The Bard's Tale プレイ記録 10 オニキスの鍵

それから何度もダークゾーンを調べてみたが、やはり先に進むことができない。
おそらく、ダークゾーンの中のリドルが先へ進むための鍵であろう。



しかし、いくら考えても分からないものは分からない。
ここで、またしてもインターネット攻略情報の世話になることにした。
リドルは苦手なんよ…。

さてさて、その答えは…
ずばり、『SINISTER』であった!

最初に答えを見た時は何のことやら分からなかったが、SINISTERというのはスカラブレイの町にある通りの名前である。
ここは一本道がマップの端まで続いた後、再び道の開始地点にワープするという、いわば無限ループのような構造になっている。
ウィザードリィなどのダンジョンRPGをやっていれば、正方形マップの端の座標よりも先には行くことができないということが経験則で分かるため、特に気に することはなかった。
こんな通路があってもさほど不思議ではないかな、くらいの感覚だ。
だが、リドルの『終わりなき道』が意味しているのは、このことであった。
こんな細かい所がしっかり伏線になっていたとは…。


さらに難関は続く。
このリドルを解いたからといって次のエリアにワープするわけではなかった。
魔法の口が何かを教えてくれるわけでもない。

攻略情報によると、これに答えたことによって先に進むための扉が出現するとのこと。
その場所というのが広大なダークゾーンの中の1マスである。
当然ダークゾーンだから扉が出現したかどうかなんて判断ができず、それを示すようなメッセージも皆無。
きっとリドルを解いたらどこかに扉が現れるんだろう、と予想して片っ端から壁に体当たりしないと見つかりっこないという鬼畜っぷりだ。
自力で突破できたらさぞや嬉しいんだろうけど、こりゃいささか無理がありますぜ。
この扉の位置もついでに攻略情報で確認して先に進む。


が、これでようやく突破したかた思いきや、扉の先には守護者クリスタルゴーレムが待ち構えている。



こいつは、以前にハーキン城で見たメッセージの通り、城の中に隠されているクリスタルソードでないと倒せない敵だそうだ。
せっかくここまで到達できても、クリスタルソードを持ってきていなければ詰むという二重の構えである。
まったく恐ろしい迷宮だ。

とりあえず、ここまでは攻略情報で確認しているので、ぬかりなくクリスタルソードを持ってきている。
さっさとこいつを倒して先に進むべく戦いを挑む。

が、ここでまたしても思いがけない事態が!



クリスタルソードを手にしたカーネイがゴーレムに攻撃を当てる前に、召喚していたストームジャイアントが一発でクリスタルゴーレムを砕いてしまって戦闘終 了。
おーい、クリスタルソードじゃないと倒せないんじゃなかったの?
ストームジャイアントさんがあまりにも強すぎて、ラスボスですら一発で倒せそうな予感がしてくる。







クリスタルゴーレムを倒した先は、もう迷うような構造ではなかったので一直線に進んで行く。

が、ここでも引っ掛かった。
踏み込むと一切の身動きが全く取れなくなるトラップのマスが、カタコンブに続いてここでも仕掛けられていた。
この罠は、ウィズで言うところの『石の中にいる』状態になる凶悪トラップ。
キリアランの塔ではテレポートも使えないので、身動きが取れなくなってしまったら最後、喚こうが吼えようがリセットするしかない。

ウィズ3などにもこの石の中トラップが仕掛けられていたこともあったが、こちらは警告メッセージすら無く、二択の扉を開けたらいきなりハマっているという 上級モードだ。
いや、一応先ほどのダークゾーン内で見たメッセージは、このことを暗示していたと思われるが、こんなの分かるわけない。
子供だったら泣くぞこれ。



そんな苦難の道を乗り越え、ようやく一番奥に辿り着いた。
一行を出迎えたのは善なる魔法使いキリアラン。



どうやら、この迷宮は塔と言いつつも1階で終わりのようであった。
こんな理不尽な迷宮があと何階も続いたら心折れていたかもしれないから、正直助かった。

『よくぞ来た!私はキリアラン、スカラブレイの不屈の善なる魔術師。武器を置くのだ。私は敵ではない、君達 の味方だ。
君達は我が試練を通過し、今、真の探求に立つことができる。そう、スカラブレイの悪の根源、我が宿敵、闇のマンガーだ。
スカラブレイの反対側の角にそびえる5階層のマンガーの塔には、オニキスの鍵を使ってしか入ることができない。
幸運を。そして忘れるなかれ、目に見える物のみを信じるな』

そう言って、キリアランはパーティーにオニキスの鍵を渡した。
これでついにマンガーの塔へ挑むことができるのか。

<キリアランの塔 マップ>








最後の決戦に赴く前に、ちょっとメンバーを再編成した。
せっかくなので、使っていない職業であるモンクを試してみる。



モンクはレベルアップと共に素手の攻撃力やACが強化されていくという、ウィズで言うニンジャのような職業だ。
クリティカル能力は持っていないものの、1レベルごとにACが1下がるという脅威の成長スピードである。
さらに、防具を装備しても強化されたACに上乗せされる形になるので、レベルが高くなればかなりの能力となることが予想される。


彼を連れてハーキン城やカタコンブでしばらく経験値を稼ぎ、レベルを14くらいまで上げる。



ついでに、ここでウィザード3人もレベル11となり、死者復活呪文のビヨンド・デスを習得。
これで味方がどれだけ死んでも安心だ。

ウィザードは相当にレベルが上がりにくいようで、レベル13の最後の呪文『グレーターデーモン召喚』を覚えるには、まだまだかかりそうである。
ここで全て覚えさせたかったが、もう面倒なので先に進むことにした。
さあ、いざマンガーの塔だ!


