The Bard's Tale プレイ記録 03 ワインセラー

行ける場所が無くなったので、酒場で情報を集めるてみることにした。
酒場ではエールやビールなどの各種飲物を注文できる他、マスターにチップを払うことで情報を聞きだせるのだ。



3ゴールドほど与えてみると、「ガーディアンは死ぬだろう」というようなことを教えてくれた。
ガーディアンというのは、おそらく町の通路を守っているサムライやストーンジャイアントなどの石像のことだろうか。
こいつらを倒すことができるのは既に実証済みであるので、大して有益な情報ではない。
何度か試してみたが、同じヒントだったので、おそらくは払うチップの額によって聞けるヒントが変わるのだろうか。
リセットをしたばかりで所持金に余裕がないので、貯まったらまた試してみるか。


他に何か手がかりはないかと説明書のヒントを見てみると、この町には一軒だけワインを出してくれる酒場があるらしい。
飲物の種類によってバードの回復効果が違うのかは不明だが、わざわざそんなことを書いているくらいだから、何かがあるのではないかと思われる。

マッピングした地図を頼りに酒場を一軒一軒見回っていると、その酒場を程なく発見した。
アドベンチャーギルドの南、サムライの石像がある通路の先にあった酒場でワインを取り扱っていたのだ。




最初に来た時は気にも留めなかったが、やはり、あのサムライの像は何かしらの目印となっていたようだ。
そして、ここでワインを注文してみると…




「地下のワイン蔵に行ってワインボトルを取ってこい」と言われる。


何のことかと思ったら、返事もしないもままに地下に連れられていた。
まさかの地下ダンジョン、こいつは意外な展開だ。



周囲は真っ暗で何も見えないので、バードの歌で灯りを付けて探索を開始する…。







地下ダンジョンは、地上とは少し勝手が異なるようだ。




まず、周囲が真っ暗なので、灯りの呪文かバードの歌、松明などが無いと何も見えない。
時間が経つと効果も切れてしまうので、奥深くに行くにはそれなりの準備が必要となる。


次に、戦闘後には罠のかけられた宝箱が手に入り、これを開けないことにはゴールドやアイテムが得られない。



ローグの開錠技能か、カンジュラーの呪文での開錠が必須なようだ。
しかし、ダンジョン内ではSPが自動回復しないため、毎回戦闘後に開錠の呪文を使うとなると、消耗が早くなる。
ここから敵が複数のグループで出現し、複数攻撃呪文は必須になってくるので、なるべく温存しつつ探索しなくてはならないだろう。


そして、これが一番大きな違いだが、出現した敵を仲間に加えることができる。
どういうわけか、敵がそんな申し出をしてくることがあるのだ。

 

加えられるのは一種類・一体のみで、ちゃんとパーティーの欄にも表示される。
既に仲間にいる場合には、新しく加わったものが優先されるようだ。
同じモンスターでもHPやACにバラつきがあり、やけに強いオークもいれば、虚弱なバーバリアンもいる。



さて、そんな危険なワイン倉庫のダンジョンを探索する。
最初のダンジョンだというのに、敵がいきなり4グループとか出現する容赦のなさである。



こちらも魔法全開でかからないと大ダメージを受けてしまう。
仲間モンスターなんてのは、HPも攻撃力も低いので基本的に大して役には立たず、せいぜい何発か攻撃を代わりに受けてくれるといった程度だ。
すぐにSPも尽きてしまうので、回復のために何度も町へ戻りつつ探索を進めることとなった。



だが、マップの方はそんなに複雑な構造ではなかったので、迷うことはなかった。
程なく『50年ものの希少なワイン:立ち入り禁止!』と書かれた扉を発見。
これでミッションコンプリートか。




…と思いきや、中には何もない。



てっきり『ワインボトル』みたいなアイテムが落ちていたり、ワイン蔵に巣食うボス敵との戦いになるかと思ったが、それっぽい小部屋が並んでいるだけであっ た。
向かい側には10年もののワイン蔵があったが、同じく何もなかった。
何もないどころか、罠が仕掛けてあった。とんでもねえところだ。


