The Bard's Tale2 プレイ記録 06 ファンスカーの城


イフェソスの町を後にし、墓所で老人から聞いた『ファンスカー』のことを聞きにセージの元に訪れる。
彼の情報によると、ファンスカーというのは、かつてデスティニーの称号を得ようと修行をしていた高レベルの戦士のようだ。
コロッセの町の南西に、その城があるとのこと。



今度は情報料として1万ゴールドも取られた。
この金額は明示されてない上に、渡す額が足りないと何も教えてくれないばかりか返金もしてくれないという、とんでもない賢人である。


さて、言われた通りコロッセの町付近に来てみると、確かに城塞らしきものがある。




中は当然ダンジョンになっている。
ファンスカーが話に聞いたような人物であれば、ここで歓迎はされないだろうな。



まあ、アポも何もない怪しげな冒険者達が勝手に城に侵入したら、襲われるに決まってはいるけど。





ここは城だけあって、中は整然とした構造になっており、マッピングもしやすい。
出てくる敵も、イフェソスの墓所よりも若干強い程度である。



だが、スレイヤーさんは相変わらず敵を一撃で倒してくれるものの、他のメンバーは若干攻撃力不足だ。
敵のHPは100前後で、こちらの使える最強の攻撃呪文であるドラゴンブレスでは、20〜30程度のダメージしか与えられないため、そろそろ次の攻撃呪文を覚えたいところ。
あるいは、スレイヤーを外して別のグループ攻撃ができるモンスターを召喚した方がいいかも。


部屋の中を見て回ると、早速こんなメッセージを見つけた。



『荒野に住む賢者よりダーゴス"DARGOTH"の教えを受けろ!』とのこと。
これはセージに尋ねるキーワードのことだろうか。
次の行き先にも迷わなくて済みそうだな。


他にも、こんな看板もあった。



何てことのない看板だが、この超男尊女卑な世界に『ご婦人』というものがいることが、何より驚きだ。



その後、順調に最初の区画を抜けると、その先はまたしてもダークゾーンになっていた。
今回こそは簡単にマッピングできると思っていたが、やはりここにもあったかダークゾーン。



しかも、ここはかなり広く、中には回転床まで仕掛けられているようである。
このゲーム、本当にダークゾーンが好きだよな…。





ダークゾーンの中をひたすら歩いていると、中にあった近衛兵の宿舎に踏み込んでしまい、ここにいたボディーガードとの戦闘となった。



相手は1人だったので、うちのボディガードであるスレイヤーさんが血祭りにあげる。
ここも、例によって戦闘だけの場所のようであった。



それにしても、この姿を見ると、最初に助けた王女のことを思い出すなぁ。



このあたりでソーサラーのコランがレベル9となり、待望の全体攻撃呪文『心霊の爆炎波(マンガーズ・マインドブレード)』を習得した。
前作で散々お世話になった呪文であり、その威力は今回でもかなり高い。



射程距離がやや短いのと、敵のHPが大きく上がっているため、前作ほどの使い勝手はなさそうだが、これでパーティーの攻撃力が大きく上がったことには違いない。



ようやくダークゾーンを抜けて先に進んで行くと、今度は裏切りの罠によってスレイヤーがパーティーを攻撃し始めた。



これまでにも仲間モンスターが裏切って攻撃してくるようなことはあったが、このスレイヤーのようにパーティーの能力を大きく上回る者が裏切った時は、誰もこいつに敵わないので全滅するまで攻撃されてしまう。
強すぎる仲間モンスターというのも、ある意味で危険なのだ。

今回は、このポイントの前にスレイヤーを仲間から外してから通過することで回避した。
しかし、この裏切りの罠というやつは、どういう条件で発動するのか、いまいちよく分からない。
他のダメージ罠が発動する場合もあれば、今回のように必ず裏切りの罠になる場合もあるようだ。



ともあれ、この罠を抜けると、その先にはファンスカーの居間があった。



おや、もうボスか。
この城は1フロアのみの構成だったということかな。


城主ファンスカーは、フレンドとかいうドラゴンと共に襲ってきた。



共に距離が遠いので、数ターンかけて近づかなくてはならないが、フレンドはブレス攻撃を、そしてファンスカーは魔法攻撃をしかけてくる。
接近戦ができる距離までこの猛攻に耐えて、ようやく反撃開始という配置である。
特にファンスカーの魔法は非常に強力で、距離90からでもダメージ100超の攻撃呪文をバシバシ唱えてくる。

最終的には、距離10まで近づいてスレイヤーの一撃で沈めたが、何度となくリセットを余儀なくされた強敵であった。



かつてデスティニーの称号を目指していたというだけあり、かなりの実力者だったな。




ファンスカーの居間の先は、死のスネアとなっていた。



この3つの扉の中から1つを選べ、とのことである。
そういえば、ダークゾーンの中でヒントらしきメッセージを見つけていたが、このことであろうか。




扉に入る前に周囲を歩いてみると、罠だらけの床の先に黒いマントの老人がいた。
彼は、『右側のドアなら大丈夫だよ』と言う。



反対側の隅には、白いマントの老人がいて、『黒マントの言うことは本当さ』と言う。
なるほど、それなら黒マントの言うとおりにしてみるか。

と、右の扉に入ると…



地獄の炎に包まれて理不尽な全滅!
ちょ、おい!どういうことだよ!

死のスネアの中ではセーブできないため、再度ファンスカーとの戦闘からやり直すこととなった。
ほんと、このゲームは厳しいで…。





再びファンスカーと死闘を繰り広げてスネアに入る。
今度は真ん中の扉に入ってみると、見事正解だったらしく、デスティニーワンドのセグメントを入手した。
あのヒントはいったい何だったのか…。



まあ、三択なので謎解きよりは簡単だったと言うべきであろうか。


城内は本当にこの1フロアのみで終わりのようだ。
たまには、こういうショートなマップもいいかな、うん。

<ファンスカー城マップ>




地上に出て、この城で見つけたメッセージをセージに尋ねに行くと、ダーゴスという得体の知れない男について教えてくれた。
フィリッピの町にある塔に住んでいるそうだ。



ちなみに、最初のダンジョンが町の地下、続いてが寺院の墓所、今回が城、そして次が塔、というコースは、前作のダンジョンの順番(ワインセラーの下水道、カタコンブ、ハーキン城、キリアランの塔)と全く同じである。
セルフオマージュというやつであろうか。


<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

14

18

12

18

18

12

167

0

AC-10 キールズアックス ミスリルプレート ラックシールド アダマントヘルム シールドリング エルフクローク

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

14

18

12

18

18

13

174

0

AC-8 デイブレード ミスリルスケール アダマントシールド アダマントヘルム ガントレット シールドリング

タリーシン

人間/
バード

14

17

16

18

18

13

192

0

AC-9 バードソード 手裏剣 ミスリルプレート ラックシールド アダマントヘルム ミスリルグラブ シールドリング コールドホーン

ウェイリン

エルフ/
マジシャン

11

18

18

18

18

18

128

144

AC-3 ダガー ブレイサー レザーグラブ エルフクローク

モーフラン

ハーフエルフ/
マジシャン

11

18

18

18

18

18

101

141

AC0 シールドスタッフ ローブ レザーグラブ エルフクローク

コラン

ノーム/
ソーサラー

9

17

18

18

13

15

89

135

AC-3 シールドスタッフ ブレイサー レザーグラブ エルフクローク 



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