The Bard's Tale プレイ記録
02 ガーディアンの石像
経験値稼ぎを兼ねて、周囲のマッピングを開始した。
スカラブレイの町のマップは、ほぼ全ての通路の壁が民家になっており、それぞれ中に入ることができる。
しかし、マンガーの魔力で町が冬に閉ざされてからというもの、住民の大半は逃げ出してしまったので、ことごとくの民家が無人になっている。
もしかしたら、中には何かのイベントが起こる家があるのかもしれないが、これだけの数を調べるのはかなり大変そうだ。
そうこうしているうちにレベル3に上がった。
ウィザードリィと同様、レベル2になるのは大変だけど、3になるのは比較的早いようだ。
そしてウィザードリィと同様、レベル3になると術師が次のレベルの呪文を習得することができる。
ウィザードリィではレベルアップと同時に習得するが、このゲームでは評議会に授業料を払って教えてもらうことになる。
レベル2の呪文で、カンジュラー、マジシャンともに1000ゴールド、合計2000ゴールドが必要経費。
この町の施設は、事あるごとにボッタくり過ぎだと思う。
ともかく、これでカンジュラーが回復呪文ワード・オブ・ヒーリングを使えるようになったので一安心…。
と思いきや、この呪文の回復量は2〜8と微量な上、現在のSPでは最大でも5回くらいしか使えない。
こちらのHPは50前後あるので、正直焼け石に水程度の効力だ。
まだまだヒーラーのお世話になることだろう…。
歩き回っていると、通路の真中に石像が置かれているのを見つけた。
どうやらこれはサムライの像らしく、戦うか立ち去るか選べるようだ。
おそらく、こいつと戦って倒すことで、この通路が通れるようになるのであろう。
今はまだ、レベル3に上がったばかりなので、もう少し周囲を探索してから挑んでみることにした。
しかし、古代のスコットランドやアイルランドあたりがモチーフとなっているであろう町なのに、さも当然のようにサムライの像が置かれているのは、いったい
どうしたことなのか。
別の場所を探すと、またしても石像を発見した。
今度はストーンジャイアントの像とある。
こっちは名前からしてサムライよりも強そうだ。
更に、町の南西部には同様にオーガロードの像もあった。
レベルが上がり、こいつらを倒すことができたら、行ける範囲が広がっていくということであろうか。
他に見つけた物としては、マッドゴッド(狂神)の寺院というものがあった。
怪しげな司祭に、『狂神の名前を答えられる者のみを入れる』と言われえるが、答えられないので何も起こらない。
他には、マンガーに挑んで敗れた魔術師キリアランが封じられたという塔を見つけた。
だが、門に鍵がかかっているのか中に入ることはできないようだ。
雰囲気的に、ここに入るのは今ではなく、もっと後半であろうか。
とりあえず街中で行ける所も無くなったので、町の南東にあるサムライの像と戦ってみることにした。
見つけた石像の中では、こいつが一番勝ち目がありそうだ。
像の前に来て『攻撃する』を選ぶと、姿が変わって、サムライとの戦闘になった。
相手は1匹だけなので戦略は立てやすい。
バードの歌と覚えたての呪文でサポートし、短期決着を目指す。
戦闘開始後、まずはハンターのボーデンの攻撃が命中し、11ポイントのダメージ。
サムライは死んだ。
…まさか一発とは思わなかった。
どうやら、俺達は強くなりすぎてしまったらしい。
いや、むしろこいつが雑魚敵よりも弱いような気もする。
戦闘後、通路の先に進んでみるが、酒場があった他には、これといって何もなかった。
だが、意外と何とかなりそうなので、他の石像とも戦ってみることにした。
続いては、ストーンジャイアントの像と戦う。
こいつはさすがに強そうだ。
ジャイアントといえば、一般的なRPGでは中盤以降で戦うようなモンスターで、強敵のカテゴリーに入る相手であろう。
さっきのサムライとはわけが違う。
さあ、果たして冒険者達の力は通用するであろうか?
ジャイアントの攻撃で26のダメージを受けたものの、こちらの攻撃の12のダメージでジャイアント瞬殺。
ジャイアントのくせに、何でこんなにHPが低いんだ。
そして通路を進むと、またしても石像がある。
今度はストーンゴーレムだそうだ。
どうせ、こいつも同じパターンだろうと回復をして戦闘を挑む。
…が、今度はそうはいかなかった。
ストーンゴーレムの攻撃力は凄まじく、一撃で50以上のダメージを受けて味方は即死!
