The Bard's Tale2 プレイ記録 06 老人


地下2階はトラップだらけのフロアであった。



これらのトラップは、空中に浮遊していてもお構いなしに喰らうため、対処のしようが無い。
中でも厄介なのはSPを減らされるトラップと、一撃で石化させられるトラップだ。
マジシャンの第7レベルの『パーティーの再生』によって全員全回復+状態異常治療できるようになり、探索は非常に楽になったが、石化状態だけは現状では治療できない。
しかも、死亡よりも高額の治療費が必要となるため、かかったらリセットした方が良いような罠である。


戦闘の方は、地下1階とさほど変化は無い。
敵のHPは結構高く、現状で最強の攻撃呪文であるドラゴンブレスの呪文では2〜3回重ねて唱えないと殲滅はできないので、そこまで楽にはいかない状況である。
4回攻撃できるようになったウォーリアのカーネイの攻撃ですら、ようやく一撃で倒せるかどうかというところだが、ハンターのボーデンが9割強の確率でクリティカルを発動するため、彼は戦闘においては非常に役立っている。



前作ではほぼ全ての敵が一撃で片付いたので、ウォーリアだろうがモンクだろうがハンターだろうが大した違いはなかったが、今回はなかなか特色が出ているな。


だが、そんなボーデンを上回る逸材が登場した。
カンジュラーの第7レベルで習得する『剣士の創造(エリクズ・インスタント・スレイヤー)』の呪文で召喚する、スレイヤーである。



このスレイヤーは、ご覧のとおり31-124の3回攻撃にクリティカルまで備えている驚異的なパワーで、ACもマイナス13?くらいあるため、現在の戦士達よりも数段上の強さを持つ。
その名に恥じず、どんな敵でも一撃で滅殺してくれる、非常に頼れる召喚獣だ。



もう、人間を外してスレイヤーを5〜6匹召喚してもいいんじゃないかと思うほどだ。





さて、罠を潜り抜けてしばらく進み、迷路の奥にある部屋に入ると、突然のメッセージと共にモンスターが襲いかかってきた。



モンスターの名はデッドキング、どうやら中ボスのようである。
全然それっぽくないダンジョンだから、すっかり忘れていたが、ここは墓所だった。
王座に座っていることから、この墓の主であろうか?

このデッドキングは遠距離からブレス攻撃をするドラゴンを召喚してくるのが厄介だったが、近づいて攻撃したら、ボーデンのクリティカルが発動して一撃で倒してしまった。



ボスだろうがアンデッドだろうが関係なく瞬殺できるというのは、こういったゲームのお約束ですな。
しかし、このデッドキングは倒してもアイテムなどは得られず、ただ戦闘だけのイベントのようであった。
大層なメッセージと共に現れたのに、ずいぶん適当な扱いだな。


さらに進むと、鍵を売ってくれるという怪しげな老人がいた。



その金額は5万ゴールド。
ぼったくり価格もいいとこだが、持ち合わせがあったので金を払うと、『マスターキー』を入手した。
どこで使うかは分からないが、持っておけばいずれ使う時が来るだろう。


その後しばらく探索をし、地下2階のマッピングは完了。
地下1階に上がる天井の穴も、地下3階に降りる階段も無事に発見した。
同じ構造の部屋が延々と続く中に仕掛けられたワープポイントが紛らわしかったが、全体的にはさほど複雑ではなかったかな。

途中、またしても壁の口が現れたが、今度は罠などは無く単なるメッセージだった。



ここで言うワンドというのは、ストーリーにあるデスティニーワンドのことであろう。
救える者、代償となる命、というのは意味深だが…。


<墓所地下2階マップ>



引き続き地下3階に降りて引き続き探索をする。
上の階で見たメッセージから、ここにセグメントがあるとのことだが。





地下3階の敵はそれなりに強い。
敵の攻撃力も高まってきたので、戦闘が長引くと結構危険だ。



ボーデンとスレイヤーは、ほとんど一撃で敵を倒してくれるものの、カーネイにはもう少し攻撃力の高い装備が必要なところ。
そして、バードのタリーシンは他の純粋な戦士達と違って攻撃力も回数も増えないため、ここでは役に立たない。
一応、装備品のコールドホーンによる吹雪でグループ攻撃できるものの、前作と違ってこういったアイテムは回数制になってしまったため、そうそう乱発もできない。
器用貧乏形の職業は序盤を過ぎると専門職との差が開く一方なので辛いところだ。
しかし、主人公職だから、いずれきっと強くなると信じている。
信じているぞタリーシン。


このフロアの北側は、1マスの部屋が扉を隔てて連続する構造になっており、その総数は4マス×22マスと、非常に長大な迷路であった。
途中でマッピングを間違えようものなら中で迷子になること確実で、1歩進むたびに座標を確認しつつ進んでいたので、まあ苦労した。

迷路を抜けると、その先にはリドルをかけてくる老人がいた。



杖の名前を答えよ、とのことだ。
何の前置きも無いので、何を言っているのか意味が分からなかったが、このフロアの階段付近には、こんな意味有りげなメッセージがあったことから、ここに書かれていた『Staff of Old』とかいう杖のことかな?



