Ultima6 プレイ記録 12 石版と狂人


ライキューム 〜 シンブラールの小屋 〜 ミノックの町

目的の銀のタブレットの半片を見つけ出したので、ライキュームのマリアに会いに行く。
そして、ついにイオロの持っていたガーゴイルの本が解読される。

本のタイトルは「予言の書」。
この本には、ガーゴイルの国に起こる出来事が予言として記されていた。
ガーゴイルの国が偽りの予言者によって滅びるという旨のことが書かれており、それを防ぐには偽りの予言者を生贄としなくてはならないとある。
この偽りの予言者というのが、まさにアバタールのことなのである。
かつてアバタールがコデックスを持ち去りったために地下世界に地震が発生し、そこで暮らしていたガーゴイルが滅亡の危機にあるという。
彼らにとって英雄アバタールは最も忌むべき存在であるのだ。
この問題を解決するのは簡単なことではない。
聖者アバタールとしては、単純にガーゴイルを滅ぼすことがベストな方法ではないのだ。

マリアの助言に従い、ドライランドに暮らすガーゴイル・シンブラールにガーゴイルのことを聞いてみると、彼らの神殿に行く方法を教えてくれた。
そのためには空を飛ばなくてはならないらしい……。

旅の写真集


解読した予言の書には3つの予言が記されている。
1つ目はアバタールがコデックスを持ち去ること。これはウルティマ4の時代。
2つ目はアバタールが地下世界に入ることにより、大地震が起こること。これはウルティマ5の時代とその後の出来事。
そして3つ目が、アバタールが生き残ったガーゴイルの前に現れて全てを滅ぼすということ。
これを防ぐためには偽りの予言者を生贄にするようにと締めくくられている。
まさに今、この3つ目の予言が起ころうとしているのだ。
 

シンブラールによると、ガーゴイルの神殿は地下世界の上空にあるため、中に入るためには空を飛ばなくてはならないらしい。
そして、空を飛ぶ方法についてはミノックに知っている者がいると教えてくれる。
で、ミノックの職人ギルドのマスター・セルガナーに聞くと、かつて気球を設計した男がスーテックの城に行ったことを教えてくれた。





スーテックの城

崇高の神殿でアバタールをレベル7に、慈悲の神殿でイアナをレベル5に、ジュリアとセントリをレベル4に上げた。
これでゲートトラベルの魔法が使えるようになったので、旅も随分楽になるだろう。
地図の探索で貯えた金で第6サークルまでの魔法を全て買い揃え、装備もかなり充実してきた。
魔法はあとは第7と第8サークルか……これが一番金かかるなぁ……。

そして、サーパンツホールドの東にあるスーテックの島へ行く。
ここは、かつてウルティマ5の時代にブラックソーンの城があった場所だ。
城は多くの仕掛けと隠し扉があり、容易に先に進むことができない。
内部に蠢く双頭の奇妙な動物達……そして狂気の魔術師スーテック……。
この城の地下で気球の設計図を入手し、ついでにそこにいた戦士ゴーンを仲間に加える。
代わりにそろそろレベルが上限に近づいてきたイアナを外した。

旅の写真集


スーテックの城とその島では、双頭の牛、ワニ、サソリ、ウサギ、などの奇妙な動物が這いずり回る。
これらは皆、スーテックの実験によって造り出された生物であり、こちらを見るなり襲い掛かってくる。
きっと命を終わらせてやった方が彼らのためであろう……。


魔術師スーテックは城の奥で数多くの狂気の実験を行っている。
彼はウルティマ5のにも登場しており、孤島の小屋でアバタールにシャドウロードを滅ぼす手掛かりを教えてくれた賢者であった。
しかし、何故このようなことをするようになってしまったのかは分からない……。
城の地下には彼の元に訪れた多くの技術者の死体が眠っており、探している気球技師もその1人であるという。


スーテックが飼っている双頭の馬、プッシュミー・プルユー。
スーテックによると愚者発見用の生物であるという。
通路の分岐点でナゾナゾをかけてくるが、そもそも言っている意味がよく分からないため、ナゾを解くことは難しい。
普通に東西両方の通路を行った方がよいだろう。
こいつと話した後にはデュプレもイオロも閉口するばかりであった。


最深部には気球技師の死体があり、気球の設計図を持っている。
そして、同フロアでは戦士ゴーンがウロウロしている。
彼はここで共に旅をする仲間を探しているというが、だったら何故こんな所にいるのであろうか……。
ゴーンもまたウルティマ5に登場しており、この場所にあったブラックソーン城に囚われていたのだが、何か思い入れでもあるのだろうか?
場所が場所だけに、彼からも奇怪なものを感じてしまう。






〜アバタールの不徳〜


ガーゴイルとの戦争が激しくなる中、ブリティッシュ城を守る衛兵は不足しており、国王は非常に危険な状態にある……!
そこで、親衛隊長のジョフリーをクローンの魔法で10数人増やし、王の警護に当たらせることにした。
どうせお前は大して役に立ってないから、これくらい揃ってようやく1人前だ。
じゃあ、これからは皆で仲良く任務に励めよ。

あ、こいつじゃない。
本物はあっちにいる奴だっけか。



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