The Bard's Tale2 プレイ記録11 傭兵集団グラフナー・フィスト

エレベーターを使い、ドレッドの迷宮地下3階に降りる。
ここからいよいよ、噂の傭兵集団グラフナー・フィストの領域となるようだ。



命の保証はしない、などと脅しをかけられるものの、ハイそうですかとおめおめ引き返すわけにはいかないのだ。
この傭兵団から別に何かされたわけでもないけど、ハック&スラッシュに理由は要らないのだ。


傭兵集団の領域ということで、出てくる敵も今までのモンスターから打って変わって、傭兵っぽい人間タイプばかりとなる。
戦士系の敵が多いので戦いやすいが、みな攻撃力が高いので、雑魚相手でも結構ダメージを食らうし、中にはクリティカル攻撃をしてくるニンジャ系の敵もいる。



しかも、非常に頑丈な奴が多い。
試しに仲間に加えてみたアサシンなどはHPが1071もあり、相変わらず遠慮のないインフレ具合だ。



60程度のダメージしか与えられない全体攻撃魔法は、ほぼ焼け石に水のようなもので、ここは伝説のザーの剣を装備するカーネイと、クリティカルを繰り出すボーデンが戦闘の要となる。
前作は空気だった前衛の戦士達が、これほどまでに活躍してくれるとは。

だが、ザーの剣も早々に攻撃力が追いつかなくなってきたので、もう少しレベル上げが必要かな…。





地下3階のフロアは整然と区画されており、ワープや回転床などの仕掛けも無いので通行はしやすい。
歩いて行くと、『分隊兵舎』や『トレーニングセンター』など、傭兵達の訓練施設のような部屋が各所にある。



トレーニングセンターの中では、ちょうど教官と訓練兵が実習をしていたようで、入るなり戦闘となった。





雑魚敵と比べて特に強いわけでもなく、戦闘後に何か得られたわけでもない、いつものバトルイベントだ。
しかし、極悪非道な傭兵集団という話だが、意外と秩序ある暮らしをしているような感じである。


さらに奥に進んでいくと、『警告!許可証を所持する将校のみ通行可(魔法使いの通行は厳禁!)』と書かれた看板があった。



ここから踏み出すと、通路にSP減少の罠が仕掛けられている。
しかも、1つだけではなく1マスごとにだ。
細く長い通路のため、罠を回避することは不可能で、延々歩いているうちに全員すっかりSPが空っぽになってしまった。
魔法使いの通行厳禁と書かれていたのは、このためか。

そして、行き着いた先には傭兵部隊の作戦会議室があり、このグラフナー・フィスト傭兵部隊の頭目と精鋭たちが勢揃いしていた。





いずれも距離10の近接攻撃圏内で、いきなり殴り合いの布陣。
だが、こちらはSPが尽きた状態のため、攻撃魔法はおろか回復や補助魔法も全く使うことができず、非常に厳しい戦いとなる。

このグラフナーロードとエリートガードは、共にクリティカル能力を持っており、現状のACでその攻撃を防ぐことはできなかった。
その上、カーネイの一撃でも倒しきれない耐久力なので、最初の1〜2ターンで前列の戦士やサムソンがクリティカルを受けて壊滅してしまい、全然勝負にならないような有様だ。

最終的に、セグメント#2を使用することで現れる『神秘の壁』(AC-2の効果)と、バードの『聖域の歌』(AC-3の効果)を重ねて守備力を高めることで敵の攻撃を防ぎ、何人かの戦死者を出しながらも、何とか全員倒すことができた。



魔法が使えないというシチュエーションのせいもあるけど、今まで戦った中でも最も苦戦した相手でした。

しかし、こうして苦労してグラフナーロード達を倒したものの、戦闘終了後は特に何も起こらず、部屋の中にはアイテムもメッセージも何も無い。
うむ、ここもただ戦うだけのイベントでしたか…。
前回のダーゴスもそうだけど、戦闘と探索がメインのダンジョンRPGにおいて、このボスの空気さは斬新すぎるな…。





気を取り直して探索を進めると、フロアの東側の通路で、『この先、パズル・スネアあり』という看板を見つけた。



先に進むと、いつものようにフロア内の侵入不可能な場所に設置されている死のスネアにワープした。
やはり、ボスを倒さなくてもスネアに入ることはできたようだ。
あの傭兵集団は、このドレッドの古代遺跡に勝手に住み着いただけだと言われていたから、まあ関係ないと言えば関係ないけど…。





さて、死のスネアの中を調べてみる。 広い部屋の左右にそれぞれダークゾーンに通じる扉があり、その他に部屋をぐるっと囲むような細長い通路があった。
この通路の一番奥には謎の錬金術師がいて、パーティーに謎の液体が入ったガラスの瓶をくれる。







