タクティクスオウガ 運命の輪
プレイ記録 CHAPTER 3 - 2

ザエボスを倒してガルガスタン軍を滅ぼした帰り道の途中、バハンナ高原でウォルスタ軍に追われている謎の男に遭遇する。
さあ!ついに登場しましたよ!

  

この追われている男・ハボリムを救出するべく軍を進めるのだが、このマップは、かつては非常に難しいマップの1つであった。
敵を倒すことに特段問題はないのだが、このハボリムが、とにかくすぐに死んでしまうのだ。



さて、今回はどうかと言うと、かつてほどには難しくはなかった。
ハボリムの職業、ソードマスターは、昔は非常に守備力が低かったのだが、今回は幾分かマシになっているようだ。



…と思ったら、敵の魔法で石化させられて、結構危なかった。
石化は彼のオハコだったのに、なんてザマだ。


今回のソードマスターはサムライのような感じの職業になっていて、装備武器は刀になり、かつて使用できた補助魔法も使えなくなっている。
無敵を誇ったハボリムのペトロクラウドは、もう過去のものとなってしまったのだ。
代わりに、武士舞という特技が使えるようになっており、これが実質的に魔法の役割をしているようだ。

SFC時代のソードマスターは、力も守備力も前衛上級職とは思えないほど低く、剣で戦うよりも魔法でサポートする方が役立つという、とんでもないマスター だったが、その辺の汚名を返上できるだろうか。




で、戦闘終了後にハボリム氏が仲間になるのだが、さっきはレベル14のソードマスターだったのに、一気にパーティーのレベルに合わせてレベルが下がり、大 きく弱体化する。



ベースパラメーターも、あまり大したことない。
システム上、仕方のないことかもしれないが、伝説の剣聖が雑魚ユニットよりも弱いってのは、正直いかがなものか。









  

ロンウェー率いるウォルスタは、再び暗黒騎士団と中立条約を結ぶ方針となった。
ロンウェーは暗黒騎士団を利用してやる腹みたいだが、部下達はあまり乗り気ではない様子。




そして、シルバーサーパンツ騎士団は、再びウォルスタに奪取されたコリタニ城を攻める。



ここは、今までの攻城マップと同様に、倒しても倒しても敵の増援が現れる。
彼がこう言うのも、ごもっともだが……。




今のデニムにとっては、大軍の中に単騎で突入して敵将の首を取ることなど、袋の中から物を取り出すかの如く容易い。



片手剣の必殺技・レンディングゲイルは、一度に二回斬りつける攻撃だ。
デニムの攻撃力をもってすれば、大抵の敵はこの技で沈む。

ほどほどに敵を倒して宝やカードを回収した後、おもむろに斬り付けてアーバインを討ち取る。





そして、コリタニ城内に突入すると、そこではレオナールが待ち構えていた。

  

再び解放軍に戻るよう説得するレオナールだが、もはやそれはできない。




こうして、デニムとレオナール、お互いに同じ理想を持ちながらも違う道を歩んだ者同士で、1対1の戦いとなった。



レオナールさん、僕はあなたを乗り越える!




さあ、彼らのステータスを見てみましょう。

  

クラスは両者ともレベル15のナイトで、装備もほぼ同じである。
だが、せこせことレベルアップボーナスでパラメーター上昇を繰り返したデニムの戦闘力は、今やレオナールを遥かに凌駕している。
もはや、戦わずとも結果は分かるであろう。







レオナールさん…どうやら俺は強くなり過ぎてしまったみたいだ……。


彼は最後に、ロンウェー公爵が再び暗黒騎士団と手を結ぶ所存であることを話す。
最終的には、ヴァレリア島を手土産に大国ローディスへと降る意向であると言うのだ。

そして、デニムに後事を託して息絶えた。









公爵と暗黒騎士団は、古都ライムで条約を結ぶ予定だと言う。

そこで、土地に詳しい老人とやらから山脈の獣道について聞き出し、ショートカットで古都ライムへと向かう。







すると、道中のウェオブリ山で、再び我執のガンプと遭遇・戦闘となった。



このマップは高低差が激しい上に、中央に溶岩が流れているので、飛行ユニットでないと移動が困難だ。
ガンプの息子のグリフォンとコカトリス、そして数多く引き連れたホークマン達は、自在に戦場を飛び回るので非常に厄介。




