The Bard's Tale プレイ記録 11 永遠に呪われよ

マンガーの塔2階は、しばらく1階と全く同じ構造が続いた。
通路の形、扉の位置、そして床のメッセージまで同じなので、ここが2階と分かっていても混乱するというもの。
かつてのアメリカのゲーマー達も、『シット!これはマンガーの幻影か!?』と脅えながらプレイしていたことでしょう多分。

されど、マップ構造自体は別段難しくないので、仕掛けが分かれば攻略は容易である。
幻影に戸惑うことなくマッピングを続けて行くと、途中でいつもの壁リドルがあった。



『汝の周囲にある2つの形、その形を答えよ、さすれば見つかるだろう』…といった感じか?
あまり内容に自信は無い。
答えられる気がしないのでスルーして後回しとするが、これって多分、ちゃんと答えないと最後まで進めないよね?
あー、やだなーリドル。


リドルを無視して更に進んで行き、南側の回転床+十字路の区画を苦労して攻略。
ここで昇り階段を発見し、マッピングも完了した。

<マンガーの塔2階 マップ>


戦闘は厳しいものの、まあ順調といったところか。







続く3階は一面のダークゾーンであった。



やっぱり、あると思ってたんだよダークゾーンの階。
正直、このゲームではシステムや操作性の点でダークゾーンが一番きつい。
ざっと歩いた感じでは、広大なダークゾーンの通路に沿って小さな部屋が並んでいるような構造で、部屋に入れば灯りをつけられるが、中はすぐに行き止まりと なっているため、また通路に出る際に灯りが消えてしまうというものだ。
ただでさえダークゾーンの中で座標表示の呪文を乱発しなくてはならないのに、扉の有無などを確認するための照明の呪文もそこに加わるため、非常に消耗が激 しいフロアである。


出てくる敵もかなり凶悪で、ほとんどがこちらよりも早く行動してくるため、何の特殊攻撃をしてこないまでも、打撃ダメージだけで殺されてしまうケースが増 えた。
死んでしまっても蘇生呪文で復活はできるが、復活後は隊列の一番後ろとなってしまう。
このゲームでは何故か移動中に隊列変更ができないため、前衛が死ぬと後列で何もできなくなる上、ウィザードが前に繰り出されてしまって非常に危険が大きく なる。
1人でも死者が出ると、その後の探索に大きな支障をきたすことは変わりないのだ。
(*)後日、隊列変更のコマンドがあることに気付く。もうゲームは最終盤であった。



こちらの最強の全体攻撃魔法マインドブレードを2人がかりで唱えても倒せないことが多く、かといって前衛の攻撃だけでは圧倒的な数を捌けないというジレン マ。
ここで一番確実な攻撃力を持っているのはバードが使うフロストホルンの楽器だけだが、楽器も稀に壊れてしまうため、もう少し確実な攻撃方法が欲しいとこ ろ。


宝箱からは、ドラゴンシールドやソウルメイス、アークハンマーなどといった、いかにも強そうな武器防具をはじめ、ドラゴンワンド、スピードブーツ、ケイル のコンパスという魔法のアイテムなど、これまでに見なかったような物が続々と手に入る。



しかし、これらのアイテムを装備しても実際のところ強くなっているのか不明である。
現在のACはー15くらいにはなっていそうだが、相変わらず敵の攻撃は受けているし、LO以下のACがちゃんと機能しているか疑わしいものだ。
武器を強化すれば確かに攻撃力は上がっているようであるが、ウォーリアの攻撃力であれば、おそらくどんな武器でも敵は一撃なので、こちらもあまり意味がな いような気がする。
魔法の封じられたアイテムも、全呪文の中でマインドブレードより強力な呪文がない以上、こちらもあまり意味がない。

うーん…。
となると、パーティーの戦力はこれ以上にはならないのかもしれない…。







3階のダークゾーンの中には回転床も何箇所か設置されており、キリアランの塔を上回る複雑さであった。
ヒイヒイ言いながらマッピングしていくと、暗がりの中で謎の老人を発見。



自称キーマスターの老人は、格安の50000ゴールドでとある物を売ってくれると言う。

素直に金を払うと、マスターキーなるアイテムを入手。
どうやら、これはスカラブレイのマップで、マンガーの塔前を塞いでいる門を開くことのできる鍵のようだ。
ラストダンジョンまでショートカットできる素晴らしいアイテムであるが…

正直なところ、スタート地点の酒場からマンガーの塔までは歩くと結構な距離があるため、ワインセラーに行ってテレポートの呪文で一気にマンガーの塔前まで ワープする方が近かったりする…。



他にも、何箇所かでメッセージが見つかる。

 

何のことやら分からなかったが、探索を続けていくと例の口壁がまたしても現れる。
恒例のリドルタイムだ。



『7つよりなる神を順番に答えよ。そして失われた階段を探すのだ』…とのこと。

なるほど、これは先ほどダークゾーンの各地で見つけた謎のメッセージを元に答えるような感じだな。
とりあえず、全てのメッセージを探してみるか。







見つかったヒントは全部で7つ。
マップは全て回ったが、これ以上先に進む階段は見つからなかったし、ここから上はテレポートの呪文でも行くことはできないようなので、このリドルを解くこ とが先に進む必須項目となっているようである。
7つのメッセージは以下の通り。

