タクティクスオウガ 運命の輪
プレイ記録 ユニットの成長について

ここで、レベルアップに関する仕組みが分かりました。


タクティクスオウガ・運命の輪では、戦闘終了時に経験値が精算され、そこで各クラスのレベルが上がっていきます。
この時、戦闘に参加しており、かつレベルアップしたクラスに就いているユニットは、ボーナスとしてベースパラメータが上昇するようです。
クラスごとのレベルはパーティーで共通なので、途中で雇用したユニットを含めて全員が同じレベルとなるけど、実戦を積んでレベルアップしたユニットの方が ステータスが高くなるということです。
さらに、レベルアップを経験した回数そのものが基礎能力アップに直結するようなので、1つのクラスで10レベル経験させるよりも、3つのクラスをそれぞれ 5レベルずつ経験させた方が良いみたいです。


前述のとおり、クラスレベルはパーティーで共通のため、レベルアップ=ステータスアップの機会は全メンバーで限られています。
この観点から見ると、全員をバラバラのクラスで育てた場合には、そのクラスのレベルアップボーナスの恩恵に授かれるのが1人だけとなるので、非常に非効率 です。
せっかくなら、1つのクラスのレベルアップは、なるべく多くのユニットに経験させたいところです。


極論、ゲストユニットを含めた全員を毎回同じクラスにして戦い、レベルが上がったら一斉に別のクラスに転職する……と繰り返して各クラスのレベルを上げて いくというのが、全メンバーに最もムダなくレベルアップを経験させる方法でしょう。
もちろん、偏ったクラスで戦闘に挑むのは通常以上に苦戦を強いられることになるし、今回はクラスチェンジにアイテムが必要だから頻繁に転職を繰り返せない し、何より新しいクラスは全てレベル1から始まるため、全マップをこの方法で進むというのは不可能な気がしますが、このことを意識しておいた方がユニット の育成には圧倒的に有利でしょう。


と、このような事実が分かってしまったので、いったいどのくらいの違いが出るのだろうと思い、試しにチャプター1を全員同じクラスにして再度やり直してみ ました。









開始地点はアルモリカ城を奪還直後で、ウォリアーのみはレベル3となっている。
最初にプレイした時と同じように8人を雇用して、クラスチェンジ用のアイテム各種を買い漁って進軍開始!





タインマウスの丘   全員ルーンフェンサー&ヴァルキリー  レベル1

最初のマップということで、全員レベル1でも苦労はしなかった。
ヴァイスはウォリアーからクラスチェンジできないため、経験値をやらないためには戦闘不能にして離脱させておく必要がある。
ゲストのカノープスが生き残ってしまうが、ここは仕方ない。

戦闘終了後、ルーンフェンサー&ヴァルキリー レベル4にアップ。





クリザローの町   全員クレリック  レベル1

いきなり超難関になる。
カノープスも含めて全員クレリックにしたので、アンデッドはヒールで何とかなるけど、普通の人間ユニットには全く歯が立たない。
カノープスにバックラーで殴らせることによって、僅かにダメージを与えることができる程度だ。
そのため、ここではヴァイスがいかに敵を倒してくれるかが鍵となり、全員が全力で彼の回復をした。
ヴァイスは生き残ってもウォリアーのレベルは上がらなかったので結果オーライ。

戦闘終了後、クレリック レベル4にアップ。





クァドリガ砦   全員クレリック レベル4

敵が全員アンデッドなので、ヒール連発で意外と何とかなったが、問題はクリア条件であるニバスの撃破だ。
クレリックは移動力が低く、砦の上にいるニバスに近づくのが非常に困難なため、カノープスがバックラーでノックバックさせ、少しずつ下に落としつつ戦う。
ここでもヴァイスに頼りたかったが、彼は魔法による集中攻撃を受けやすいため、ニバスに辿り着く前に戦闘不能となる。
アンデッドはいくら消滅させてもすぐに召喚されるし、敵のゴーストがキュアリーフでニバスを回復させるため、時間が経つにつれて味方もバタバタと倒れてい き、さすがにクリア不能かと思った。

しかし、何とかニバスを隅に追い詰めてデニムとカノープスで囲み、カードを駆使してダメージや命中率を高め、辛うじて勝利できた。
ここが一番きつかったかも。

戦闘終了後、クレリック レベル6にアップ。





ゴルボルザ平原   全員ウィザード レベル1

敵があまり強くないし、障害物のない地形なので、レベル1でも何とかなりそうなウィザードで挑む。
ウィザードは殴られたら2発で死ぬし、回復はカチュアしかできなかったけど、距離を取りつつ魔法を連発して殲滅に成功。
ゲストのレオナールとヴァイスは、装備を剥ぎ取っておいたので勝手に自滅した。