<ワインセラーのマップ>



右上が10年ワイン、右下が50年ワインの蔵になっている。
そして、左上には地下に降る階段があった…。








地下2階はスカラブレイの下水道のようだ。
浅い水溜りの中、得体の知れない恐怖感じつつ探索は続く。



ダンジョンに入って多くの敵と戦うようになり、経験値が一気に増大したため、レベルは6、7と早いペースで上がっていった。
ここで覚えた第4レベルの呪文には、スターフレアの1ランク上のグループ攻撃呪文・ドラゴンブレス(マジシャン)や、解毒+中回復の効果があるフレッシュ レストア(カンジュラー)など、便利なものが多い。
授業料は2人合わせて8000ゴールドという無慈悲なものでしたがね。



この下水道は玄室が多く、出てくる敵もワイン倉庫よりも若干強い。
全体攻撃呪文を唱えてくる敵もいるので、後列の術師2人も油断はできなくなってしまった。




また、敵のマジシャンが集団で出てきた時には老化の呪文をかけられてしまうことが多く、こいつがかなり鬱陶しい。
老化は全能力が1になってしまうステータス異常だが、今の所これを治療するにはヒーラーに行くしか方法がない。



治療費はレベル×300ゴールドなので、このあたりのレベルになってくるとバカにならない金額である。
こちらが使っても大した効果がないくせに、なんていやらしい呪文なんだ。



さて、マップの方はと言うと、これがなかなかのものだった。
ここは複雑な通路と数多くの玄室のみならず、灯りの効果が消されてしまうダークゾーンがそこらに仕掛けられている。
さらにワープゾーンまであったので、マッピングは結構大変だった。
まだ地下2階だってのに本気出しすぎ。


ダークゾーンの中には、ダメージを受ける罠が仕掛けられていたり、怪しげな蜘蛛の像が置かれていたりした。
蜘蛛の像を調べたらスピナーとの戦闘となったが、これまでの中ボスと同じく一撃で粉砕。
毒攻撃程度では我々は倒せん。






また、何箇所かメッセージが表示された場所もあった。
「壁にびっしりとスライムが張り付いている」とか、「ここは下水の水が温かい」など、よく分からないようなメッセージばかりだが、中には明らかに何かのヒ ントらしきものも見られた。



気になったのは、「夜に光を通れ」、「IRKM DESMET DAEM」という、壁に書かれていたメッセージであった。
このゲームでは時間が経つと夜になるため、前者はおそらくはそれに関係したものと思われる。
後者は何かの呪文のようだが…こちらは今のところ分からない。
まあ、全く関係のないものかもしれないが、一応メモっておこう。



そして、更に下に降りる階段を見つけて、ようやく地下2階を攻略。
ソーサラーの呪文攻撃で大ダメージを受けたこともあったが、死者が出るほどに危険な場面はなかったので、まだまだ序の口なのだろう。



それにしても、酒場のオヤジから頼まれたワインは放置していてよいのだろうか…。



<下水道のマップ>




<現時点ステータス>

名前

種族・職業

LV

St

IQ

Dx

Cn

Lk

HP

SP

AC

KARNEY
カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

8

18

15

15

18

12

123

0

1

WEYLIN
ウェイリン

エルフ/
パラディン

8

18

17

14

12

13

88

0

1

BOWDEN
ボーデン

ハーフオーク
/ハンター

8

18

10

18

18

12

91

0

-1

TALIESIN
タリーシン

人間/
バード

8

17

16

15

15

12

81

0

2

MORFRAN
モーフラン

ハーフエルフ
/マジシャン

8

17

17

15

15

13

49

39

9

CORANN
コラン

ノーム/
カンジュラー

8

18

18

16

9

11

39

57

8


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