The Bard's Tale2 プレイ記録15 デスティニーストーン

セグメント#6を手に入れたら出口までワープしたので、そのままダンジョンを出てセージに会いに行き、デスティニーストーンについて尋ねる。
いよいよ次が最後のセグメントだ。



今回セージが語ったのは、やけに具体的な内容で、何かの謎解きのヒントのようである。
さすがに最後だけあって、凝った仕掛けになっていそうだ。
お手柔らかにお願いしたいところである。

しかし、それはいいんだけど、またしても肝心の場所を教えてくれないので、このデスティニーストーンとやらは自分で探す羽目になってしまった。
この情報のために25万ゴールドも払ったんだけどな…。




ということで、まだ中を探索していない唯一の町、コロッセにやって来た。
この町の奥にある広場では、大きな石が道を塞ぎ、脇にメイジが立っている。
デスティニーストーンとは、この石のことであろうか。



石を2つに割るために2つの言葉を言え、と問われるものの、そんなものは聞いたこともないので答えられずにいると、墓で探してくるようにと言われる。
このゲームの墓というのは、イフェサスにあるダークネス寺院の地下墓地のことだ。


言われた通り、イフェサスの墓地堂を再度探してみると、地下2階のワープポイントが仕掛けられた4つの部屋に、連続して謎のメッセージがある。





しかし、どれも不可解な内容で、これの何がヒントになっているのか分からない。
見つかったメッセージは全部で4つ。

1.トレイキアム"Trachaem"は、いつでも真実の答えを知っていた。敗北という言葉が、彼の運命に刻まれたことは一度もなかった。
2.偉大なる者、言葉のパラドックスを見破った。それは暗黒のように冷たかった。
3.塔での彼の答えは、"焼かれるように"だった。そのパラドックスは墓を覆うもののようだった。
4.最後の最後で、偉大なるTは心優しい言葉で願わなければならなかった。

いつものように英語の併記もないし、唯一スペルが書かれているTrachaemも、答えではない。
いったい、どういうことなのか…?
先に聞いたセージからのヒントも、あまり関係ないようだし…。



ということで、全然分からなかったので解答を調べてみると、これがまた、とんでもない謎解きで、もはや謎解きというカテゴリーに含めてよいのかといったものであった。

まず、上にあるメッセージ2の『暗黒のように冷たい』というものと、3の『墓を覆うもの』という言葉を推測すると、このダークネス寺院に入った時に表示される、『凍る"Freeze"ような暗黒があたりを包み込み』という言葉に辿り着き、わざわざ英語併記されている"Freeze"が1つ目の答えだということになる。



そして、メッセージ4の『優しい言葉で願わなくてはならない』からは、そのまま優しい言葉で願うを英訳した"Please"が導き出せる。

そう、つまり2つの言葉とは、"Freeze"と"Please"となる。
この2つをメイジに告げることで、ダンジョンの入口が開くという、パラドックスの隙間を突いた仕掛けだったというわけさ!

元のメッセージがそもそも脈絡無くて意味不明なのに、この中の一部を推測するとキーワードになるだなんて、どれだけ推理を働かせても常人に分かるわけないやろ。





ということで、苦労して道を開いたデスティニーストーンのダンジョンを探索する。
もうここまで来たら、あとはひたすら突き進むのみ!



…なのだが、敵がどうにもならないほどに強い。
一応、レベル上げは意識的に行っているし、今までに手に入れたセグメントを使うことで、パーティー全回復や全補助呪文ONといったスペシャルな効果が使い放題なのだが、敵のインフレ指数に全く追いついていない。



ブレスや呪文攻撃で後列がほぼ1ターンで即死するし、直接攻撃も石化や即死などの追加効果が付いた敵が多いため、前衛も持ち堪えられない。
さらに、やたら距離が離れている敵ばかりなので、近づいたり魔法で引き寄せる間にやられてしまうという、どうしようもない状況。



これは前作のラストダンジョンを思わせるような苛烈さです。


その代わり、パーティーに加えたモンスターも非常に強い者が多く、距離80まで届く強力なブレスを吐くクォンドラゴンなどは、十分にここで頼れる戦力となってくれる。



あとは、アークメイジが最強の全体呪文を習得すれば、もう少しは戦えるようになるだろうが、そこに達するまでに経験値500万くらい必要なので、ちょっと厳しいものがある。
ちなみに、ここでの戦闘で得られる経験値は1戦あたり数千〜1万程度。
これでは困ってしまいますな。





しばらく進むとワープし、通路にメッセージが現れる。
お、もうスネアなのか?



