Ultima6 プレイ記録 09 蟻と竜


ニカデマスの小屋 〜 蟻の巣

崇高の神殿でアバタールとシャミノを、それぞれレベル6とレベル5に上げ、勇敢の神殿でイアナとジュリアを、レベル5とレベル4に上げた。
金も随分貯まったので、スカラブレイのホランスの所と、ユーの南東の森に住んでいる魔術師・ニカデマスの所へ行って魔法と秘薬をまとめ買いしておく。
結構な額をを貯めたと思ったが、まだ第3サークルまでも揃えられない。先は長そうだ。
とりあえず、ルーンも全部集まったことだし、バッカニアーズ・デンで聞いた情報を元にホーキンズのかつての9人の部下を探して地図の破片を探しに行くことにした。
まだ解放してない神殿もあるが、道中のついででもいいだろう。

ということで、まずは「ドライランドの悪魔を倒しにいったホークノーズ」とやらを探しに行く。
ドライランドの悪魔といえば、ガーゴイルのシンブラールのことであろう。
彼の小屋に行って話を聞いてみると、それらしい男が蟻に捕まったらしいという話をしてくれた。
献身の神殿の南に広がるドライランドには、巨大な蟻が生息しているのだ。


旅の写真集


ユーの南西に住む魔術師ニカデマスは、多くの呪文と秘薬を売ってくれる。
また、呪文を込めて使う魔法の杖を扱っているのはここだけ。
また何度もお世話になりそうな場所なので、新月のムーンストーンを屋敷の入口に置いておいた。
これでゲートトラベルが使えるようになった時には簡単に来ることができる。


アリだーー!!
と叫びたくなるほどでかいジャイアントアントの巣。
中は当然ながら蟻の巣状の大迷路となっており、探索には苦労させられる。
このジャイアントアントは見かけのわりに大して強くないが、とにかく数が多く、いつのまにか背後から襲ってくるのでおぞましい。


蟻の巣の奥には、外部から持ってきたと思われる死体やガラクタの山が積み上げられている部屋がある。
中にはガーゴイルやジャイアントの死体まであり、これらも蟻に殺されたかと思うと凄いものだ。
この蟻達は、こうやって丸ごと巣の中に引き擦り込む習性があるようです。


最深部には、壇上の蟻を囲うようにして多くの蟻がひしめいている。
こいつがここの女王蟻だろうか。
しかし、他の蟻と強さに違いはなく、倒しても何かあるわけではない。
この部屋の近くに、蟻に連れ去られた海賊ホークノーズと思われる死体があり、地図の破片を入手した。





トリンシックの町 〜 ダスタードの洞窟

慈悲の神殿でデュプレをレベル6、ブレインをレベル4に上げた後、トリンシックに向かう。
ここには水夫と一等航海士がいるとのことだ。
酒場にいるコックのサンディーに話しかけると、どうもそれっぽいことを口にする。
だが、マジンシアパイを作るためのドラゴンの卵と引き換えの情報だとのこと。
ギブアンドテイクということですか。

ドラゴンの卵はトリンシック付近のダスタードの洞窟にあると言うので、早速向かう。
しかし、この洞窟に棲息するドラゴンは強敵……!
不可視の指輪を駆使して深部まで行き、苦労して卵を入手する。
そして、卵と引き換えにサンディーからは地図を持つ者達の居場所を聞くことができた。
バッカニアーズ・デンでは半分くらいしか教えてくれなかったので、これで全員の居場所が分ったことになる。
その中には意外な人物も……。

旅の写真集


トリンシックにいるサンディー。
見るからにといった感じだが、彼は元ホーキンズ部下の海賊であった。
今は真面目にコックをやっているらしく、マジンシアパイなるものを作りたいそうだ。
その材料となるドラゴンの卵を持っていくと、ホーマーが教えてくれなかった残りの地図を持っている者の居場所を教えてくれる。


ダスタードはドラゴンが棲息する危険なダンジョンである。
ドラゴンは非常に強力で、早いし強いし魔法で悪魔を召喚するしと、1匹でもかなり手こずる相手だ。
こちらもかなり強くなっているのだが、あまり戦いたくない相手であるので、極力戦闘は避けて進んだ。


ダスタード最深部には、多くのドラゴンがひしめく中に卵がある。
こんな所に足を踏み込んだら命がいくつあっても足りないので、単独行動で不可視の指輪を付けてこっそりと持ち去った。
この他に、マジックシリーズの武具一式や、ライトニング・ファイアーワンドなどの高級アイテム、そして多くの金塊もある。


サンディーから聞いた地図の持ち主の1人は、なんとトリンシックの市長ウィットセイバーであった!!
問い詰めると地図の破片をくれたが、彼は既に真面目に生きる決意をしているらしく、このことを黙っていてほしいと言う。
以前に紹介した彼の部屋の奥には、海賊ホーキンズの一等航海士だった時代に使っていたと思われる六分儀や航海日誌、そして多くの金貨がある。
しかし、心を入れ替えたからといって市長にまでなってしまうのがすごいな。




〜アバタールの不徳〜


せっかく魔法をいっぱい買ったから試してみるか。
このサンディー、アバタール様を危険なダスタードのダンジョンへ使い走りにした報いとして、家の扉に魔法の鍵で施錠してやる!
ハハハ!どうだ!出られんだろう!
もう仕事に行かなきゃならん時間だぞ、家の中でボサッとしてていいのか?
あ〜あ、スッキリした。
まあちょっと目を離すと、いつの間にか家から出てるけどね。




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