と、その通り答えてみると、どうやら正解だったようだ。
老人はヒントを教えてくれた。



セージにファンスカー(FANSKAR)について尋ねろ、とのことだ。
セージに聞くということは、これが次に行くべきところなのかな。





中央部のダークゾーンを抜けて東側へと進んで行くと、突如パーティーの前に、陽炎のようにゆらめrく顔が現れた。



どうやら、噂に聞いた『死のスネア』とやらに立入ってしまったようだ。
入ってきた扉は無くなっており、出ることが出来なくなっている。
いよいよ、ここがダンジョンの最深部のようだ。
気合を入れて乗り切ってやろうじゃないか。


通路を進んで行くと、こんなメッセージが現れる。




通路の先には小さな部屋があり、そこには悪臭と汚泥の中にトクシックジャイアントが居た。



仲間に入れる、という選択肢があるものの、このジャイアントは誘っても仲間にはならず、襲い掛かってきて戦闘となった。
相手は単体で大した強さでもなかったから瞬殺するも、倒しても倒しても何度も出現する。


また、同じ部屋の反対側には年老いた戦士もいた。



こいつはトクシックジャイアントと違い、仲間にも加わってくれるが、年老いているだけあって能力は非常に低い。



最序盤ならまだしも、このダンジョンで役立てるほどの力は無い。
何故こんな所にいるのであろうか。


そして、飲むと毒に冒される濁った泉も設置されていた。



これが、この死のスネアの部屋にある全てである。
いったい何をどうしたものか…  そもそも、何が謎になっているのかも分からない。
年老いた戦士を仲間にし、毒の泉を飲み、トクシックジャイアントと戦ったり、あれこれ試してみても何も起こらないばかりか、部屋からも出られないため、どんどん消耗していくばかりである。
結局のところ全く分からなかったので、ここは再び攻略情報さんのお世話になることにしました。
一番最初のスネアから敗北である。


さて、答えを説明しましょう。
まず、このフロアの壁に書かれているメッセージで、こんなものがある。



このメッセージを読み取ると、『何よりも早く歳を取れ』という部分が、『年老いた戦士をパーティーに加えて一番先頭に配置する』ということになる。
そうなるんです。 疑問は抱かないこと!


続いて、パーティーの全員が毒の泉を飲んだ状態でトクシックジャイアントと戦う。
これも、フロアで見つかるメッセージに何となく示唆されているようだ。



示唆されているんです。 疑問は抱かないこと!


すると、戦闘終了後に年老いた戦士が『トーチ』なるアイテムを手にしている。




これを持った状態で入口まで戻ると陽炎の顔が再び現れ、このスネアはクリアとなるようだ。




そして、隠し扉が開き、その先では目的であるデスティニーワンドの破片(セグメント)が手に入るというわけだ。



どうでしょうか?
あまりにも唐突過ぎる謎解きとメッセージの数々。
老戦士を仲間にして毒の泉を飲むのは、まだ何となく分かるけど、先頭に配置するというのがフラグになっているとは思いもよらなかった。
攻略情報によると、この謎解きは簡単な部類とのことである。
こいつは先が思いやられるというものだ。


ともあれ、これで最初のセグメントを入手した。
これでイフェソスの墓所は全て攻略したようなので、町を出るとしようか。


<墓所地下3階マップ>




<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

13

18

12

18

18

12

153

0

AC-4 キールズアックス 手裏剣 ミスリルプレート タワーシールド ミスリルヘルム ガントレット

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

13

18

11

18

18

13

166

0

AC-3 デイブレード ロングボウ/アロー ミスリルスケール ミスリルシールド ヘルム ガントレット

タリーシン

人間/
バード

13

17

16

18

17

13

183

0

AC-6 バードソード 手裏剣 ミスリルプレート ミスリルシールド ミスリルヘルム ミスリルグラブ コールドホーン

ウェイリン

エルフ/
マジシャン

10

17

18

18

18

18

122

137

AC2 ダガー ローブ レザーグラブ エルフクローク

モーフラン

ハーフエルフ/
マジシャン

10

18

18

18

18

18

93

135

AC2 ダガー ローブ レザーグラブ エルフクローク

コラン

ノーム/
ソーサラー

8

17

18

18

13

14

88

127

AC0 ダガー ブレイサー レザーグラブ 



←プレイ記録04へ   プレイ記録06へ →