The Elder Scrolls5 - Skyrim
プレイ記録04 ブリーク・フォール墓地


塔の中を一通り見回った後、雪降り積もる山を登っていくと、ようやく何かの遺跡のような物が見えてきた。
どうやら、これがブリーク・フォール墓地のようだ。



あの店主は簡単に行けるはずだ、なんて言っていたが、とんでもねえ場所だ。


石段を登ると、さっそく山賊共が襲い掛かってくる。
ふむ、やはりここが山賊のねぐらになっているようだな。





さっさと斬り殺して墓の入口を探す。
共同墓地のような所をイメージしていたのだが、ここはもっと大規模な陵墓のようだ。






薄暗い墳墓の中には小動物の死骸が点々としており、広間の奥には人の気配もする。
仲間割れでもしたのか、山賊の死体も転がっていた。






少し奥に進むと、囲炉裏を囲んで食事をしていた山賊達に出くわした。
よーし、おまえら、そこから動くな!さっさと金の爪を出せ!



だが、彼らを全員倒して持ち物を調べてみるも、金の爪は見つからなかった。
周辺を探してみても、それらしき物は見つからない。



広間からは細い道が続いており、まだまだ墓の奥深くへと入って行かなくてはならなそうだ。



墓の内部ということで貴重な宝の数々を期待したものだが、全然目ぼしい物がない。
既に山賊達に荒らされてしまったのか。



どんどん先へ進んで行くと、通路の奥から1人の山賊がこちらに向かってきた。
どうやらボスのお出ましのようだ。
その名も…『山賊の無法者』!



…何か変だ。
『無法者の山賊』ってのが元の英語のような気がする。


ともかく、この山賊の無法者はボスだけあってなかなか強い!
雑魚山賊とは違って斬っても斬っても倒れないし、攻撃力も高い。



だが長期戦の末、ようやく山賊の無法者を斃す。
少しはできるようだが、相手が悪かったな。

さて、爪を…って、持ってないじゃん。



こいつも持ってないとなると、いったい何処にあるんだ…?



先にある部屋は鉄格子で遮られている。



目の前にあるレバーが開閉のスイッチのようだが、これを動かすと壁から矢が降り注いでくるというトラップだ。


だが付近をよくよく見ると、壁に奇妙なレリーフが彫ってあり、動かして模様を変えることができる。





そして鉄格子の上には、壁のレリーフと同じ模様の彫られた顔が2つ。
レバーの隣に埋まっている顔は、おそらくずっと昔にそこから崩れ落ちたものだろう。



この顔と同じ順番で壁のレリーフを揃えると、罠は解除されて鉄格子が開いた。


先の部屋には宝箱があった。
しかし…



当然この宝箱の中に金の爪があるものだろうと思っていたが、中にはガラクタしか入っていなかった。

そして、まだまだ下に螺旋階段が伸びている。
いったい、この墓地はどこまで続いているのか…?





螺旋階段を降りると、どこからともなく声が聞こえてくる。
おそらく盗賊の一味だろうか…。



しかし、同時に周囲一面には蜘蛛の巣が。
非常に嫌な予感がする。


蜘蛛の巣を剣で切り払い、部屋に入ってみると…
そこには思ったとおり、巨大な蜘蛛が!



さっきの声は、奥の蜘蛛の巣の塊の中から聞こえてくる。
どうやら山賊はまだ生きているようだ。
早くこいつを退治して爪の在り処を吐かせなくてはならないだろう。


部屋に入ると同時に、このフロストバイト・スパイダーが襲ってきてバトルとなった。
相手は1匹なので、その場で向き合って鋼鉄の剣で滅多打ちにする。
オラオラオラ!これでも喰らいやがれ!



