The Bard's Tale プレイ記録 05 狂神のしもべ

しばらく修行を続け、モーフランとコランがレベル11まで上がった。
このレベルで覚える呪文は、カンジュラー、マジシャン共にあまり良いものがないが、新メンバーのグレンもレベルアップしてグループ攻撃呪文を使えるように なったので、戦力的にはかなり増強された。
ここらでカタコンブの探索を本格的に開始する。

このカタコンブでは床に仕掛けられた罠が多く、ものによっては後列のメンバーもダメージを受けてしまう。



ウィズでいうリトフェイトに相当するような浮遊の呪文もあるのだが、これで防げる罠は限られているようで、そこまで万能ではない。
回復呪文は効果が低いし消費SPがかさむので、治療のために頻繁に地上に戻りつつ探索を進めることとなった。


このダンジョンで危険な敵は、攻撃に老化の追加効果のあるワイトやレイスなどのモンスターや、攻撃呪文の強力なマジシャンなどだ。
マジシャンやカンジュラーという名の敵は序盤でも登場するが、ここで出てくる者はHPも高く、唱えてくる呪文も強くなっている。
ウィズで言うところのレベル○○メイジというようなイメージが近いかもしれないが、名前に変化がないため実際に戦ってみないと実力が分からないという、い つまで経っても気が抜けないシステムだ。


そして、カタコンブ(地下墓地)というだけあって、アンデッド系のモンスターが多い。
いや、多いなんてもんじゃない。



なんと28体。
このゲームでは、1グループの敵が10体以上になることもザラにあるため、大勢出てきた時に攻撃が遅れると本当にボコボコにされる。


いや、28体なんて少ない方だ。
時には40なんて数も出てきたりする。





それどころか60も出ちゃったりする。
これが後々に3グループや4グループ出てくることもあるのだろうかと思うと、今から胸が高鳴るというものである。




さすがに、これだけの数の敵となるとランダムエンカウントではなく、今のところは特定のポイントに行かないと出てこない。
だが、スケルトンやゾンビなんてグループ攻撃呪文で一掃できるような弱い敵だし、50も60もの数を倒すと経験値もゴールドも相当なものになるから格好の カモである。



固定敵はダンジョンに入るたびに復活するから、ちょっと金が足りなくなった時などに焼き払いに行けば、あっという間にゴールドが貯まる。
死者を鞭打って金稼ぐぜ!



その他の宝も、なかなか良い物が手に入る。
ミスリルアクスやミスリルプレートなど、+1クラスの武器防具が揃ってきて、中には待望のバード用の武器もあった。
その名もバードソード。



文字通りバード専用の武器であり、1回攻撃しかできないバードであっても大半の敵は一撃で倒せるほどの威力を持つ武器だ。

また、ラクズリラやファイアホルンなどの新しい楽器も手に入り始めた。
特にファイアホルンの方は、戦闘中に使用すると敵1グループにダメージを与える攻撃呪文と同じ効果があるようで、これが非常に強力で便利である。
ようやくバードも主人公職に恥じない強さになってきたものだ。







地下1階の探索を終えたので、続けて地下2階へ降りる。

<カタコンブ地下1階 地図>



地下1階で気になったのは、「古の魔術師の王はまだ生きている」という血文字と、「15の扉の東、汝はそこにあり。闇の巣窟にて魂はもてなされる」という ような詩文だ。

 

他にも、狂神の僧侶達が生活している部屋も見つかった。
メッセージとゾンビの集団が出てきただけで、特に何かがあったわけではないが、この墓地の奥底には僧侶達の幹部連中がいるのだろうか。
そして、魔術師の王とやらも…。



さて、地下2階を探索する。
多くの扉で区切られた地下2階を進んで行くと、さっそく一方通行の扉に引っ掛かった。
戻れなくなってしまったら先に進むしかない。
先の道に分岐は無く、ひたすら1本道が続いたが…。

部屋に入ると突如メッセージが!



「高僧バスハー・カヴィラーの部屋 死の準備をせよ!」とある。
ここは狂神教団の中枢部であろうか?

まずは、部屋に入るなり襲い掛かってきた魔術師達を軽く倒す。





彼らを倒して罠だらけの部屋を抜けると、次はダークゾーンに入った。
どうやら、この通路も1本道のようだ。
手探りで壁を探しながら進んで行く。

すると…。



突然、「不心得者め!狂えし者のしもべの怒りを受けるがよい!」というメッセージが現れて戦闘となった。
どうやら、高僧バスハー・カヴィラーの部屋に入ってしまったようだ。

こいつが教団のリーダーか?それとも幹部か?
相手は1人、いかに強力な呪文を使おうとも、さすがに負けることはないと思うが、入念に補助魔法や魔法防護の歌などをかけて戦う。
さあ、勝負だ!


