Ultima6 プレイ記録 15 三原理と経典


ガーグランド 〜 ライキューム

ガーゴイルの予言士ナクサティラーには、アバタールが犠牲になってもこの問題は解決しないと言う。
そして、真に解決するための方法として、ボルテックスという渦の空間の中にコデックスを入れ、外側からレンズを通すことでコデックスの知識を見ることがで きるということを教えてくれた。
そのためには、人間の世界とガーゴイルの世界の両側から見るための2枚のレンズ、そして、ボルテックスを形成するキューブが必要となる。
レンズの1枚は、ガーゴイルの町の知識の殿堂に納められているが、もう1枚は人間の造ったものでなくてはならない。
そして、同じく知識の殿堂に納められていたキューブは、既に盗まれてしまっていた。


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知識の殿堂には壊れたボルテックスレンズが安置されている。
本来は、その隣にキューブも置かれていたのだが、ここの管理人のガーゴイルによると、かつて人間が盗み出してしまったと言う。
その時に盗人が口にした言葉は「ストーンゲート」だと言う……。


ナクサティラーの弟子のレンズ職人は、かつてこのボルテックスレンズを造った者である。
彼に壊れたレンズを見せると、たちどころに新しいレンズを作成してくれる。
だったら壊れたレンズを奉納しておかないで、早く直しておけばよかったのにと思ってしまう。


そして、人間の世界のレンズ職人は、ライキュームの町外れでいつも望遠鏡を眺めているイフェマライズという男だ。
彼についてはミノックのガラス職人からも聞くことができる。
彼にボルテックスレンズを見せると、その材料や魔法を分析して、対となる凹レンズを作成してくれる。
その材料となるのは、あらゆる敵を一撃で倒す最強の剣・グラスソードであった。





ストーンゲート

続いては盗まれたキューブを探しに行く。
ガーゴイルの管理人が言っていたロストホープ湾というのは、ミノックの西岸から南にかけて広がる海のことである。
ここから上陸して南に進むと、とある思い出深い場所がある。
そう、ここはかつて、ウルティマ5の時代にシャドウロード達の本拠地であったストーンゲートだ。
今でもその砦は残っており、中には奇妙な住人がいる。


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ストーンゲートの中にはサイクロプスの親子が暮らしている。
子供は人間で、事故で海辺に漂流していたのをサイクロプスの夫婦が拾って育てているという。
彼らはここで気ままに狩をして暮らしているらしく、キューブを盗んだ犯人ではないだろうと思う。
パパに釣った魚を渡すと、引き換えにストーンゲートの鍵をくれる。


ストーンゲート内部はスイッチやエネルギーフィールドなどが仕掛けられているが、敵が出てこないため危険はない。
一番奥にある部屋をサイクロプスから貰った鍵で開けると、そこにボルテックスキューブが安置されていた。
やはりこれを盗んだのは、かつてのシャドウロードとその一味なのだろうか……。





統一性の神殿 〜 統制・情熱・勤勉の神殿

必要な物は全て揃った。
あとはこれらの物とともに、コデックスを元の場所に戻すのみ。
だが、コデックスの神殿に入るためには、統一性の神殿で宣託を受ける必要がある。
そのためには、まずはガーグランドにある3つの原理の神殿へ行くようにと啓示を受けた。
そこで祀られていたのは、アバタールにとっても馴染み深い者達であった。


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気球を使い、統一性の神殿に入る。
中には三角形を象った祭壇があり、頂点の部分にはそれぞれ、コデックス、予言の書、輪の書、が置かれる台座があるが、輪の書以外は今は台座の上にない。
この輪の書は、ガーゴイルの3つの原理と8つの徳についてを記した書物だ。
そして中央の三角形が統一性の祭壇で、宣託を受ける前に統制・情熱・勤勉の3つの神殿に行くようにといわれる。
ここに、それぞれの原理を極限まで追求した者がいるという。


ガーゴイルの3原理、統制・情熱・勤勉の神殿は、それぞれガーグランドの島の端に、三角形を描くように位置する。
それらの神殿に祀られていたのは、かつてアバタールが暗黒時代に戦った者達の魂であった。
彼らのその強大な魂は、ガーゴイル達の信仰する統制・情熱・勤勉の原理と一致していたのだ。


彼らはかつて世界を暗黒にした元凶であり、アバタールによって滅ぼされた敵であるが、既に魂だけの存在となり、アバタールに対する敵意もなくなっている。
戦いの記憶が甦る中、彼らはそれぞれの原理について語る。


彼らはそれぞれの持つ原理を追求したが、それを制御することができなかったため滅んだと言う。
しかし、ガーゴイルはその3つの原理を持つ故に滅亡の危機に瀕しても、なお生き抜く意思を持ち、その原理を制御することができる種族だと言う。
そして彼らはアバタールに、それぞれが持つ原理のマントラを告げる。






〜アバタール最後の旅〜


そして再び統一性の神殿へ戻り、統制・情熱・勤勉のマントラを告げると、つ いに宣託が下された。
人間とガーゴイル両者の運命を担って、アバタールはコデックスの元へと向かう。



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