戦闘終了後、ウィザード レベル7にアップ





古都ライム   全員ルーンフェンサー&ヴァルキリー レベル4

難しいマップなので、この職業を使った。
ルーンフェンサーはレベル4でヒールが使えるようになるし、移動力も高いのでシスティーナを救助するにはうってつけだった。
だが攻撃力は低いので、魔法を使わないとロクにダメージを与えられない。
ドラゴンに手間取ったものの、普通にやった時よりは楽にクリアできた。

戦闘終了後、ルーンフェンサー&ヴァルキリー レベル7にアップ





ボルドュー湖畔   全員ウォリアー レベル3

この時点でもステータスはかなり上がっていたものの、やはりレベル3ウォリアーのみではキツかった。
何より、ウォリアーでは回復ができないので、ひたすら攻撃のみの激戦となった。
カノープスとデニムだけは敵と互角以上に戦えたものの、他のメンバーは攻撃・命中ともに、さすがに無理がある。
ゲストのラヴィニスに頼るという方法があったけど、最後まで残られると味方でも倒せそうにないので、装備を外して早々に退場してもらう。
何とか殲滅には成功したが、多くの負傷者を出した。

戦闘終了後、ウォリアー レベル8にアップ





ゾード湿原   全員ウィザード&ウィッチ レベル7

ガンプとグリフォンは強いので、ここは必勝の布陣で挑む。
この時点でレベル7ともなると敵よりも上だし、これまでの修行によって目に見えるほどステータスも高くなっていたので、楽勝で殲滅できた。
ラヴィニスとヴァイスもついでに殲滅。

戦闘終了後、ウィザード&ウィッチ レベル9にアップ





バルマムッサの町・第1戦   全員アーチャー レベル1

このマップでの最初の戦いは、こちらが圧倒的に有利な位置で始まり、しかも敵が皆弱いので、この職業のレベルを上げる最後のチャンスかもしれない。
天候がずっと嵐だったので矢は全然命中しなかったが、ミニマムダガーをもたせたデニムとカノープスを特攻させて何とかなった。

戦闘終了後、アーチャー レベル9にアップ





バルマムッサの町・第2戦   全員バーサーカー レベル1 (カノープスのみヴァルタン)

さて、ここがチャプター1最後にして最大の激戦だ。
レベルの高いクラスで挑めば何てことない相手ばかりだが、多分この辺がレベル1でも挑めるギリギリのところだろう。
この時点でまだレベル1のクラスは、ナイト、バーサーカー、ビーストテイマーの3つだが、これらのクラスチェンジアイテムは現時点では店で買えず、人数分 のクラスチェンジアイテムが揃っていたのはバーサーカーのみだったため、必然的にこのクラスとなった。
カノープスだけはバーサーカーになれないので、人間ユニットの就くことのできないヴァルタンにしておく。

先ほどと同じく、カチュア以外回復魔法を使えないため、ひたすら攻撃のみの力押しバトルとなるが、ここはさすがに敵が強い。
レベル1では強力な武具も装備できないし、いくらステータスが通常より高いと言えど、敵との戦力差は歴然である。
攻撃は当たらないし、当たっても全然効果ないしで、もう全然無理な状況だった。
こちらの攻撃は40%の確率で10ポイントくらいのダメージなのに、敵は50ポイントのダメージとかなのである。

1人レベル3のカノープスだけが、まともに戦える戦力だったので、彼の魔法攻撃と必殺技だけが頼みの綱であった。
カノープスが少しずつ敵を削っている間、他の味方はやられまくるが、祝福の聖石とキュアリーフを全部使い切って何とか凌いだ。
いや、ほんと、よくクリアできたものだ。


戦闘終了後、バーサーカー レベル8にアップ








さて、そんな苦労を重ねて、ようやくチャプター1をクリア。
はたして、以前(全キャラクターをバラバラのクラスで育成)と比べてどれほどの違いが出ているだろうか?



(左:以前のデータ   右:今回のデータ)

 

おお、同じレベルだというのに、こうして見ると全然違う!
チャプター1の9戦だけで、約20%くらい強くなっています
ここまでの差が出るとは……!




汎用キャラも、こんなに強くなりました。
(左:以前のデータ   右:今回のデータ)

 

敵の雑魚キャラより弱かった汎用キャラ達も、以前のデニム君を上回る強さとなっています。
8人をローテーションさせてレベルアップしたため、デニムと比べて上がり幅は若干少ないですが、それでも十分でしょう。
チャプター2から先はイベントで強力なキャラがどんどん加入していきますが、彼らもレギュラーの座を保つことができそうです。




チャプター1だけで、これだけ強化できれば、この先でリセットする回数もかなり減るだろうと思われますので、苦労した甲斐はありました。
ただ、ここから先は敵も強力になってくるし、店で買えないクラスチェンジアイテムも増えてくるため、同様の方法で全員を一斉に強化するのは困難かと予想さ れます。

しかしまあ、これで育成方法は分かったので、今後もなるべく意識しながら進めてみることにします。




この時の戦績




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