しかも、グリフォンのベルダ・オブダ、コカトリスのバンガ・ザンガを倒すと、ガンプが怒りと悲しみでパワーアップする。

  

ガンプだけならよいのだが、今回は何故か味方全体に「直接攻撃力ダウン」「直接防御力ダウン」などのマイナス効果までかかってしまうようで、戦いは後半に なるほど厳しくなる。
何でこいつ、こんな事できるんだよ。

弓と魔法の遠距離攻撃を駆使して何とか撃退するが、ガンプはまたしても逃亡する。





シーンは変わって港町ゴリアテ。
1人佇むカチュアの元に暗黒騎士ランスロットがやってきて、出生にまつわる重大な話を打ち明ける。

  

実はカチュアは先王の娘であり、デニムとは血がつながっていないことが判明。
その割に、今回の顔グラはやけに顔が似てるんだよなー。










ライムにて、ロンウェー公爵と暗黒騎士ランスロットが密約している教会に、いきなり兵士が押しかける。
ロンウェーにもランスロットにも、心当たりはない様子である。




そこに突如現れたヴァイス。
しかし、彼は公爵の救助に来たと思いきや、いきなり彼を刺し殺した。


    

ヴァイスが以前に暗黒騎士団やブランタ司教の間で暗躍していたのは、この日のことを画策していたものだったのだ。





デニム達も同時にライムに到着し、ここに駐留していたバクラム軍との戦闘になる。

  

ここでも援軍が次々と出現してキリがないので、さっさとリーダーに止めを刺した。




ランスロットの元には、暗黒騎士団のテンプルコマンド、オズとオズマの姉弟が救援に駆けつけ、ヴァイスの目論みは崩れる。



ブランタ司教に命令されてやったことなんだ!と小物発言を繰り返すヴァイス。
殺す価値もないということで、ランスロットはヴァイスを逃がした。




そして、駆けつけたオズマにより、ヴァレリア解放戦線がプランシー神父を誘拐したという情報が知らされる。











ロンウェー公爵を失ったウォルスタ軍は、デニムに無条件降伏する。

  

ロンウェーが死んだらそのようにしろ、とレオナールが言い残していったらしい。





ライムを解放したことで、ミルディン、ギルダス、ウォーレンも救出される。
しかしウォーレンは、あれからずっと意識不明の重態で、聖騎士ランスロットも、いまだ消息が不明らしい。

  

そして、この後に暗黒騎士団の駐留するフィダック城へ向かうおうとする矢先、ヴァレリア解放戦線の本拠地、ボード砦が暗黒騎士団に襲撃されたという知らせ がもたらされた。




ミルディンとギルダスは、ここで仲間となる。



しかし、例によってホワイトナイト2人も、最初に別れた時と同じくレベル3のままである。
もちろん能力値も低いまま。

今回は、クラスのレベルがパーティーで共通な以上、それぞれの強さの優劣を決めるのはベースパラメーターとスキルの熟練度のみである。
なので、彼らのように後半で加わる者は、かなりの修行を積まないと汎用ユニットにも追いつけないだろう。









ボード砦に行くと、オズマとオズの姉弟によって、ヴァレリア解放戦線は壊滅させられていた。



プランシー神父も、再び連れ去られてしまったようだ。



ここでオズマが去った後、残ったオズと戦闘となる。
カオスルートでは、ここで初めて暗黒騎士団と戦うことになる。



このオズは、自身の残虐な性癖について色々と語ってくれる。

  

SFC版でも、サディスティックな性格という設定はあったが、そのへんの属性が大幅に強化されているようだ。




テンプルコマンドだけあって、なかなか強かったが、デニムとカノープスの方が強い。
必殺技を浴びせて追い払った。








ヴァレリア解放戦線は全滅してしまったが、リーダーのセリエだけは生きていた。

  

よく、この状況で生き延びたもんだ。
ロウルートだと悲惨なことになるけど……。





ここでセリエが仲間に加わって、チャプター3の仲間は全てかな?
例によって、とっても弱いけど……。

  