まず、マスターソーサラー(バスカー・カヴィラー)が魔法を使ってストームジャイアントを召喚する。



この魔法は、ソーサラーの最上位レベルのものである。


そして、続くボーデンの攻撃で10ポイントのダメージを受け、マスターソーサラーは倒れる。



一発かい…。
クリティカルも発動してないというのに…。
相変わらずボスが弱いゲームである。


しかし、ソーサラーは死んだが、召喚されたストームジャイアントは残っているため、まだ戦いは終わりではない。
次のターンで、同様に集中攻撃をかける。
どうせこいつも雑魚だろう。



と、甘く見ていたら、こちらの攻撃が全く当らず、逆に強烈な打撃を受けて前衛が次々と倒れていく。
あまりにも強すぎる。

逃げることもできなかったので、結局は成す術もなく全滅させられてしまった…。



全く攻撃が当らなかったので、もしかしたら倒せない相手なのではとも思ったが、味方も使える召喚モンスターが無敵とは考えにくいので、余程レベルに開きが あるのだろうか。
いずれにせよ、当分はこの部屋に入るべきではなさそうだ。







リセットして再び地下2階。
今度は反対側を探索する。

こちら側は格子状に区切られたブロックがずらっと並んでおり、十字路に罠が仕掛けられているという、ウィズ#1の地下3階を髣髴とさせるような構造だ。
順番に一区画ずつ調べていくと、ここで下に降りる階段を見つけた。



さっきのマスターソーサラーと戦わずに下へ降りられるということは、こちらが正解ルートなのだろうか…?


一通り区画を回り終えると、次は長い通路に差し掛かった。
ここを進んで行くと、「静止の部屋 前進を試みる者は長期滞在の準備をしておけ!」というメッセージが現れる。



この扉の向こうに何かがあるのだろう。
パーティーの状態を確認し、意を決して扉を蹴破る。

中は1マスの小部屋であった。
しかし部屋の中には、四方の扉以外に何もない。
さらにこの扉の先なのだろうか?

だが、次々と進んで行くも、全く同じ景色の小部屋が続くだけである。
もしや、これはループか…?
そう思って、来た道を引き返してみても、全く景色は変わらない。
これは何かがおかしい。


すぐさま呪文で座標を確認してみると、なんと、この小部屋の座標(0,0)から全く移動していないようであった。
方角を変えて1歩進み、そして確認してみても座標は変わっていない。
どうやら間違いないようだ。
この部屋は全方向で無限ループとなっているのであろう。
いや、直前のメッセージからすると、この部屋に入ると一切移動ができなくなるといった方が正確か…。

覚えたばかりのフェース・ドアの魔法(1マスだけ壁を超えて移動できる)を唱えても、ここから抜け出すことはできなかった。



他の魔法も色々と試してみたが、どれも効果はない。
とんでもない仕掛けである。
ここに入ってしまったら、もうリセットするしかないではないか。

バグの可能性も疑ったが、どうやら本当にこういった仕掛けのようだ。
なぜなら、リセットしてもう一度入ってみても同じ結果だったからだ。


ゾンビやスケルトンの大群を倒せばゴールドは一気に貯まるので、リセットのリスクは大分低くなったが…それでも、こういった理不尽な仕掛けは堪えるもので ある。
レベルが上がってからはゲームの進行も楽になったと思っていたのは、まだまだ甘かった。


<カタコンブ地下2階 地図>








<現時点ステータス>

名前

種族・職業

LV

St

IQ

Dx

Cn

Lk

HP

SP

AC

KARNEY
カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

12

18

17

16

18

13

166

0

-2

BOWDEN
ボーデン

ハーフオーク
/ハンター

12

18

11

18

18

15

148

0

-1

TALIESIN
タリーシン

人間/
バード

12

18

17

16

17

12

155

0

-3

MORFRAN
モーフラン

ハーフエルフ
/マジシャン

12

17

17

17

16

14

60

59

7

CORANN
コラン

ノーム/
カンジュラー

12

18

18

17

11

12

49

83

7

Glen
グレン

ホビット/
マジシャン

9

12

15

18

13

17

49

48

6

WEYLIN
ウェイリン

エルフ/
パラディン

10

18

17

14

12

15

104

0

1


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