The Bard's Tale2 プレイ記録 04 イフェサスの墓所


ダークロードから王女を奪還した功績で一気にレベル13にまで上がったが、術士達が呪文を習得するためには評議会に金を払わなくてはならない。
その金額はランクが上がるごとに高額になっていき、最後の第7レベルを覚えるためには2万ゴールド×3人分という莫大な金額が必要となるため、現在の資金では第6レベルまでしか覚えられなかった。
本来であれば呪文を全て覚えて、さっさと上位の術士に転職させたいところだが、もうしばらくはこのままで金を稼がなくてはならない。
経験値だけでなくゴールドも欲しかったなぁ。

さて、タングラマインの町を出た一行はフィールドを歩く。



このフィールドはダンジョンの1フロアと同じ位の広さで東西南北もつながっており、 20秒も歩けば世界一周できてしまうような、フィールドとは名ばかりの庭のようなマップである。
タングラマインを含めて全部で6つの町があり、次にどこに行くのかは基本的に自由だ。
そもそも、最初に王女を救出する必要も全く無く、どの順番で攻略するのかは全てプレイヤーに委ねられる。

とはいえ、行き当たりばったりで進むのも根気がいるため、そんな時のために、このゲームには今後の指針を示してくれる賢者がいる。
ちょうど、ダークロードのダンジョンで見つけたメッセージの中に、『セージ(賢者)にTHE TOMBS(墓所)のことを尋ねるのだ』というものがあり、さらには同じことがマニュアルのヒントにも書いてあることから、まずは彼に会いに行くのが良いだろう。




賢者はフィールド上にある小屋に住んでおり、付属の地図にもその居所が記されている。
タングラマインの南西を探すと、賢者の小屋はすぐに発見できた。



特定のキーワードを尋ねることで、それに関する情報を聞き出せるようだが、この賢者は非常に金に汚い人物のため、情報の代わりに金を支払わなくてはならない。
このゲームは、回復するにしろ、呪文を覚えるにしろ、とにかく金が全てなのだ。
この胡散臭い賢者に『The Tombs』について尋ねて1000ゴールドほど握らせると、その情報を話してくれた。



どうやら、次はこのイフェサスという町に行けばいいみたいだな。





ということで、フィールドを歩いてイフェサスの町にやってきた。



基本的にはタングラマインと同じく、町の中には冒険者ギルドや評議会、そして武器屋や寺院、酒場といった基本施設が並んでいる。
町で出現するモンスターや、商店に売っている物などもタングラマインと共通のようだ。
民家を一回り覗いてみたが、空家ばかりなのも同じである。


町の中心付近にはセージから聞いた暗黒の寺院とやらがあり、階段を降りるとダンジョンになっていた。





町には特に何もなかったので、早速ダンジョンの攻略を始めてしまおう。
レベル13となったパーティーで、このダンジョンは楽に攻略できるだろうか、それとも苦戦するだろうか。


少し歩くと、恒例の壁の口がお出迎えだ。



ここの壁さんは、ちょっとお口が悪いな。
マヌケはてめーだ!とばかりに無視して部屋を進んで行く。

部屋の中は回転床がぎっしり敷き詰められていたが、そこを抜けて扉を開くと、一方通行になっていて入口に戻れなくなってしまった。
なるほど、こういう仕掛けですか…早速油断してしまった。
まあ、探索しているうちにいずれ戻れるだろうし、パーティーにも余力が十分あるから先にマッピングを進めてしまおう。





ここで出てくる敵は、ダークロードのダンジョンの地下4階よりは弱く、レベル13となったパーティーならば十分に戦える範囲だ。



レベル13となって術士達のSPも大幅に増えているので、戦闘にも探索にも余裕がある。
また、迷宮も大部屋が多い構造のため、分かりやすくマッピングしやすい。
というか、ダークロードのダンジョンが難しすぎたんだな。
あれが最初のイベントってのが間違ってる気がする。


ダンジョンの中では、相変わらず詩のようなメッセージが散見される。



何かのヒントになっているのか、無意味なメッセージなのかは、今のところは分からない。
しばらく進むと、こんな奴も出てきた。



Pで始まる町ということで、Phillpi(フィリッピ)の町の名前を答えると、このダンジョンの地下3階に最初の『スネア』なるものがあることを教えてくれた。
スネア(罠)とは、7つに分けられたデスティニーワンドの破片が隠されている場所のことである。
これらは難解なパズルになっているいるとマニュアルにはあるが、通常の謎解きでも十分に難しいのに、いったいどれ程の事を求められるのだろうか。