どうしたもんかな、こいつ……。
ヴォルテールとかと大差ない能力だぞ……。









仲間も増えてきたので、ここでレベル1のクラスに一斉に転職させ、ベースパラメータの強化を図ることにした。

まずは、アロセール、フォルカス、バイアン、システィーナ、ハボリム、ミルディン、ギルダス、セリエの8人をテラーナイトにクラスチェンジ。
能力の高いデニム、カノープス、プレザンス、+適当な1名が、レベルの高いクラスに就いて戦う。




パーティーの編成を済ませた後、続いてはフィダック城の攻略に向かった。
今回は、西門から正面突破を選択した。

  


さすがに、このマップでレベル1のクラス8人ってのは厳しいかな…?
レベル1だと、能力値が低いのは元より、装備品も限られるから、本当に瞬殺されてしまうんだよな…。
基礎能力の高いデニムやカノープスであっても、さすがにレベル1だと戦いにならないだろう。




戦いが始まってしばらくすると、こんな散々たる状況となった。



まさに死屍累々。
一発でやられるんだから、そりゃ成す術ないっすよ。


敵の増援も次々と出現するので、負傷した味方をどれだけ復活させてもキリがない。
そこで、デニムとカノープスに特攻させ、ボスの首だけを狙った。



こいつを倒せば、敵の強力なゴーレムもバーサーカーも全部消え去る。
なんだか、三国志のゲームで張飛とかに兵士100人くらいを率いさせて、1万人の部隊を率いる敵武将に一騎打ちさせて討ち取って、その部隊ごと消滅させ るって戦法に似てるな。

集団戦というものは、リーダーの個人戦闘力で全てが決まるのだ。




これでテラーナイトがレベル5まで上がったが、まだまだ到底戦力とはならないな。












フィダック城内では、暗黒騎士オズマが殿軍を引き受けて、他の者を逃がす。



多分、全員で迎え撃ったら勝てると思うよー。




この城内でカチュア姉さんと再会する。
しかし、姉さんは突然剣を構えて斬りかかってきた!

  

デニムが避けなかったら斬られていたであろう、迷いなき一撃。
姉さんの黒歴史の一つです。




放心するデニムを余所に、オズマが駆けつけてランスロットとカチュアを逃がす。

  



ついでにサドの弟も登場。
ここではオズとオズマ、2人のテンプルコマンドとの戦いとなる。

   

デニム君の口が悪いのも、姉さんに似たからだと思われます。




ここは、前マップに引き続き、8人の中途加入メンバーをテラーナイトにして挑む。
レベル5まで上がったことにより、多少は死ににくくなっているものの、やはり戦力としてはカウントできない。
特に、ここではオズがすぐに自陣に突入してくるため、彼の強烈な攻撃を受けてバタバタと倒れていき、前回以上に厳しい戦いとなった。
助っ人として参戦させたリザードマンのギーライも瞬殺され、残ったのはデニム、カノープス、プレザンスの3人となってしまう。


まあ逆に言えば、この3人だけは戦闘不能になることはないから、いずれは勝てるということだがね。

  

こうして、暗黒騎士団の名門、オズとオズマの姉弟は倒れた。






戦闘終了後、ヴァイスが断頭台に連れて行かれるシーンが流れる。



彼と共謀したバクラムのブランタ司教が裏切り、ランスロット・タルタロス襲撃の責任を全て負わされて処刑されたのだ。





そして、多くの命が散ったチャプター3は終了する。













現状と戦績



チャプター4開始直後のステータスなので、デニム君の服装は変わっています。

  

もう彼だけは、このステータスのままでラスボスまで行けるような気がする。




しかし、ミルディンやギルダスが1人前になるには、どのくらいかかるのだろう…?



昔は、この上なく頼もしかったゼノビアの騎士達も、完全にお荷物状態である。
このベースパラメータあたりの調整は、少々ずさんだったなぁ。


あと、相変わらずスキルが全然上がらない。
武器スキルは、ようやく2〜3くらいまで上がってきたが、他が本当に伸びない。
最初からヒールを唱え続けているプレザンスの光魔法が、いまだにレベル1のままって、どういうこと?
人体学とかも、このままだとレベル1のままでクリアしちゃうよ?


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