キリアランも言っていたが、マンガーの塔はスカラブレイの南西に位置する。
最初から付近まで行くことはできるが、その入口が門に閉ざされているため入ることができないのだ。



この門をキリアランから託されたオニキスの鍵で開き…
…って、あれ?開かねーぞ?
おい、どうなってるんだキリアランさんよ?







なんと、マンガーの塔への入口は別にあった。
最初に入った地下水路のダンジョンの地下4階、この奥が塔に通じていたのだ。
地下水路のダンジョンは、以前に地下3階の壁の口から狂神タージャンの名前を聞いた後に探索を終えてしまったが、通路の床に開いた穴からさらに下へ降りる ことができた。
特に見つかりづらい場所にあったわけではないので、単にマッピングが甘かっただけのようだ…。




ここは最初のダンジョンだけあって敵も弱いし、そんなに複雑な構造ではなかったので、地下4階のマッピングはすぐに完了。
ここからマンガーの塔に通じる階段があり、オニキスの鍵が必要になるようであった。

<下水道地下4階 マップ>




階段を昇ると、いきなり地上に出る。
そして、目の前にはマンガーの塔がそびえ立っている。



キリアランによると、この塔は5階層とのこと。
これまでのダンジョンは3階層だったので、長い探索となることだろう。









まずは1階のマッピングを開始。
ここはいきなりワープゾーンの連続であった。
しかもワープした先も全く同じような構造の通路なので非常に混乱しやすい。
さすがにラストダンジョンだけあって、1階からして手強そうだ。

出てくる敵もかなり手強い。
強烈ブレス攻撃を吐いてくる上に行動スピードも速いドラゴンやデーモン、石化攻撃のバシリスク、ドレイン攻撃のヴァンパイアなど、もう強敵オールスターズ だ。



理不尽なくらい焼き殺されるので、ウィザードの復活呪文はもはや必須である。
いちいちヒーラーに頼っていたら金がいくらあっても足りない。
今までは敵の直接攻撃なんてほとんど受けなかった前衛のACもここらで通じなくなり、魔法では治療できない石化や悪霊取憑きなどの状態異常も受けまくる。

無敵の召喚獣ストームジャイアントさんも所詮は1匹しか相手にできないので、ここはブレス攻撃をしてくれるレッドドラゴンを召喚している。
しかし、ブレスを吐いてくれる確率はさほど高くないし、ストームジャイアントさんほどタフではないので、あまり頼りにはならない。
早くグレーターデーモンを召喚できるようにならないと…。
うーん、さすがラストダンジョン。


幸い1階ではテレポートの呪文は通じるようだったので、町に戻ったり、リセットしたりした後でも続きから開始することはできた。
チマチマと歩を進めて1階のマッピングは何とか完了させる。
最初のワープゾーン以外は、さほど複雑ではなかった。

<マンガーの塔1階 マップ>



2階には階段で昇るのではなく、いつもの壁の口を見つけるとワープしてくれるようであった。



しかし、このワープした先の2階のエリアというのが、1階の同部分と全く同じ構造をしていたため、しばらくの間はワープしたことにすら気付かなかった。
『ワープした!』なんてメッセージは表示されないので、確認するには座標の呪文を使うしかないのだが、階層が違うだけで縦横の座標も全く同じなので、なか なか気付きづらいというもの。
この塔は、こういった惑わせるような構造が多いようだ。




<現時点ステータス>

名前

種族・職業

LV

St

IQ

Dx

Cn

Lk

HP

SP

AC

KARNEY
カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

18

18

18

18

18

18

298

0

LO

TALIESIN
タリーシン

人間
/バード

19

18

18

18

18

18

279

0

LO

KENDAL
ケンダル

ドワーフ/
モンク

15

18

16

18

18

13

134

0

LO

MORFRAN
モーフラン

ハーフエルフ
/ウィザード

12

18

18

18

18

18

244

215

-8

CORANN
コラン

ノーム/
ウィザード

12

18

18

18

18

18

223

243

-7

Glen
グレン

ホビット/
ウィザード

12

18

18

18

18

18

204

199

-5

WEYLIN
ウェイリン

エルフ/
パラディン

10

18

17

14

12

15

104

0

1

BOWDEN
ボーデン

ハーフオーク
/ハンター

16

18

14

18

18

17

227

0

-9


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