Ultima7 Part2 Serpent Isle  プレイ記録

はじめに

Serpent Isle(サーペントアイル)は、正式なタイトルにUltima7 Part2とある通り、前作Black Gateに続くシナリオです。
Ultima8ではなくPart2である理由は、ゲームシステムの大部分を前作Black Gateから流用しているためであり、製作者のリチャード・ギャリオット氏の理念として、ウルティマのナンバリング作品を同一システムで作らない、という考えがあるため、本作はあくまでUltima7の補完シナリオという位置付けになっています。
しかし、長大過ぎて収まりきらなかった前作の完結編ということもあり、決して外伝的作品ではなく、他のナンバリングと同じくらいのウェイトを持つ非常に重要なシナリオとなっています。
これも前作と同じく日本語移植はされていないため、全編英語でのプレイとなりますが、頑張ってみたいと思います。
今回も、プレイにあたってはEXULTを使用します。


それでは、アバタールを作成して開始です。
今回も占いのキャラメイクは無く、名前を入力してポートレイトを選ぶのみ。
ちなみに、前作では男女1種類ずつだった顔は、各3種類に増えています。




また、前作のForge of Virtueのように、今回もSilver Seedという追加シナリオが用意されております。
どのタイミングでこのシナリオに差し掛かるかは分かりませんが、これもきっちりプレイする予定です。



あらすじ

このサーペントアイルは、前作のストーリーを知らないと最初から置いてけぼりとなるため、以下に簡単なあらすじを記します。

まず、前作Black Gateでブリタニアにやってきたアバタールは、謎の組織フェローシップの暗躍を追跡し、その背景に潜むガーディアンの存在を突き止めます。
そして、フェローシップ幹部のエイブラハムとエリザベス、そして暗殺者フックとフォースキスを倒し、ガーディアンをこの世界に召喚するためのブラックゲートを破壊することに成功したものの、教祖のバトリンには、あと一歩のところで逃げられてしまいます。
これが、前作Black Gateでのストーリーです。
アバタールがブリタニアにやってきた時に現れた赤いムーンゲートは消えてしまったため、それ以降アバタールは元の世界に戻っておらず、ずっとブリタニアに滞在し続けています。
この間に起こったエピソードが、Ultima UnderWorld2での出来事です。
そして、今回の部隊となるサーペントアイルという島は、Ultima3でエクソダスを倒して地殻変動が起こる前の世界の一部、つまり、ブリタニアがソーサリアと呼ばれていた時代の遺物と言われています(詳細はマニュアルを参照)。



オープニング




<ロード・ブリティッシュ城>
ブラックゲートの破壊とフェローシップの散開から18ヶ月が過ぎた。




「陛下」

「我々は、バトリンの持ち物の中から1つのスクロールを発見した。そして、この地図には、Serpent Isle(サーペントアイル)と呼ばれている島への道のりが示されている」





「確かに、机の上に置いてみましょう」





「さがれ!」





「バトリンよ!私がブラックゲートを通り、この世界に来るのを、万が一アバタールが阻止するようであれば、グウェノという女の後をつけ、サーペントアイルに来るように命ずる。そこで、ブリタニアを滅ぼす計画の概要を説明しよう!」





「アバタールよ、汝をサーペントアイルに送らなくてはならない。2つの柱の間を通過するのだ」






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