The Bard's Tale2 プレイ記録13 三つのパラドックス

オスコンの城塞3階へと上がる。
移動呪文は1階でしか効果がないため、出直すたびに2階以降は歩かなくてはならず、結構面倒だ。
この3階も上がった早々にワイヤートラップの通路があり、そこを走り抜けた先は大きなホールになっていた。
看板には『オスコンのファンハウス』と書かれている。
もうボスの部屋だろうか?



中はただっ広く、一見ガランとした部屋であったが、回転床やワープゾーンがびっしりと仕掛けられており、歩く者を惑わせるような構造になっている。
ファンハウス(びっくり屋敷)というだけある。





このホール内にある小部屋の壁にはメッセージが書かれていた。



『われらの兄弟、マンガーはスカラブレで倒された。しかし、われわれは彼方の地へ逃れた。そして今、おまえらへの復習の時が来たのだ…』とある。
どうやら、この城の主オスコンは、前作のボスであるマンガーの同志だったようだ。
セージからは、マンガーに匹敵する魔力を持つとだけ聞かされていたが、まさかマンガーと関わりのある人物だったとは。





このホールを抜けると、さらに妙な部屋に出た。
広い空間の中に無数の扉、床や天井の穴、断片的な壁…といった不思議な光景だ。
その上、一方通行やワープゾーンが随所に仕掛けられているため、一歩進むごとに見える景色が変わり、まるで幻術にかかっているかのようである。




じっくり一歩ずつマッピングし、複雑な構造を解き明かしていくと、今度はダークゾーンに出た。
ここには壁の口がいて、『上へ行くために、Sより始まる”その言葉”を言え』と問うてくる。



これは既に1階でヒントを得ている。
2階に上がる階段を出現させるために3つの言葉を壁の口に告げた後に、『そして、その言葉は…and the word is still...』と言われたとおり、この”still”が、この『Sよりはじまる言葉』となっていた。



これで4階に上がる階段が現れ、先に進めるようになった。
と言っても、先ほどの幻影のような部屋で見つけた天井の穴からでも4階に行けるようだけど。


その他に見つかったものは、またしてもゼン・マスターに関するメッセージがあった。
こうも何度も目にするゼン・マスターとは、いったい何者なんだろう。





<オスコンの城塞 3Fマップ>







さて、次は4階に上る。
このフロアは大きめな部屋ばかりで構成されており、かなり単純な構造なようだ。
しばらく探索すると、次のダンジョンのヒントらしきメッセージを発見した。



次は礼拝堂のようだ。
やれやれ、今回は結構奥に隠されていたな。


だが、マッピングは順調な反面、出てくる敵の方は、ますます手に負えなくなってきている。
このオークなんて、名前のわりにHPが1000くらいあるし、攻撃力もやたら高い。



1匹倒すだけでも時間がかかるし、得られる経験値も3つ前のダンジョンあたりから全然変わっていないので、もはや倒す意味もあまり無い。
後で以前のダンジョンに戻ってレベル上げするとして、ここでの戦闘は極力スルーだ。



続いて細長い一本通路を進んで行くと、『メイジに忠告する。オスコンは他人が喜ぶことが大嫌い』というメッセージが壁に書いてあるのを見つけた。
その先の通路には一歩ごとにSP減少の罠が仕掛けられおり、歩いているうちに術士達のSPは空っぽになってしまう。
うむむ、またこのパターンか…。

そして予想通り、この奥には魔術師オスコンの部屋がある。





前回に続いて魔法無しでボス戦となる。
ここで戦うのはオスコン1人だけだが、こいつはマンガーを超える大魔術師と言われているだけあり、非常に強力な呪文を連発してくる。
特に厄介なのは、召喚魔法で出現するクリングルブラザーというモンスターだ。
一度に3匹も召喚される上に、回避不能な強烈な攻撃力を持つため、こいつが出てきたらまず勝てない。



何せ、こちらは呪文を一切使えないのだから、カーネイかボーデンが攻撃を受けて死んでしまったら、それで終わりとなる。
今まで戦った中で最強の敵だというのに、この悪条件はかなりきつい。

リセットを繰り返して何十回目かの挑戦で、奇跡的にクリングルブラザーを召喚されること無く接近戦の距離まで近づくことができた。
それでもオスコンの放つ強力な攻撃呪文によって2人ほど死んでいたが、前衛さえ生き残っていれば十分だ。



