The Bard's Tale2 プレイ記録10 ザーの剣

ダーゴスの塔で聞いたメッセージ、『ドレッドの迷宮』というのが次なる目的地だ。
セージに聞いた情報では、セッサロニカの町にある、残忍な傭兵集団グラフナーフィストとやらのアジトが、その迷宮のようだ。



なお、今回の情報料は5万ゴールドであった。
このハゲは、5万ゴールド稼ぐのがどれだけ大変か分かっているのだろうか。


ともあれ、次はセッサロニカの町に行く。



ちなみに、このバーズテイル2に登場する町の名前は、イフェサス(エフェソス)、フィリッピ、コリンス、セッサロニカ(テッサロニカ、サロニカ)など、古代ギリシア・ローマ時代に実在した都市の名称である。
前作ではケルトや北欧がモチーフとなっていたが、今回はどちらかと言えば都会的なイメージである。


目的のドレッドの迷宮は、何の目印もない民家の中に紛れていたため、探すのに少し苦労した。
家に入るといきなり壁の口が問いかけてきて、ドレッド"DREAD"と答えると迷宮に続く階段が現れる。





ドレッドの迷宮と銘打たれてるだけあり、中は入り組んだ構造だ。
玄室や一本道の通路は少なく、いわゆる迷路のような形状でひたすら分岐している。

そして、出てくる敵も手強くなってきた。
とにかく耐久力が高く、全体魔法攻撃を5〜6発ぶつけても半分も倒せないことがしばしばあるし、サムソンの一撃に耐える雑魚敵も増えてきた。
味方の守備力もかなり高くはなってきたものの、一部の強敵からはダメージを受けてしまうため、消耗も激しい。

ここで出てくるスレイメーカーとかいう奴は、その名の通りスレイヤーを次々と召喚してくる。
さんざんお世話になったスレイヤーさんだが、攻撃力の高さはもとより、クリティカル攻撃で有無を言わさず即死させてくるため、敵として召喚されたら非常に手厄介な相手だ。



この強敵達に対抗するため、そろそろうちの前衛の戦士達も戦力としてカウントできるようになってほしいのだが、ボーデンがたまにクリティカルを出す程度で、カーネイとタリーシンは、敵のインフレに全くついていけていない。
こいつらを外してサムソンを4人召喚した方がいいような気がしてきた。



この迷宮でも、各所で謎のメッセージが見つかる。



『偉大なるものの咆哮のごとき黄色』、『そう、茶色。それは偉大なる帝王』など、様々な色について書かれている。
上の他にも青や黒といった色についてのメッセージも見つかり、これもまた面倒そうな謎解きが予想される。


そして、フロア南東部にはエレベーターがあった。



ウィザードリィではおなじみの設備だが、このバーズテイルでは初登場となる。
ここでは地下1階から地下3階まで移動できるようだ。


地下1階にはダークゾーンやワープゾーンといった恒例の罠は無かったため、比較的あっさりと探索は終わった。
しかし、下の階に降りる穴が2つ、階段が1つ、そしてエレベーターが見つかっているため、この先は簡単にはいかないかもしれない。
とりあえずは、定石に習って徒歩で行けるところまで探索した後に、エレベーターを使ってみるとしよう。

<ドレッドの迷宮 地下1Fマップ>






ここでウェイリンとモーフランがソーサラーのレベル13となったため、2人共ウィザードに転職させた。
これで後列全員がウィザードとなり、ますます術士と戦士の力の差が引き離されていく。
だが、レベルアップ速度が遅いウィザードは、魔法やブレスの抵抗力もなかなか上がらないため、しばらくはダメージを多く受けてしまう。
転職のタイミングはずらした方がよかったかもしれない。


さて、引き続きドレッドの迷宮地下2階を探索する。
ここも上の階と同じく迷路状の構造となっており、更に罠も多数仕掛けられている。
マッピングには手間どるものの、『壁の気化』や『空間の超越』は使用可能となっているので、いざとなれば無理矢理に通路を開けて進んでいけそうだ。
地下2階に降りる階段や穴は複数あったが、上の理由から特に問題ないだろう。


一方で敵の耐久力はますます上がってきており、後列が3人で『心霊の爆炎波』を唱えても全然倒せない。
風の英雄サムソンは確かに強いのだが、いかんせん単体攻撃しかできないため、そろそろ別の手段が欲しいところだ。
ということで、ここらで出現する敵モンスターを仲間に加えてみることにした。
色々と吟味したところ、このストーンドラゴンが結構強い。



