの町に到着した。 ここに来るだけでも長いことかかってしまったものだ。 もう目的を忘れかけているが、トリンシックの殺人事件の手がかりとなっている船、クラウン・ジュエル号を探すことと、フェローシップの本部を探すこと。 そして、もちろんロード・ブリティッシュに会うことも忘れてはならないことであろう。 |
クラウン・ジュエル号は、まだブリテインの港には来ていないようであった。 アバタール達がトリンシックの町を出る前に出航したはずなのに、まだ着いていないというのは、何かおかしい気がする。 とりあえず、来てないものは仕方がないので、他に有力な手がかりを探すことにした。 |
こうして、ブリテインのブルーボア酒場で、旧友のシャミノが仲間に加わった。 なんだか、すっかり駄目人間みたいになっていたが、これでもかつての英雄の1人である。 それにしても、このブリテインは本当に広く、とても一回の来訪では全ての住民と話しきれないだろう。 この町には、今後何度も来ることになるだろうから、少しずつ会話を進めていこうと思う。 |