そして、ダークゾーンの中には壁の口がいて、いつものように謎かけをしてきた。



『鼻たれども、信念を貫け。単調な繰り返しは、どうすることに価値があるか、申せ』 とのこと。
鼻たれとは何だ!というのは置いておいて、何のヒントも見つけていないので答えられないでいると、先ほど錬金術師から貰った小瓶をひったくって飲み干されてしまい、さらに『もうひとつくれ!』とのことである。



仕方ないので、先ほどの錬金術師の元に行って同じようにガラス瓶を貰い、再び壁の口に持っていったが、結局また飲み干した後に、もう一つくれ!と同じ結末になった。
地下1階で見たメッセージに、『喉が渇けば渇くほど、ピクニックの回数は増える』」というものがあったので、このことを指しているのかと思って何度か往復してみたが、結局何も変わらず、延々と同じ行程を繰り返すばかりであった。
いやー、さっぱり分かりませんな…というわけで、あっさり降参して攻略情報を調べます。


さてさて、このスネアの解法は以下のとおり。
まず、錬金術師から貰った小瓶を壁の口に飲ませると、『もう一つくれ!』となり、ここまでは同じ。
しかし、ここで再び錬金術師の元にガラス瓶を取りに行く時に、現実の時間で10秒以内に行動を終わらせることで、リドルの答えに関するメッセージが現れるのです。
このゲームは戦闘中やメニューを開いている時にもリアルタイムで時間が流れているため、それを活かした独特な謎解きと言えます。
…だけどさ、だけどさ、さすがにこいつはヒント少なすぎじゃないかい?
確かに地下1階には、『次のスネアは時間が短すぎる』というメッセージがあったけど、その内容から結びつけるには無理があるやろ。

しかも、謎が解けたところで簡単ではない。
何せ10秒というのは短い上に、この錬金術師の元に続く通路には回転床が仕掛けられているので、運悪く回転角度が合わないと、壁に激突したり引き返してしまったりと大幅なタイムロスとなる。
さらに、最初に壁の口の所に行くにはダークゾーンに入らなくてはならないため、明かりの効果も消えてしまうのだが、スネアの中では全部共通で呪文を使うことができないため、再び明かりを灯すことができない。
つまり、ダークゾーンのような真っ暗な状態で、マッピングした地図を頼りに曲がりくねった道を進み、回転床付きの通路を通り抜けて目的地まで10秒で行かなくてはならないということ。
これは解答を知っていたとしても、何度もやり直さないと成功しないほどにシビアであった。


こうして、壁の口からの要望にダッシュで応えて飲み物を持ってくると、不意にテレポートしてヒントのメッセージが現れる。



『ほとんど無価値に思えても、価値があるのは繰り返しに耐える"Endurable"ことが重要だ』
とあり、ここで英訳されているEndurable(耐える)こそが、先ほどから壁の口が尋ねているリドルの答えとなる。

再び壁の口の所に行き、これを答えたらセグメントのある部屋の壁が開くというわけだ。



というわけでセグメント#4を手に入れたけれど、このドレッドの迷宮、常人の知力では到底解けないような謎でした。
今までの謎解きが比較的簡単だったから、ある意味でこのゲームらしいと言えるけど。


<ドレッドの迷宮 地下3Fマップ>






目的のセグメント#4を入手したので、セッサロニカの町を後にしてセージに会いに行く。
そして、ドレッドの迷宮で見つけたオスコン”OSCON”について尋ねると、次なる目的地が語られた。



今回支払った金額は12万ゴールドと、一気に前回の倍以上である。
さらに、今回語られた内容の中に、もう1つ『カズデック"Kazdek"』というキーワードがあり、その者についても尋ねなくては分からない。
当然、この強欲ハゲは親切に教えてくれたりはしないので、もう12万ゴールドを支払ってカズデックの情報も聞く羽目になった。



伝説のザーの剣ですら売値が5万ゴールドだというのに、この男の欲望は止まることを知らない…。



<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

17

18

13

18

18

15

192

0

AC-14 ソードオブザー アダマントプレート ダイアモンドシールド ダイアモンドヘルム アダマントグラブ シールドリング マスターキー

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

17

18

14

18

18

14

219

0

AC-12 クリスタルソード アダマントチェイン アダマントシールド ダイアモンドヘルム ガントレット シールドリング エルフクローク

タリーシン

人間/
バード

17

18

17

18

18

14

226

0

AC-16 バードソード ミスリルプレート ダイアモンドシールド アダマントヘルム ミスリルグラブ シールドリング エルフクローク パイプスオブパン

ウェイリン

エルフ/
ウィザード

6

18

18

18

18

18

275

260

AC-2 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ セグメント#2

モーフラン

ハーフエルフ/
ウィザード

6

18

18

18

18

18

259

258

AC-4 シールドスタッフ ブレイサー レザーグラブ シールドリング セグメント#3

コラン

ノーム/
ウィザード

9

18

18

18

18

18

157

217

AC-2 カンジュラースタッフ ブレイサー レザーグラブ セグメント#1 



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