タクティクスオウガ 運命の輪
プレイ記録 CHAPTER 4 - 1




ランスロット・タルタロスは、カチュアをヴァレリアの正統王位後継者とし、内戦の終結を宣言したが、各地で起こる支配体制に対する不満を抑えることはでき ず、単なる民族紛争から支配者と被支配者達の戦いへとなっていった…。


という背景の中で、チャプター4は、暗黒騎士ランスロットと、ハイムの牢獄に捕らえられた聖騎士ランスロットとの対話場面から始まる。






2人のランスロットは、異なる立場での異なる主張の応報をする。
タクティクスオウガの1つのテーマとも言える、人民、自由、権力、といった内容の熱い会話である。

 

 







一方、すっかり解放軍の指導者になったデニム君は、暗黒騎士団に連れて行かれたカチュアの行方を捜すかたわら、ブリガンテス城で起こった反乱を鎮めに行か なくてはならない。
どうやら、フィラーハ教という教会が、背後に絡んでいるようだ。

 





ブリガンテス城へ向かう途中のハバンナ高原で、復讐に燃える、元ガルガスタンの魔術師ウラムとの戦闘になる。



彼はウラムと恨むをかけた敵です。
ウソです。




ここでは、新参のキャラのステータスアップを図ったため、デニム、カノープス、プレザンス以外の7人は、レベル1のローグとして挑んだ。

  


おかげで負傷者続出だったが、それでも何とかなった。
こうやって痛みを覚えて強くなっていくのだ。








ブリガンテス城は、丸腰のデニム1人で挑んで戦闘を回避し、さっさとオリビアに出迎えてもらった。

  




そして、父プランシー神父との対面。
カチュアの出生にまつわる話を聞かされる。






ドルガルア王と妾のマナフロアとの間に生まれたカチュアは、王に知られることなく城を追放される。
そしてブランタの勧めによって、カチュアはプランシー神父が育てることとなった。

   

しかし、カチュアの顔が、この王妃ベルナータに、やけに似ているのは、一体どういうわけか?





そして、カチュアを担ぐ暗黒騎士団の狙いは、亡きドルガルア王の遺産だと言う。
遺産の封印を解けるのは、王の血を継ぐカチュアのみだからだ。







そして、フィラーハ教の大神官モルーバを頼れと言い残し、プランシー死亡。

  





そして、オリビアから、プランシーとブランダ司祭が兄弟であること、つまり、デニムはヴォルスタ人ではなく、彼らが忌み嫌っていたバクラム人だということ を明かされる。







このオリビアは、幼い頃のデニムの遊び相手だったモルーバの4姉妹の1人であり、歳の近かったデニムとは一番親しくしていた相手であった。
ショックのあまり取り乱すデニム君だが、オリビアに諭されて冷静になる。

  

こうして、終盤で突如として登場したヒロイン、僧侶オリビアが仲間に加わった。









父プランシーの遺言に従い、フィラーハ教団の大神官モルーバに会いに、バンハムーバの神殿へと向かう。
しかし、道中のヘドン山でバクラム軍が行く手を遮った。
どうやら、既にモルーバはバクラムの手に渡ってしまったようだ。







ルロッツァを軽く退治して神殿に入ると、ちょうどモルーバが捕らえられていたところであり、危機一髪で救助する。

  

バクラム軍の指揮官は、魔術師シェリー、モルーバの娘であり、セリエ、システィーナ、オリビア達の姉妹の最後の1人である。





詳細はゲーム中ではあまり語られないが、シェリーが父に敵対してバクラム軍にいるのは、モルーバが権力闘争に敗れたことと、母の死が関係しているようだ。
この出来事がシェリーを勝利に固執させることになり、力を持つバクラム軍に従っているらしい。






このマップは、何よりもシェリーを殺さずにクリアするのが難しい。
後々仲間になるキャラなので、うっかり殺すわけにはいかないのだ。



魔術士だけあって、直接攻撃で簡単に死んでしまうため、上手く瀕死の状態にするのは微調整が必要である。





シェリーを退けて、無事にモルーバを救助すると、この先の戦いについての決意を尋ねられる。
カチュアと戦うことができるのか?