単純な攻撃力やACはサムソンには劣るものの、石化の追加効果と高い耐久力が魅力だ。
そして何より、ブレスによるグループ攻撃の威力がかなりのものである。



ブレス攻撃をしてくれるかどうかはランダムだし、ダメージにもばらつきがあるが、一撃で50〜300程度のダメージを敵グループに与えられるため、現状で使える攻撃呪文より遥かに強力だ。
モンスターのインフレに対抗するには、こちらも同じくモンスターを使うのが一番手っ取り早い。





このフロアの中心部では、突然に煙と共に男が現れて問いかけてきた。
『青、赤、茶、黒、白、そして黄色。画家の壷に色が投げ込まれた。混ざり合う前に、彼が書き記していない色を答えよ』
とのことだ。



画家の壷とかいきなり意味が分からないが、これは上の階で見つけた色に関するメッセージのことだろう。
青、黒、白、茶、緑についてはメッセージを見つけている。
ということで、この中で語られていないのは赤!

…と答えたが、不正解であった。
あれ?何か見落としていたかな…?


とりあえず、まだヒントがありそうなので、このフロアを先に探索してみることにした。
上の階とほぼ同じような構造なので、ありがたいことにダークゾーンやワープ、一方通行などは全然無い。
所々で見つかったメッセージの中には、次の目的地と思われる場所のヒントがあった。
このオスコンについて、セージに尋ねればいいんだな。




他には、ゼンマスターを探せというメッセージも。
ダーゴスの塔でも同様のメッセージを見つけているため、このゼンマスターとやらは重要な人物っぽいな。




そして、肝心の色に関するメッセージも見つけた。



『煙の画家は、ある言葉を求めている。しかし、彼は逆さまに言わないと理解できない』
…とあるが、これは文字通り、単語の綴りを逆さまにして答えるということだろうか…?





再び、先ほどのリドルの場所に行き、今度は赤”RED”を逆から読んだ”DER”と答えてみると、これが正解だったようで、煙の男から『ザーの剣』を授かった。



ザーの剣とは、前のダーゴスの塔でも名前を見た剣で、『選ばれし血の勇者、バトルテストを打ち破った者だけが、それを解き放つことができる』と言われていた。
このフロアでも、『伝説のザーの剣…普通じゃとても使えない…』というメッセージがあり、そのままでは使いこなせないような雰囲気である。


しかし、試しにカーネイに装備させて戦ってみると、普通に大ダメージを与えられる。



今まで70〜80程度のダメージしか与えられなかったものが、一気に4~5倍の攻撃力となり、さすがは伝説の剣といった威力だ。
これでようやく、このダンジョンの敵ともまともに戦えるようになったかな。


さて、これで地下2階は全て探索したが、ここでは下に降りる階段は見つからなかったから、エレベーターを使ってしか地下3階には行けないようだ。
この下に、傭兵集団グラフナーフィストのアジトがあると思うのだが…。


<ドレッドの迷宮 地下2Fマップ>



<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

16

18

13

18

18

14

183

0

AC-14 ソードオブザー アダマントプレート ダイアモンドシールド ダイアモンドヘルム アダマントグラブ シールドリング マスターキー

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

16

18

14

18

18

13

208

0

AC-12 キールズアックス アダマントチェイン アダマントシールド ダイアモンドヘルム ガントレット シールドリング エルフクローク

タリーシン

人間/
バード

16

18

16

18

18

14

210

0

AC-14 バードソード ミスリルプレート ダイアモンドシールド アダマントヘルム ミスリルグラブ シールドリング エルフクローク ゴルツフルート

ウェイリン

エルフ/
ウィザード

2

18

18

18

18

18

244

236

AC-5 ソーサラースタッフ ブレイサー レザーグラブ エルフクローク

モーフラン

ハーフエルフ/
ウィザード

2

18

18

18

18

18

229

234

AC-7 シールドスタッフ ブレイサー レザーグラブ シールドリング エルフクローク

コラン

ノーム/
ウィザード

8

18

18

18

18

18

147

209

AC-2 カンジュラースタッフ ブレイサー レザーグラブ セグメント#1 



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