ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(FC)
第4章 草原の戦い




次は、SFCの移植では削られてしまったマップ、草原の戦いです。
目的地であるオレルアン王国に到着したマルス達の前に、ドルーア帝国の同盟国であるマケドニアの騎兵隊が立ち塞がります。
ここでは障害物の少ない草原で、ソシアルナイトを主力とした軍勢と戦うことになり、このあたりから難易度も本格化してきます。
また、ここから出撃数に制限がかかるため、育成するユニットには気を配らなくてはなりません。


まずは、左右から襲い来る敵を迎え撃つ体制を整えると同時に、村を破壊しようとする盗賊を早急に倒さなくてはならないのだけど、第1ターン目に盗賊を射程内に捉えていたバーツが攻撃を外してしまい、そのまま逃げられてしまった。



西からは間もなく騎兵隊が来るので、盗賊を追って行くと鉢合わせることとなり、非常に危険。
上の村はシーダを派遣すれば守れそうだけど、下は諦めた方が良さそうだ…。


そうこうするうちに、左右から挟み撃ちにあってしまった。
敵の移動範囲や攻撃力、攻撃速度など、もろもろ手動計算なので、目測を誤ると死人が出るような状況です。




この敵の騎兵の中にはレナの兄であるマチスがいるので、乱闘を始める前にレナが話しておく必要があります。



こちらから話しかけないと、相手がレナであろうが攻撃してくる上、仲間にしても初期能力も成長率も低いから使いようがないという、どうしようもない兄です。
SFC版やDS版でも、そのクズっぷりは忠実に移植されており、彼を使うことが縛りプレイとも言えるような存在となっています。



マチスを加えた後は、移動力の高いソシアルナイトを優先して倒し、東から迫ってくる海賊の射程距離にギリギリ入らないように陣取ります。
力と守備がよく伸びたカインが活躍したことで、ここでは大きな被害も無く双方の殲滅に成功。

しかし、その間に下側の村は逃げた盗賊に破壊されてしまった。
ここはゴールドが貰えるだけだから問題ないけど、やはり悔しいのう。


代わりに、上側の村は死守したので、中にいる魔道士マリクは無事に仲間に加えることができました。
彼がいないと、後々の攻略に致命的な支障をきたすので、ここだけは何としても守らなくてはならない。



このファミコン版では魔法による攻撃力は固定の数値となっており、兵種に関わらず全員が魔法防御0なので、必ず決まったダメージを与えることができます。
アーマーやソシアルナイトなどの固い敵の削りをはじめ、遠距離からのダメージ調整、そしてもちろんボス敵にも威力を発揮する万能の攻撃です。
特に、彼の専用魔法であるエクスカリバーは高い攻撃力と必殺率を持ち、ボスであろうが一撃で倒すことも珍しくないので、ある意味でオグマやナバールよりも強力な人物です。
ということで、ボスのベンソンはマリクの魔法で軽く片付けます。
こんな奴はエクスカリバーを使うまでもなく瞬殺。



このマップでシーダがまたしても守備が上がって守備力10となり、アーマーナイトの11に匹敵する固さとなったため、早くもドーガの存在意義が揺るがされてしまう。
シーダの守備成長率は20%と、あまり伸びない部類なのだけど、こんなこともあるもんですな。
また、マルスとカインも能力の伸びが良く、前衛の壁として頼れる強さになってきた。
特にマルスは敵が優先して狙ってくることもあり、うまく誘導するような戦略も立てるためにも、少しでも頑丈になってほしいところ。

(+は上昇したステータス )

名前 LV 武器 速さ 幸運 守備 HP
マルス 4+ 8+ 5 6 7 10+ 8+ 20+
シーダ 4+ 4 7+ 9 15+ 12+ 10+ 16
ジェイガン 1 7 10 10 12 9 7 20
アベル 4+ 6 9 7+ 8+ 3+ 7 21+
カイン 4+ 9+ 6 6 9+ 5+ 9+ 20+
ドーガ 3 7 4 5 4 1 11 20
ゴードン 3 5 1 7 5 5 6 17
リフ 5 1 5 3 8 1 3 16
オグマ 4 7+ 11 8+ 12 4+ 6 22+
バーツ 6+ 11+ 7+ 6 9 6+ 7+ 25+
カシム 4+ 7 2 6 7+ 3+ 4 21
ダロス 3 6 2 6 7 5 5 21
ジュリアン 3 4 6 2 12 7 4 17
レナ 4 1 7 7 8 9 3 16
ナバール 4 5 9 9 12 2 6 20
マチス 2 5 2 8 6 2 7 16
マリク 1 1 3 5 6 3 4 20


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