…が、この蜘蛛めちゃくちゃ強い。
半端じゃない攻撃力で、あっという間にHPを減らされてしまった。
急いで回復薬を飲んでピンチを凌ぐも、もうちょっと遅かったら死ぬところだった。
ちょっと前に習得した「回復術の素人」とか、とても使ってる場合じゃねえ。
相手も自分も一歩も動かず、激しい殴打戦が繰り広げられる。


回復薬を3つ消費したところで、ようやくこの蜘蛛野郎にトドメを刺すことができた。
『傷ついたフロストバイト・スパイダー』って名前のくせに、何て強いんだ。





部屋の奥で蜘蛛の巣に包まれてもがいている山賊、韋駄天のアーヴェルを見つけた。



こいつが金の爪を持っているようだ。
助けてやるから金の爪を返せと取引を持ちかけると、まず糸から出してくれないことには、返す物も返せないと訴えるアーヴェル。




仕方ねえな、と剣で糸を切ってやると…。
糸がある程度解けて動けるようになったところで、アーヴェルは墓の奥に向かって一目散に逃げ出した。



こ、こいつ!さすが韋駄天という呼び名なだけある奴だ。
逃がさんぞワレ!


しかし、ようやく追いついたと思ったところで、横穴に安置されていた死体が突如起き上がった。
こ…こいつは、墓のミイラ!?



起き上がってきたのは1体だけでなく、しかもこちらに向かって襲い掛かってくる!
ミイラはかなり強く、山賊を軽く葬るほどの腕前を持つアバタールであっても、1対1でギリギリの勝負であった。


何とか全て撃破して周囲を見回すと、韋駄天のアーヴェルが他のミイラに襲われて死んでいた。
Oh…南無阿弥陀仏…!せっかく助かったのに馬鹿な奴だ。



アーヴェルの死体を漁ると、お目当ての金の爪を持っていた。
これでクエストは達成だが、彼の日記に気になることが書いてある。

『手が震えている。ついに金の爪を手に入れた。これで古代ノルドの英雄の力もこの手の内だ。愚かなルーカン・バレリウスは、お気に入りの店の飾りがブリー ク・フォール墓地への鍵だとは知る由もなかった。あとは物語の広間へ行き、扉を開けるだけだ。伝説によると、卑しい者を近づけぬよう、ノルドはある試練を 組み込んだらしい。だが、心配ない。なぜなら、「金の爪を手にすれば、答えは手の平にある」からだ。』

彼の日記からすると、この墓は古代ノルド人の英雄か何かを埋葬している墓のようだ。
どうやら、まだ墓の奥を調べてみる必要がありそうだ…



墓の奥はまだまだ広く、さきほど戦ったドラウグルというノルドのミイラ戦士も続々と出てくる。



こいつらが持っている古代ノルドの剣や斧は普通の鉄製の武器よりも威力が高く、2〜3体に囲まれるとアッというまにやられてしまう。
さらに墓には罠 も仕掛けられており、これまでと比べて断然危険だ。





どこまで続くのかも分からない古代陵墓をひたすら奥に歩き、精神的にも疲労してきた頃合。
いつしか、墓は地下水脈が流れる洞窟になっていた。

 

ただの山賊退治だと思ってたのに、何故こんな所に…。
壁から生えている光キノコをむしりつつ、鍾乳洞を下へ降りて いく。



洞窟を抜けると、前方の広い部屋から何やら強そうなミイラが現れた。
その名もドラウグル・ウォーカー…!



ウォーカーって、どういう意味?歩く奴?他のも歩いてたよ?
ともかく、こいつがボスなのか!


普通のドラウグルよりも一層強かったのでタイマン勝負でもかなり苦戦したが、何とか打ち倒す。
このズームアップのシーンは、クリティカルヒットっぽいのが発動した時のカットです。




これで金の爪の謎が解けるかと思いきや、何と部屋の奥にはまだ扉がある。
想像以上に長いブリーク・フォール墓地…。
武器屋のおっさんの頼みごとを軽々しく引き受けたことを少し後悔しつつ、墓の奥へ向かうのであった。



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