「Do not scry, the first is lie (占うな、最初は寝ている)」
「The One God's second is surely with (神の2番目はおそらく一緒)」
「As the One God has said, the third is passion if you have love and life (神は言った、3番目は情熱、あなたに愛と命があるのなら)」
「In all the land, the fourth is and(全世界において、4番目はそして)」
「We speak of One God, eternal he is, his fifth is almost certainly be(我らは神についてこう話す、彼は不滅で、彼の5番目はほぼきっとそうだろう)」
「On the many levels, several are ancient but the sixth is forever(多くの段階において、いくつかは古のもの、しかし6番目は永遠だ)」
「The One has said that the first man is blessed and the last is damned(彼は言った、最初の男は祝福され、最後の男は呪われた)」

このメッセージを元に、『7つよりなる神』を順番に答えなくてはならない。

どうです?
分かりますか?
そもそも、メッセージの意味が分からないでしょう。

それもそのはず、無理矢理に訳文を入れてみたけど、この内容自体には全く意味がない!
最初はメッセージを全部整理すれば、問われているような神様の順列とかが分かるのかなー、とか思っていたが、これはそういったリドルではなかったのだ。


その答えとは!

まずは、文中にfirstと書かれているメッセージには、「first is lie」と書かれているので、1番目は「lie」となる。
続いて2番目、文中secondと書かれているメッセージでは、「second is surely with」とあるので、言葉通りに「with」を取る。
同様に3番目から7番目も英文に沿って単語をピックアップしていく。
そうすることによって出来上がった文章というのがこれだ。

「Lie with passion and be forever damned (激情と交わり、永遠に呪われよ)」

この一文がリドルの答えというわけだ。


どうです?

はい、自力では解けなかったので解答見ました。
分かるわけねーじゃん、こんなの。

で、このリドルに答えると、マップの中に忽然と階段が現れるのだけど、勿論どこに現れるかなんて教えてくれないから、暗闇の中を22×22マス探し回らな くちゃなりませんよ。
さっきのリドルの答えと一緒に場所も見ておいたから迷うことはなかったけど、もう凶悪にも程があるだろう。

でも、7つの詩の中のキーワードが別の文になるというのは、なかなか凝ったリドルだなぁ…と少し感心しました。



ついでに、2階にあったリドルの解答も調べた。



『汝の周囲にある2つの形、その形を答えよ、さすれば見つかるだろう』
…というこの質問の答えは『サークル』、つまり円形であった。
おそらく周囲というのは、この口壁のある周辺のマップ構造のことを指しているのだろうと思われる。

(中心の『?』 マークが口壁のあるマス)


なになに、これは円じゃなくて四角だって?
そりゃゲームのシステム上、仕方のないことでしょう。
ここは柔軟な発想で頭を切り替えなくちゃいけないところなんですよ。
まあ、どう見ても四角なんだけどさ。

ともあれ、これに答えると『シルバーサークル』というアイテムを入手。
これまでに見つけた『シルバースクエア』、『シルバートライアングル』とセットになっているアイテムと思われる。







ここで遂にウィザード3人がレベル13となり、最後の呪文・グレーターデーモン召喚を習得した。



レベル13以降、ヴィザードのレベルを上げるには120万以上という莫大な経験値が必要となるため、実質ここで成長は終了だろう。
レベルの上がりやすい下級職に転職させることにした。
これで3人の術師が4系統全ての呪文を扱えることになる。

さてさて、待望のグレーターデーモンであるが、何度か使ってみたところ、グレーターデーモンとデーモンロードの2種類を召喚できることが分かった。
おそらく名前からしてデーモンロードの方が強力なのであろう。


が…、しかし…、何と言うか…、いまいちである。

いや、確かに攻撃力には凄まじいものがあるが、別にそこまで強くなくても敵は1発で倒せるし、何より欲しかったのは全体攻撃。
一応呪文を使うこともあるが、補助呪文ばかりで役に立たない。
グレーターデーモンって、敵で出てくる時は恐ろしく強烈なブレスを吐いてくるから、てっきり召喚した奴も同じ技ができると思ってたのに、全然吐いてくれな いの。



HPもあまり高くないし…。
こんなことなら、必ず攻撃をしてくれるストームジャイアントさんの方がいいような気がする。
成長に行き詰ったパーティーの最後の希望だったんだが、ここから先も楽はできなそうだ…。


ともあれ、先に進む。

  <マンガーの塔3階 マップ>



<現時点ステータス>

名前

種族・職業

LV

St

IQ

Dx

Cn

Lk

HP

SP

AC

KARNEY
カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

20

18

18

18

18

18

323

0

LO

TALIESIN
タリーシン

人間
/バード

20

18

18

18

18

18

307

0

LO

KENDAL
ケンダル

ドワーフ/
モンク

16

18

18

18

18

13

146

0

LO

MORFRAN
モーフラン

ハーフエルフ
/カンジュラー

10

18

18

18

18

18

310

279

-6

CORANN
コラン

ノーム/
マジシャン

10

18

18

18

18

18

298

306

-6

Glen
グレン

ホビット/
ウィザード

8

18

18

18

18

18

271

250

-5

WEYLIN
ウェイリン

エルフ/
パラディン

10

18

17

14

12

15

104

0

1

BOWDEN
ボーデン

ハーフオーク
/ハンター

16

18

14

18

18

17

227

0

-9


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