それにしても、こいつは強かった…。
前作のマンガーも、呪文無しで戦ったらこのくらい苦戦しただろうか。


オスコンの部屋の中を探すと、奥にはこんなメッセージがあった。



『包んでも、切っても、叩いても、このスネアは強烈だぜ。グー、チョキ、パーじゃ勝てっこない』と、スネアのヒントと思わしきものだ。
いつものように、ここも戦闘だけで何も無いような所じゃなくてよかった。
苦労して倒した甲斐が少しはあったというもの。






続いては、3階から階段ではなく天井の穴から上に昇って探索を進める。
しばらく進むと、ここも広大なダークゾーンになっており、中にはおびただしい数の罠が仕掛けられていた。
レベルを上げたからか、戦闘はほぼ確実に逃げられるようになったが、この罠だけはどうしようもない。
空中浮遊してても回避できないってのは、どういうことなんだ。


ダークゾーンを抜けると、いよいよ目的のスネアの部屋にワープした。
さて、ここは一体どんな仕掛けになっているのか。




まず部屋の外に出てみると、通路の隅に不思議な彫像が置かれている。



名前を呼ぶという選択肢があるが、当然分からないので、ひとまずパスする。
周囲を見回すと、こいつと同じ彫像があと2体あり、東、西、南の隅に、合計3体の彫像が置かれている。
そして、北の隅には壁の口がいて、『3つのパラドックスが正しい順序で最前列で占める』ようにと言う。



何にせよ、まずは彫像の名前を答えないとならないようだ。


部屋の中を探すと、ヒントらしきメッセージを見つけた。



これは東の彫像のことを指しているようだ。
ハサミ"Scissor"というのが名前になるのかな。

この他にも、『突破するには、東、西、南の名を呼び、命を与えろ。そして、頭には岩を…』、『誰よりもよく知っている男に聞け。西は東にかなわない』、というメッセージがある。


ひとまず、指示された通りに東の彫像の名前を答えると、このハサミが仲間に加わった。



ここまでくれば、あとは何となく分かる。
オスコンの部屋で見たメッセージが示していたもの、それはジャンケンだ。
『西は東にかなわない』とあるので、西の彫像はパー"Paper"、残った南はグー"Rock"となる。





ジャンケンのハサミ、岩、紙、というのはアメリカでも共通だったんですね。
当たり前かもしれないが、何となく不思議な感じだ。


だが、ここで問題が発生する。
北側にいる壁の口の元に、この3つのパラドックス(グー、チョキ、パー)を最前列に入れて(パーティーの最前列に加えて)行けばいいのだけど、こいつらを引き連れるには、パーティーに空きが3つ必要ということ。
つまり、一旦ギルドに戻ってメンバーを外さなくてはならない…





仕方ないので、町に戻ってメンバーを外し、パーティー欄に空きを作ってから再度スネアに入り、また3体を仲間に加えた。
このダンジョンは空間移動できないから、行って戻るだけでも結構な手間であった…。



そして、『正しい順序で』、『頭には岩を…』というメッセージの通り、ここではグーの"Rock"をパーティーの先頭にして壁の口の元へと行くと、次なるメッセージが現れる。



ここで言われた通り、岩"Rock"の彫像があった場所に行ってみると、壁に扉が出現しており、この中でセグメント#5を手に入れた。



今回は、なかなか凝った謎解きだったな。
しかし、これで残すセグメントは2つ。
ようやく終わりが見えてきた感じだ。


<オスコンの城塞 4Fマップ>



<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

23

18

16

18

18

18

257

0

AC-14 ソードオブザー アダマントプレート ダイアモンドシールド ダイアモンドヘルム アダマントグラブ シールドリング マスターキー

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

23

18

16

18

18

18

295

0

AC-12 クリスタルソード アダマントチェイン ドラゴンシールド ダイアモンドヘルム ガントレット シールドリング エルフクローク

タリーシン

人間/
バード

23

18

18

18

18

18

301

0

AC-16 クリスタルソード ミスリルプレート ダイアモンドシールド アダマントヘルム ミスリルグラブ シールドリング エルフクローク パイプスオブパン

ウェイリン

エルフ/
アークメイジ

1

18

18

18

18

18

331

302

AC-2 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ セグメント#2

モーフラン

ハーフエルフ/
アークメイジ

1

18

18

18

18

18

312

306

AC-4 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ シールドリング セグメント#3

コラン

ノーム/
カンジュラー

12

18

18

18

18

18

266

321

AC-2 カンジュラースタッフ ブレイサー レザーグラブ スピードブーツ セグメント#1 



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