どちらを選んでも協力はしてくれるが、どちらを選んだかを覚えておかないと、後々面倒なことになる・・・。










その後、神殿付近のバルマムッサの町に行くと、イベントが起こる。




このイベントは、天候が豪雨でないと起こらないので、事前にランダムバトルで調整しておく必要があるが、今回は運良く一発で起こってくれた。




この町の廃屋で、先の戦いに敗れて逃げ隠れていた魔術士シェリーを見つける。
彼女は、バクラム軍からも見捨てられていたため、半ば自暴自棄になっているが、例によってクサイ台詞で説得して仲間に加えることになる。

   





まあ、他のキャラと同じく能力値が低いので、しばらくは鍛えないと使い物にならないが。








その後、フィダック城へ戻る前に、途中でクリザローの町に寄るとイベントバトルが起こる。

  

なんと、以前はNルートでしか登場しなかった僧侶オリアスがアンデッドに襲われているのだ。
もしや、今回はCルートでも仲間になるのか?




開始時にはオリアスは戦闘不能にされているので、急いで駆け付けて蘇生させなくてはいけない。

  

このマップは敵が全てアンデッドだったので、かなり苦労した。
アンデッド消滅魔法イクソシズムが、敵を戦闘不能にした時でないと効かなくなっているため、1体を消滅させてる間に、倒した敵が次々と復活してしまうの だ。
しかも消費MPが大きいので、ここぞという時にはMP切れということも、しばしば起こる。
HPの高いドラゴンやサイクロプスのようなアンデッドが何度も復活するので、とにかく長期戦となった。





しかし、苦労してマップをクリアしても、救助したオリビアは死んでしまう。



別のやり方だったら救助することは出来たのだろうか?
それとも、このイベントはまだ続くのだろうか?









さらに道中で通過したアルモリカ城で、意識を取り戻したウォーレンのお見舞いに行き、ランスロット一行が島に来た本当の理由を話してもらう。






彼らがは、暗黒騎士団から盗まれた聖剣を取り戻すために、トリスタン王の特命を受けて、この島へやって来たと言う。


  
この会話は、あまり記憶にないな。
PSP版の新規追加イベントかな?





さて、ようやくフィダック城に到着し、今後の方針を決める。



バーニシア城で軍事演習をしている暗黒騎士団の中で、カチュアの姿を見たという情報が入ったため、ここを攻めることになった。
大軍を正面から当たらせて注意を引き、その隙に背後から回り込むという作戦のようだ。









バーニシア城へ向かう道中では、3回の戦闘が起こる。

まずは緒戦、ヴァネッサ街道での戦い。

  


狭い橋の上での戦いとなるため、敵味方とも入り乱れた混戦となる。
そろそろ、チャプター2〜3で加わった仲間達のステータスも上がってきたので、ここは個人能力の差で押し切った。









続く第二戦のランベスの丘では、ドラゴンが3匹とビーストテイマーがセットで出現するので頑丈この上ない。
今回のドラゴンは本当に強力で、ドラグーンのスキルが無いと、1体倒すにも相当に苦労する。

  


他のキャラとは次元の違う強さを持つデニムでさえ、致命傷を与えることは難しい。
自軍のドラグーンはレベルが低くて使い物にならないので、比較的ダメージが徹りやすい魔法を中心に戦った。









第三戦のゾリューシ油田では、暗黒騎士団のテンプルコマンド・アンドラスが登場する。



ここもドラゴンが3匹出現…。
しかも、このマップは、中心に広がるタールの海が移動を大きく阻害するため、先ほどのマップよりも苦しい。
まあ、ドラゴンを倒さずにボスだけを集中攻撃すればステージはクリアできるんだけど、そうすると経験値が入らないんだよなぁ……。




ボスのアンドラスには、カノープスとの会話イベントがある。

 

 

SFC版でのアンドラスの会話は最終ステージでのみだったが、今回は、その最終ステージ時の会話が、このステージに移されているようだ。
しかし、細かい部分が少し、というか、かなり違っている。
最終的には、SFC版の台詞が出てくるのかな?



