Ultima6 プレイ記録 10 騎士と乞食


エンパイア号 〜 サーパンツホールド

続いては、難破したエンパイア号に乗っていた者が持っていた地図の破片を探しに行く。
ホーマーの情報によると、エンパイア号はサーパンツホールド付近で難破したらしいので、ボートに乗って近海を探索。
すると、亡霊と骸骨に囲まれたエンパイア号らしき船を発見し、中を調べて地図の破片を入手した。

続いてこの付近にある、まだ行っていない町サーパンツホールドに向かう。
この町にも地図の破片を持った者がいると、トリンシックのサンディーからの情報があったので丁度よかった。
ここには懐かしのメンツが多くいて、その中でもかつて共に戦った騎士セントリが仲間に加わってくれた。
代わりにジャグラーのブレインと別れる。頑張ってゾルタン一行と合流してくれ。
他に異国の戦士セガリオンも仲間に加わりたそうだったが、またパーティーメンバーを調整してからということにした。

地図の破片を持つ女性は、あるものと引き換えで交換してくれる。
それもこの町で手に入るのだが、なかなか貴重な物だけに勿体ない気がする。
    

旅の写真集


難破したエンパイア号の付近には、乗組員と思われる亡霊達が蠢く。
ブリタニアには、この他にも難破した船がいくつか存在する。
色々なところで沈んだ船の話を聞けるので、中にはヒントがあるのかも。


ウルティマ5にも登場して重要情報を話してくれたサー・サイモン。
騎士団長を務め、勇気の原理の炎の管理もしている。
この騎士団の会議室には、セントリ、セガリオンも含めて多くの騎士が集合する。
騎士達の話によると、頻発した地震でボーダーマーチ砦やグレイヘブン灯台といったウルティマ5の時代の建物が海に沈んでしまったことが分かる。


ウルティマ5でも共に戦った騎士セントリは、以前は最強クラスのファイターでデュプレよりも強かったが、今回はデュプレに少し劣る。
とはいえ十分に強いので活躍が期待できる。
今は一介の騎士団員となっているが、ウルティマ4の時代には彼がこのサーパンツホールドの城主だったという事実は忘れてはならない。


トロルのような歩き方をする、と形容されている女性モーチュラ。
実は元ホーキンズの部下の海賊である
デュプレが『あんた海賊じゃないのか』と言ったのを機に正体が発覚する。
騎士団の証の盾と引き換えに地図の破片をくれる。
昔キャプテン・ジョンに求婚されたと言い張るが怪しいものだ。


鍛冶屋のゲーリックは、見た目もセリフもかなり危ない男だが腕は確かなもので、ハルバードやドアシールドなどの強力武具を売っている。
材料があれば騎士団の証であるサーペントシールド(マジックシールド)を製作してくれるが、これは一度きりなので、やはり貴重な品である。





ジェロームの町 〜 ヘフティマスの洞窟

2枚の地図を入手した後は、これまた比較的近くのジェロームの町へと向かった。
この町にも元海賊の男がいるというのだ。
男の名前は明らかにされなかったが、一通り探せばすぐに判明する。
現在は乞食をしているが、片腕がフックの男ヘフティマスは見るからにといった風貌であり、彼に話を聞くと地図の在り処を教えてくれる。
場所はロングのダンジョン、またまた危険な冒険になりそうだ。


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ジェロームの乞食ヘフティマスは、かつて名高い海賊だったが、ホーキンズに片腕を切り落とされて廃業したと言う。
ホーキンズ殺害に一枚噛んでいてもおかしくない男だな。
肝心の地図の破片は、ロングのダンジョンで焚き付けにしようとしたところで魔物に襲われて逃げ出したため、そのまま洞窟内にあるという。
この洞窟は彼がねぐらとしているためか、ヘフティマスの洞窟という名が付いている。


ヘフティマスの洞窟は比較的単純な造りで、敵もさほど強くはない。
特に中に何かがあるわけではないが、一箇所、謎の祭壇のある部屋があり、スケルトンと魔術師がいる。
NPCではなく敵なので会話はできないが、あまりよろしくない事をしているのは間違いないだろう。
洞窟の入口は、ジェロームの町中の他に名誉の神殿付近にもあり、こちらから入ると「勇者の洞窟」表記される。
また地下2階はダンジョン・デスパイスにつながっているという、案外広い洞窟だったりする。





シェイムのダンジョン

ヘフティマスが地図を隠したロングのダンジョンは、ユーよりも更に先の大陸北岸にある。
ジェロームからだと中々に遠いので、道中にあるシェイムのダンジョンに先に寄ることにした。
この洞窟の中にもホーキンズの部下が向かったという情報があるし、ブリティッシュ城の付近にあるため回復がてら丁度良い。

シェイムは細い一本の通路が続く洞窟のため、多少の分岐点はあるものの、ほとんど迷うことのない単純なダンジョンだ。
一番奥にいた元ホーキンズの部下・イバラに会い、地図の破片を入手した。
洞窟を出た後、崇高の神殿でシャミノとイオロをレベル6に上げ、慈悲の神殿でセントリをレベル4に上げた。


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シェイムのダンジョンは火山の中に位置する。
シェイム<恥>はトリンシックの<名誉>の徳と対になるものであるが、トリンシックから行くよりもブリティッシュ城から行く方が断然近い。


入口付近には鉱夫が使っていたと思われる小屋が建ててある。
そう、このダンジョンは金塊が取れるのだ。
よく見ると、通路の所々に金塊が落ちており、拾い集めると40〜50個は軽く集まるため、かなり資金が潤う。
またスコップやツルハシを持って坑道を掘ると金塊が出てくることもあるので、時間さえあれば金稼ぎにはうってつけだろう。
小屋にある物を持って行って掘ってみましょう。


元ホーキンズの部下イバラは、食料を盗んでくる敵・グレムリンが大量に発生する部屋の中にいる。
ダンジョンの中で飢えており、もうずっと何も食べていないらしく、食料を懇願してくる。
地図の破片は食料と交換となるのだが、彼はどれだけ食料を与えても満たされることなく要求し続けてくる。
最後は断ることになるのだが、その時には体力が尽きたのか昏倒してしまう。
だったらこんな洞窟出ろよ……。



〜アバタールの不徳〜


睡眠中の人は、ベッドの中で寝ている者以外だったら動かすことができる。
このジェロームの町の酒場で夜な夜な大暴れするロクでなし共は、昼間は酔いつぶれてベッドの中でなく「上」で倒れるように眠っているため、目覚めるまではどこまでも引きずっていくことができてしまう。
なので、海辺まで引っ張ってボートに詰め込み沖へ流し、自分のしたことを反省させましょう。




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