タクティクスオウガ 運命の輪
プレイ記録 CHAPTER 3 - 1

チャプター3は、中立の密約に違反して勝手にライムを攻めた暗黒騎士バルバスを、騎士団のお偉いさん達が叱責する場面から始まる。
そこへヴァイスが使者としてやってきて、暗黒騎士ランスロットに何やら秘め事を話そうとしたところで、シーンが切り替わる。
こっちはこっちで、姉さんがヒステリーを起こして色々と大変な状況である。

デニムくんも、わざと怒らせているようにしか思えない。
姉さんとケンカしていると、賞金稼ぎガノンという、いかにも雑魚っぽいバーサーカーに隠れ家を見つけられて戦闘となる。

まあ、こんな奴は瞬殺です。

そんなチャプター3・カオスルートの始まり。
コリタニ城へ向かう途中、ゾード湿原でウォルスタ軍との戦闘となる。

このフェルナトーレも、先ほどの賞金稼ぎ同様に楽勝な相手ではあるが、色々とセリフが追加されており、なかなかの人物っぽくなっていた。
そのままコリタニ城へ突入し、魔道士ジルドアと戦う。

ここらまで来ると、敵が本当に強くて、生半可な攻撃では歯が立たない。
しかも、このマップでも延々と敵の援軍が登場するので、早めにボスを倒さないとならないようだ。

毎回クラスチェンジアイテムを大量消費するものだから、軍資金が足らずに満足に武器を揃えられないし、武器スキルも分散してしまうので全然伸びない。
いや、スキルは分散しているとかいう問題ではなく、本当に伸びない仕様のようだ。
もう中盤だというのに、今の所、仲間内でスキルレベルが上昇したのはデニムの「片手剣」だけである。
「人体学」のスキルとか、最初からほぼずっとセットしているのに、まだレベル1の半分くらいである。
これで最高レベル8とか、ゲームクリアまで進んでも無理な気がする。
武器スキルや属性スキル等は、結局パーティーアタックをして上げるしかなさそうだが…
各種状態異常のレジストスキルや説得スキルなど、滅多に使わないようなスキルはどうやって上げればいいんだ?
ジルドアは、完全に反ウォルスタの民族主義者のようだ。

彼女は初登場のウォーロック(セイレーン)のクラスに就いていたので、クラスチェンジアイテムもゲット。
まあ、当分このクラスに就くことはないだろうけど。
コリタニ城内には、ガルガスタン残党を率いる将軍ザエボスとの戦いとなる。

……え?
将軍…なんか、昔と顔が随分違いません?
(在りし日のザエボス将軍)
ザパンやガンプとかは、方向性が昔から変わってないけど、将軍はもっとクールな外見の男だったような…。
このマップは、中央に橋のような狭い通路があり、下に降りると再び上がるのが難しいので、このように橋の対岸に一列に並んで待ち伏せし、魔法による遠距離
攻撃で撃破していった。

橋の守りは、この陣形に限る。
大抵の敵は近づく前に魔法の一斉射撃を受けて死亡することになる。
敵の前衛を全て倒したので、後ろに控えているクレリック達を片付けるために橋を渡ろうとすると、突然クレリック達が爆弾のようなアイテムを投げてきた。

この無明弾は、範囲攻撃の魔法と同じ効果があるようで、固まって橋を渡っていた自軍に壊滅的な打撃を与えた。
獲物としか思ってなかったクレリックが、こんな凶悪な攻撃をしてくるとは……。
しかも、このクレリック達はヒールよりも回復量の大きいキュアリーフ+2を遠距離まで投げて回復してくる。

いや、お前らクレリックである意味がないだろ。
結局、後列のクレリック達には近づくことができなかったので、先にザエボスを倒した。

鋭いセリフの数々を残したカオスルートのザエボス将軍は、かなり好きなキャラだったな。
見た目は随分変わってしまわれたが……その辺は変わってないといいな。
戦闘終了後、城内で捕虜から情報を聞き出し、ザエボスがブリガンテス城に逃げたことを知る。

反粛清派の捕虜を処刑するつもりだとか。
城を出ようとすると、またしてもカチュアと口論になる。

怒って故郷に帰ろうとする姉さんを引き止めるため、ここで選択肢が出るのだが……
澄ました顔で言われると、非常に腹立たしい(笑)