ここから先は一方通行になっており、1歩進むごとに背後には壁が迫っているという演出になっている。
移動呪文も使えなくなっているため、メッセージの通りここまで来たら地上に戻ることはできないようだ。気が引き締まるところである。

そして、通路の終点には魔術師がいる。



『虚偽はどこにある?』とのこと。
これは、ここに来る前に見つけた謎の詩文がそのまま答えとなっているようだ。



虚偽は身近"Near”にあり!と答えることで正解となり、別のエリアにワープした。
そうそう、リドルってのは普通こんなもんだろうよ。


ワープした先の広い部屋には地下2階に降りる階段があった他、『虹色の力』を授けてくれる部屋もあった。



この『虹色の力』というのは、ソーサラーの呪文のことで、使用すると好きなダンジョンの入口にワープできるという、ルーラのような呪文だ。
ダンジョンはほとんどが町の中にあるので、手っ取り早く町に戻りたい時などにも役立つ。




<デスティニーストーン 地下1Fマップ>






地下2階に降りて部屋の扉を開けると、そこはいきなりダークゾーンになっていた。



中には壁も仕掛けも無く、ただひたすら闇の空間が続くだけでとなっている。
しかし、フロアのほぼ全体を占めようかというほどの広大なダークゾーンではあるものの、内部には見事に何も無く、謎のメッセージが一箇所見つかっただけである。



探索が楽なのはありがたいが、ずいぶん手抜きな構造だ。


どうしたものか、と一旦引き上げて、階段から降り立った部屋に戻ってみると、四隅に妙な彫像があることに気付く。





ダークゾーンばかりに気を取られて最初の部屋をよく見ていなかったが、先ほどのメッセージで見た4つの像とは、このことであろうか。
それぞれ、小さな黄色いドラゴン、青銅の盾を持った騎士、青いとかげ、血の気の無い老人、の像である。
それらを見つめてみると、像に命が宿り、ダークゾーンのメッセージの通りに襲い掛かってきた。



この彫像達は、いずれも単体での出現だが、それぞれが驚異的な強さでパーティーを苦しめてくる。
500超のダメージのブレス、石化攻撃、即死攻撃、そして高い耐久力と、今までのボスよりも遥かに強い。
いわゆる四天王的な存在であろうか。



こちらもバードの歌やAC強化の呪文を重ねがけして攻撃を凌ぎつつ、何とか撃破する。
単体だからまだ戦えたものの、お供がいたら成すすべなかっただろう。

そして、これら4体を倒したしたところで付近にある小部屋に入ると、いきなり地下3階へとワープした。



なるほど、こういう仕掛けになっていたか。
ダンジョンから出るたびにこの石像達と戦うのは大変だから、できるだけこのまま全フロアを探索してしまいたいところだ。


<デスティニーストーン 地下2Fマップ>



<現時点のステータス>
名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

29

18

18

18

18

18

327

0

AC-17 ソードオブザー アダマントプレート ダイアモンドシールド ダイアモンドヘルム アダマントグラブ シールドリング エルフクローク

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

29

18

18

18

18

18

380

0

AC-12 クリスタルソード アダマントチェイン ドラゴンシールド ダイアモンドヘルム ガントレット シールドリング エルフクローク

タリーシン

人間/
バード

29

18

18

18

18

18

373

0

AC-18 ソングアックス ミスリルプレート ダイアモンドシールド アダマントヘルム ミスリルグラブ シールドリング エルフクローク パイプスオブパン

ウェイリン

エルフ/
アークメイジ

7

18

18

18

18

18

407

341

AC-2 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ リングオブパワー セグメント#2  

モーフラン

ハーフエルフ/
アークメイジ

7

18

18

18

18

18

387

340

AC-7 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ ウィズヘルム シールドリング セグメント#3

コラン

ノーム/
カンジュラー

17

18

18

18

18

18

296

353

AC-2 カンジュラースタッフ ブレイサー レザーグラブ スピードブーツ セグメント#1 



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