そして、こちらの直接攻撃は全く通用せず、呪文も効かない。
次々と仲間が倒れ、1ポイントのダメージを与えることもないままに前衛が全滅してしまった。
どうやら、こいつに挑むのは時期尚早だったようだ。
ゲームオーバーというわけにはいかないので、直前のデータからやり直すことになるが…
このリセットで、トータルで5000ゴールド以上あった所持金は全て失われてしまい、ゼロからのスタートとなってしまった。
いや、このシステムはきついっすよほんとに。
もう失うゴールドも無くなったので、南西のオーガロードの石像にも挑んでみた。
オーガはそこまで強くないはずだが、ロードが付くと5割増し以上になるものだ。
さあ、果たしてどうなるであろうか…?
結果 : 一発で仕留めた。
サムライとストーンジャイアント同様、あまりに脆い相手であった。
このゲームでのオーガ族の地位は相当に低いようだ。
というか、中ボスってこんなに弱くていいの?
先に進んで行くと、更に2体のオーがロードの石像があったが、同じように撃破する。
行き着いた先には門があった。
ここは、悪の魔術師マンガーの塔らしい。
おそらく、ここがラストダンジョンと思われるので、さすがに当分は中に入ることができないであろう。
とすると、やはり先ほどのストーンゴーレムを何とかして倒すしか先に進む道はないのか…。
何にせよ、今の状態ではどうにもならない相手なので、レベルを上げなくてはならない。
幸い、ここのオーガロードは弱いくせに経験値が469と、雑魚敵1グループから得られる経験値の7〜8倍はある。
このゲームはウィザードリィと同様、データを再開するとイベントバトルは何度でも行えるようなので、ここでしばらく稼ぐことにした。
オーガロード先生の尽力のおかげで、パーティーのレベルは5まで上がった。
バーズテイルでは必要経験値の増加は比較的ゆるやかなようだ。
これで、ウォーリアは2回攻撃、カンジュラー、マジシャンは3レベルの呪文が使えるようになる。
スペル習得にそれぞれ2000ゴールドもかかったのには苦労したが、これで大いに戦力がアップした。
特に、今まで攻撃の術を持たなかったマジシャンもグループ攻撃呪文を使えるようになったのは大きい。
カンジュラーが覚えたウォーストライク(4−16)の呪文はリトカン程度の威力だが、マジシャンのスターフレア(6−24)はマハリト級の威力だ。
もうこれでスカラブレイの町で怖い物はないだろう。
さあ、勝負だストーンゴーレム!
……
…が…ダメ…!
完膚なきまでに歯が立たなかった。
このままレベルを上げ続ければ、いつかは勝てるようになるのかもしれないが、こいつは序盤で挑むような相手ではないのかもしれない…。
もっと町中の家や店を探して、何か手がかりを探すべきなのだろうか。
<現時点ステータス>
名前
|
種族・職業
|
LV |
St
|
IQ
|
Dx
|
Cn
|
Lk
|
HP
|
SP
|
AC |
KARNEY
カーネイ
|
ドワーフ/
ウォーリア
|
5 |
18
|
15
|
14
|
18
|
10
|
91
|
0
|
1 |
WEYLIN
ウェイリン
|
エルフ/
パラディン
|
5 |
16
|
16
|
14
|
12
|
13
|
59
|
0
|
1 |
BOWDEN
ボーデン
|
ハーフオーク
/ハンター
|
5 |
18
|
10
|
16
|
17
|
12
|
69
|
0
|
1 |
TALIESIN
タリーシン
|
人間/
バード
|
5 |
17
|
15
|
14
|
15
|
12
|
61
|
0
|
2 |
MORFRAN
モーフラン
|
ハーフエルフ
/マジシャン
|
5 |
17
|
16
|
15
|
14
|
12
|
38
|
25
|
9 |
CORANN
コラン
|
ノーム/
カンジュラー
|
5 |
16
|
18
|
16
|
8
|
11
|
33
|
38
|
8 |
<スカラブレイ マップ>
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