このデニムだったら、姉さんが怒るのも無理ない気がする。
そして、衝撃の発言を聞かされて狼狽するデニムを置いて、姉さんは出奔する。

続いては、ブリガンテス城へ向かう道中の新マップ、レイゼン街道。
ここで屍術士カサンドラと戦う。

このカサンドラは、チャプター1で倒した屍術士モルドバの母らしい。
そして、隣にいる屍術士クレシダは、モルドバの妹だ。
彼女は仲間になりそうな気配を強く感じる。
顔を見れば仲間になるかどうかが分かる。
これはファイアーエムブレムの時代からの伝統。
クレシダは戦闘前に去ったので、心置きなく敵を全滅させた。
敵はアンデッドやグレムリンを中心とした編成だったが、さほど強くない。

さっさとカサンドラを射抜いて終了させた。
続くバハンナ高原で、先ほどのクレシダとの戦いになると思いきや……

騎士ディダーロが駆けつけてクレシダを逃がし、代わりに戦うと言う。
こいつは、かつて『無念のディダーロ』という名で登場した人物であろうか。
そのインパクトの強い名前から、今でもなお記憶に残る雑魚敵であるが、ずいぶん格好いい役になったものだ。
他の敵はともかく、ディダーロはかなり強い。

ただでさえ堅くてダメージが通りにくい上に、すぐにヒールで回復するし、ナイトのスキル・ファランクス(次のターンまでダメージの9割を減らす)を頻繁に
使ってくる。
ファランクスの効果が切れたところを狙って一斉に必殺技を仕掛け、ようやく倒すことができた。
それにしても、あの無念のディダーロが、こんなに名将になっていたとは…

固有顔グラでもおかしくない男だった。
そろそろパーティーメンバーを鍛えた方がいいかなぁ……。
カノープスは非常に強いんだけど、他が本当に頼りない。
フォルカスとか、汎用キャラのチャプター1終了時点よりも弱いぞ。

その後、再びヴァイスの暗躍のシーンとなる。
今度はバクラム・ヴァレリア国の本拠地に押しかけ、摂政ブランタに何やら話を持ちかける。

その内容を語ろうかというところで、またシーンが切り替わる。
さて、ようやくブリガンテス城に着くと、南か西のどちらかの門から攻めるかで分岐となる。
今回は西門から攻め、ホークマンの傭兵オルゲウとの戦いになった。

城門前は堀で遮られているので、進むのには苦労する。
しかし、敵が城門を出て堀を越えて来てくれたので、仲間はあまり動かずに済んだ。

オルゲウとか、リーダーなのにわざわざ死地に飛び込んでくるなど、鳥頭としか思えない。
こいつ、攻城戦っつーのを分かってるのか?
彼はコリタニ城で倒したジルドアに惚れていたというのは、以前と同じであるが、カノープスのコメントがひどい。

このカノープスの身内というのは、ハゲオヤジに恋をしている妹のことだろう。
ブリガンテス城内にはニバスとクレシダがいるが、ザエボスの計らいによって場外へと逃げ延びる。

やはり、このクレシダはニバスの娘のようだが…ニバスの娘って、ニュートラルルートに出てくる、あのプリーストじゃなかったっけ?
このマップは城内の広間で、いきなり敵軍と正面衝突となる。

完全に総力戦なので、個々の能力が物を言うのだが、ゴーレムなどのLユニットが強すぎる。
物理攻撃で倒すことは至難な上に、必殺技で強烈な範囲攻撃までしてくるものだから、負傷者が続出した。
こんな顔になってしまったが、ザエボス将軍はカオスルートの核心を突くような男だ。
デニムは完全に言い負かされている。


こうして、ザエボスを倒してガルガスタン軍は完全に滅亡した。
しかし将軍は以前と同様に、ルートが変わっても仲間になることはないだろうな。
何というか…顔で分かる。
城を制圧すると、解放した捕虜達との対話となる。

先ほどのザエボスのセリフの後だと、デニムくんの偽善ぶりがますます目に付くようになる。
この老人も、「若さから来る言葉」だと言っていたが、どうにも軽薄な感じしかしないんだよなぁ…。
現状と戦績

デニムとカノープスは、さすがに強い。
強いから狙われないというのもあるが、1人でも敵中に突進できるほどの戦闘力だ。
プレザンスも初期からの仲間だけあって、実は我が軍のナンバー3の実力を持つ。
こう見えて、バーサーカーに転職したらフォルカスなんかより全然強いのだ。

チャプター2以降に加わった仲間は、それらよりも完全に1枚劣る能力となっている。
システィーナとか、風のシスティーナ(笑)といった感じで、全然頼りにならない。
このチャプター3では一気に仲間が増えるはずだから、次あたりでビーストテイマーやテラーナイトの職を解禁してみるか。
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