苦労して敵を全て倒し、アンドラスは撤退した。
これで、いよいよバーニシア城に攻め込むことができる。









バーニシア城の城門前で、まずはテンプルナイト達との戦いとなる。



ここはボスも不在で特に厄介な相手もいないので、問題なく突破する。




中庭に入ると、暗黒騎士ランスロット・タルタロスと、暗黒騎士バルバスが言い争いをしている。

 

島からの撤退を考えるタルタロスと、徹底抗戦のバルバスでは意見が割れているのだ。
とりあえず、この場はバルバスが引き受けて、タルタロスがカチュアを逃がすことに。




血気盛んなバルバスは、城壁から飛び降りるパフォーマンスも健在で、






銃で味方を誤射するドジっぷりも、やはり騎士は剣だと言いつつハンマーを装備しているオチャメさも健在だ。

 





このマップは高い城壁が何重にもなっているため、グルッと迂回しなくてはならない。



SFC版よりもキャラクターの移動範囲が狭くなっているので、侵攻するだけで時間がかかる。




ここではバルバスとゼノビアの騎士達の会話イベントもある。

 

 



ギルダスの会話だけ、少し変わっていた。



さすがにバルバスは強かったが、お供の暗黒騎士を含めて全て撃破。



続いて城内戦となる。









バーニシア城内で、ついにカチュアを発見。
カチュアへの説得は通じず、ここで暗黒騎士ランスロットとカチュアの2人を相手にすることとなる。

 


 




城内の狭い通路が主戦場となるため、ここでも大混戦となる。



ヒールを使う者が多く、ランパートフォースのスキルで移動を妨げる暗黒騎士は、集団で固まると厄介だ。
今回は範囲攻撃魔法がほとんど無く、威力も低いため、結局は直接攻撃で各個撃破していくしかない。





カチュアがポイズンクラウドを使ってきて鬱陶しかったが、彼女を殺さないように気をつけて、何とかランスロットを撃破。
カチュアを置いて逃げる際に、少し台詞が追加されていた。

 


これで、長かったバーニシア城の戦いが終わった…。









さて、この後はバーニシア城攻め最大の難関である、カチュア姉さんの説得が始まる…。






説得に成功すると、姉さんは改心して再び仲間に加わるが、問いかけの答えを誤ると、すかさず姉さんが自害してしまうのだ。

 

この答えは、これまでに選んだ選択肢によって、どちらが正解かが変わるため、内容を忘れていると失敗することが多い。
SFC版では、姉さんを生かしたい場合、ここで失敗したら再度バーニシア城の3連戦をやり直さなくてはならないため、ここのマップが心に残っている人も多 いことでしょう。

しかし、あまりにも多くの人がここの選択肢に引っ掛かって苦労したからか、今回は姉さんの説得の直前でセーブできるようになっている。
安心と言えば安心だが、あの説得の緊張感が失われてしまったのは少々寂しいものだ。
まあ今回も、プレイ日記を書いていたにも関わらず1回失敗しましたが。




そして、説得を終えて、カチュアは再びデニムの元に戻る。

 






その後、フィダック城で大神官モルーバを交えて、真の平和を目指すための戦いを宣言し、正式に軍に加わって戦うこととなる。

 




カチュアのクラスはプリーストだが、専用クラスのプリンセスに転職するためのアイテムも同時に手に入る。



プリーストはチャプター2の最後の時点のレベルで、プリンセスはレベル1だけど…。









現状と戦績



チャプター4は会話が多かったので、バトルよりもそちらの方に重点がいってしまった。
だがこれで、残る本編は僅かだ。



 


今回は、新たにテラーナイトを、レギュラー職と同じくらいのレベルまで上げたが、やはりテラーナイトはイマイチ強くない気がする。
以前ほどに堅くないし、攻撃力もそこまで高くはない。
逆に、ヒールが使えて装備も強力なナイトやルーンフェンサーは、後半に行くほどに役立っている。


あ、ちなみに、まだ武器以外のスキルは、いまだに誰も1レベルも上がっていません。
さすがに、これほどに上がらないのは設定ミスじゃないの?


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