さらには、再び壁の口も出てくる。



だが、ぼちぼち地下1階のマッピングが完了する頃だというのに、入口に戻るための通路が一向に見つからない。
これは一体どうしたことか…。
まあ、いざとなれば『壁の気化』の呪文があるから、無理矢理入口まで壁を開いてしまえばいいか。

と、思いつつ、よくよく現在地を確認してみたら、なんといつの間にか地下2階に降りていた。



周囲の構造が地下1階と全く変わっていないので気付かなかったが、おそらくは先ほどの壁の口のあたりでワープしていたたのか。
メッセージ的にも、そんな感じだ。

『壁の気化』の呪文では、階層の移動はできないため、一度上のフロアに行かないことには、いくら壁を通り抜けても無駄だ。
それに、もう既にSPも尽きてしまい、上に戻る階段を探そうにも余力が残っていない。
しかもこまめにセーブしているので、リセットしても状況は変わらない。
これは詰んでしまったか…。

こうなってしまったら、あとは全滅するしかなくなる。
このゲームでは全滅しても迷宮に置き去りにされず、経験値や持ち物・所持金はそのままにギルドに搬送される。
費用はかかるものの、蘇生失敗やロストも無く寺院で復活できるため、この点だけはWizardryよりも親切設計である。
前作と違って、迷宮内でセーブできるようになったことで楽になった部分も大きいが、こういったハマり状態になって全滅を余儀なくされることも今後は多くなるだろう。


ということで、パーティーアタックのコマンドを使用して同士討ちを始める。



このコマンドは、気が狂ったり、裏切った仲間の行動を封じるために抹殺するのが本来の使い方だが、こういった時の自決用としても役に立つ。
武器や呪文の威力を手っ取り早く試すにもうってつけですぜ。


こうしてダンジョン内で仲間割れを起こしたパーティーは、凄惨な殺し合いの末に全滅しましたとさ。



とりあえず、術士達の第7レベルの呪文を全て覚えさせてから再度探索するか…。
やはり、いざという時のために脱出するための空間移動の呪文はあった方がよさそうだ。





ダンジョン内で貯めた金は全て蘇生費用に費やしてしまったので、またしばらく金を稼いだ後に、術士3人に第7レベルの呪文を習得させた。



幸い、この墓所の地下1階では一度の戦闘で1000〜3000ゴールドくらい稼げるので、呪文習得のための6万ゴールドは比較的簡単に集まった。
カンジュラーの第7レベルの呪文には、指定した座標に移動する『空間の超越』、強力な剣士を召喚する『剣士の創造』など、マジシャンには敵1体を即死させる『死の洗礼』、パーティー全体を全回復する『パーティーの再生』など、下級の術士とはいえ、かなり有用なものが揃っている。

全てを習得した後、ウェイリンとモーフランをマジシャンに転職させ、コランをソーサラーに転職させた。
ソーサラーはいずれ全体攻撃呪文を覚えるため、ここらで1人育てておくのが良いだろう。



これで戦闘にも移動にも安全が確保されたところで、レベルを上げを兼ねて地下1階のマップを完成させ、続く地下2階の攻略を開始した。


<墓所地下1階マップ>



<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

13

18

12

18

18

12

153

0

AC-4 キールズアックス 手裏剣 ミスリルプレート タワーシールド ミスリルヘルム ガントレット

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

13

18

11

18

18

13

166

0

AC-3 デイブレード ロングボウ/アロー ミスリルスケール ミスリルシールド ヘルム ガントレット

タリーシン

人間/
バード

13

17

16

18

17

13

183

0

AC-5 バードソード 手裏剣 ミスリルプレート ミスリルシールド ミスリルヘルム レザーグラブ コールドホーン

ウェイリン

エルフ/
マジシャン

7

14

18

18

18

18

101

119

AC2 ダガー ローブ レザーグラブ エルフクローク

モーフラン

ハーフエルフ/
マジシャン

7

16

18

18

17

18

74

115

AC5 ダガー ローブ レザーグラブ

コラン

ノーム/
ソーサラー

4

15

18

17

12

14

65

104

AC6 ダガー ローブ レザーグラブ



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