Ultima Savage Empire
05 秘境への道

ここでジミーとドクレイがレベル6となった。
やっぱレベル上がりやすいな。

バラッブ族を連合に加えるためには、グレート・メサにあるという花の根を取りに行く必要があるが、肝心のグレート・メサに行く方法が分からない。
このイーオドンの谷には3つのメサがあり、そのうちの1つにバラッブ族が暮らしているが、グレート・メサを含む残りの2つには、今となっては行く方法が分 からないと言われている。
仕方ないので、この西にあるというサックラー族の集落を先に探すことにした。


崖を上って西へと進んでいくと、巨大な青い塊が転がっているのが見えた。
よくよく見ると、そこら中に落ちている。



これこそが、バラカイの言っていた青い石のことであろうか。
丁度ラフキン教授がハンマーを持っていたので、これを使って削り取ると、小さな青い石の破片が手に入る。
この石をトプルの元に持っていけば、彼の失われた心が戻るはずだ。
こんなに簡単に手に入るとは……トプル、哀しき男……。


しばらく歩くと、この付近に洞窟を見つけた。
中に入ってみると、そこには巨大なトカゲのような部族が数多く暮らしていた。



なんと、彼らがサックラー族であった!
よもやリザードマンだったとは思わなかった……。

部族の民や族長に話を聞いてみると、どうやら彼らの一族は、この谷の太古の都市コトルで暮らしていた先住民の末裔らしい。
つまり、この谷の先住民は恐竜の血を引いた者達だったということだ。
しかし、この谷に奴隷として連れてこられた人間達が叛乱を起こし、コトルの都市は滅びたと言う。
末裔であるサックラー族は、現在ではこのように洞窟で細々と暮らしているらしい。
見た目は凶悪な彼らだが、人間と同様に理知的な種族であり、一族の戦士キススタアはミルミデックスと戦うために仲間に加わってくれると言う。



リザードマンだけあって非常に頼もしい能力である。
アバタールよりも知力が高いのがプライドを傷つけられるところだ。
しかしパーティー人数が満員なので、ここはちょっと待機していてもらおう。


そして、族長シスカールに部族連合の話をすると、やはりタダでは引き受けてくれなかった。



この谷の北部に、彼らが薬として重宝している緑色の実の成る木があるらしいが、ここにサンダラーという大トカゲが現れて訪れる人を襲うため、非常に困って いるらしい。
このサンダラーを退治してくれれば連合に加入してやるとのこと。

うーん、なかなか厄介そうな頼み事だ。
やるべき事も、まだいっぱい残っているので、これは後回しにさせてもらおう。

とりあえず青い石も手に入れたことだし、トプルの元へ行ってみるか。


シスカール

サックラー族の族長。
古の都市コトルの民が、サックラー族の先祖だと教えてくれる。
また、部族連合のためには、かつての英雄オロロが用いた大きなドラムを、ナフアトラの北にある丘の上に用意する必要があると言う。

クススシンドラ

サックラー族の老人。
外のジャングルの中にいるので、保護色で非常に見つかりにくい。
彼らが薬として重宝している緑の実のことを教えてくれる。







トプルに会う前に、道中のヨラルー族の村へ寄り、この部族も連合に加わるようにと族長のアパトンを説得した。
すっかり忘れていたが、最初の村のクーラックとヨラルーも、もちろん部族連合の対象である。

クーラック族の連合加入の条件は、さらわれたアイエラを救出することであるので、こちらはまだできない。
そして、このヨラルー族の連合加入の条件は、黒曜石の剣を10本持ってこいとのことだった。
彼らはミルミデックスに部族の武器職人を殺されてしまったので、武器が不足しているらしい。

この剣はナフアトラの町に大量に落ちているし、武器屋でも売っているので集めるのは楽なものだ。
さっさと掻き集めてアパトンに献上すると、約束通りヨラルー族もアバタール連合に加わった。



部族間の争いを止めるための連合なのに、何故武器を大量に必要とするのかが不審なところだが、まあいいだろう。





さて、アバタールの持つ青い石の力で、ようやく失われたトプルの心が元に戻る!
トプルの島を訪れて青い石を見せると、彼はたちまちそれを引ったくり、何と飲み込んでしまった。
トプル曰く、これで元通りに心を取り戻したらしい。

取り戻したいうか、そもそも失われてはいなかったわけなので、変な石を飲み込んで健康を悪化させただけな気がするが、とにかく正気を取り戻してくれた。



そして、彼はウラリ族の村について教えてくれた。
ナウアトラの東に洞穴群があるのだが、そこの北から2番目の穴がウラリ族の秘境への道となっているらしい。
いよいよ佳境となってきたようだ。


ウラリ族の秘境へ行く前にパーティー編成をすることにし、ドクレイを外してシャムルーを加入させた。



シャムルーことシャミノは、他の仲間達と違って村の郊外にいるため、会いに行くと獣に襲われていることがある。
運が悪いと、そこで話しかける前に死んでしまうこともあるという、ちょっと困った奴だ。






トプルから聞いた地へ行ってみると、話のとおり多くの洞窟があった。
そのうちの1つに入ってみると、そこには人が住んでいた。
彼は絵描きであり、アバタールを見るなり獣皮に絵を描き始める。
この洞窟で壁画などを描いて暮らしているとのことだ。



ウラリ族について聞いてみたが、彼自身がウラリ族なので、集落については教えることができないと言う。


デニス

実は彼は、ウルティマシリーズのパッケージ絵などのイラストを手がけた、デニス・ルーベ氏本人がモデルとなっている。
会話の後、獣皮に描いたアバタールの肖像画をくれる。



仕方ないので片っ端から洞窟に入って行くと、他よりも奥行きが広い洞窟を見つけた。
洞窟は東へと続いていくので、おそらくこの場所で当たりだろう。
中は広いが、さほど複雑ではないようだ。



でも熊は強い。
うっかり攻撃を喰らうと大ダメージだ。


そして洞窟を抜けると、更に東へと道が続いていた。
ここを進めば、ウラリ族の秘境へと辿りつくことができるはずだ。
道を歩き、河を越え、東へ東へと進んで行くと、途中で巨大な生物を見つけた。



OH!NO!
T・レックスじゃねーか!

なんと、河の中州にT・レックスが立ち塞がっている。
このサベージエンパイアでは、T・レックスはその分厚い外皮のために決してダメージを与えることはできず、無敵のモンスターとなっている。
しかも、一発攻撃を喰らったらほぼ即死するほどの強力な攻撃力まで持っている。
危険極まりない敵ではあるが、この他に回り道などは無いようだ。
先に進むためには、どうしてもこのT・レックスの傍を通り抜けなくてはならない。

意を決して横を走り抜けるが、5人で隊列を組んでいると、サイドに位置する仲間が喰われてしまう。
この中州は狭いので、どうしても誰かがT・レックスに引っかかってしまうのだ・
まあ、死んでも祈祷師インターニャに診せれば甦ることはできるのだが、死体を担いでクーラックの村まで戻るのが非常に骨が折れるので、ここは少し方法を変 える。

ウルティマ6と同様に、単独で行動するソロモードに切り替え、1人ずつ順番に通過して行く。
これならば、巨体のT・レックスの背後に回りつつ比較的安全に走り抜けることができた。
向こう岸の河まで入ってしまえば、もう奴は追ってこない。
こうやって、5人全員の渡河に成功した。


そして、T・レックスの河を越えた先に、遂にウラリ族と思わしき部族民を発見。



決戦の時は近い……!


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