Wizardry 外伝2 プレイ記録 07 黄泉征服
黄泉の国でリセットしながらレベル上げをした結果、このくらいの強さになりました。
ひたすらバトルしてただけなので、途中経過は省きます。
この間に手に入ったレアアイテムは、くない、八方手裏剣、赤糸威、綿襖甲、大地のフレイル、といったところ。
そこまで強力なアイテムは手に入らなかったけど、忍者の攻撃力を補強できてよかった。
さて、それではここらで挑んでみましょうか。
これだけのレベルになっても厳しいかもしれないけど、マハマンは(なるべく)無しでやってみる。
まずは第一の玄室、相手はフライプリミアーだ。
こいつは属性的にマンティスグローブあたりで倍打ダメージとなるようで、ベッケルの攻撃であっさり退治した。
お供も大したことないから楽勝だった。
続いて第二戦、ここではディスペラントが出てきた。
運良く先手を取る。
こいつは強力なブレスを吐いてくることがあるので、ラッキーだった。
このパーティーの装備では悪魔系には倍打ダメージを与えられないので、1ターン目でHPを削れるだけでも助かる。
2ターン目以降はディスペラントが後列に移動したため、少し厄介だった。
後列攻撃ができるのがセルムの虎殺しの槍だけだからだ。
だが、このくらいのレベルになると敵の強烈な呪文ラッシュはコルツ×2で大半は無効化できるため、程なく撃破した。
そのまま第三戦、相手はアークデーモン。
ディスペラントと同じく悪魔系の最上位だが、こちらは呪文攻撃がメインだ。
出だしからアークデーモンのロクドでベッケルが石化させられてしまった。
しかし、ライカーガスやグレーターデーモンのティルトウェイトやらマダルトやらは、全てコルツで回避した。
そのままアークデーモンを集中攻撃し、3ターン目には無事撃破。
順調ではあるが、連戦でコルツを使いすぎた。
ラスボス戦でも必須の呪文だから、少しは温存しておかなくてはならないな。
続く第四戦、マイルフィックとの戦いだ。
こいつはセルムが一発で斬り捨てる。
こいつ他のボスに比べてHPも守備力も低いので、攻撃がよく当る。
お供のジャイアントがブレスでも吐いてきたら手強い相手だったのだろうが、こいつが連れてくるエアジャイアントは直接攻撃しかしてこないので無問題。
初代ウィザードリィでは最強の魔人だったのにね。
そして第五戦、トライアスとの戦い。
こいつが問題なのだ。
お供は全然大したことないが、トライアス自身が非常に強力で、そのクリティカル効果を持つ直接攻撃を回避することはほぼ不可能。
今回もバルクがあっさり首を撥ねられてしまった。
少しでも被害を抑えるために全員が全力で攻撃したので、次のターンには何とか撃破することができたが、こいつだけはどうしようもないな
第六戦の前にバルクをカドルトで復活させる。
生命力16だったから少々不安だった。
ちなみに、バルクにヒーリング効果が現れているのは、いずれかのボスが落した「?よろい」の効果である。
このパーティーに使い道のないレアアイテムにかぎって2つ目の入手…。
さあ、最後の第六戦、残った1体の死神デスだ。
こいつは別段恐れるような相手ではないし、お供のサイデルが唱えるティルトウェイトもコルツでしっかりガードしておけば問題ない。
1ターン目で完全破壊してやった。
これで六魔王を全て倒した。
カスタルとマーチのMPは、共にあとコルツ3回分で、マディも5回以上使える。
一応ベッケルとバルクもコルツを使えるから、これだけ残っていれば十分だろう。
全員を回復させた後、いよいよ最後の部屋に入る。
こいつがラスボスのスケイリーーエンプレスだ。
さっき戦ったディスペラントもお供で出てくるのか…こいつは手強いかもしれない。
まずはコルツで守りを固め、セルムがスケイリーエンプレスに攻撃。
いきなり316ものダメージを与えた。
どうやら彼女は虎殺しの槍の倍打効果の対象属性のようだ。
これで死んだんじゃね?と一瞬思ったが、さすがラスボス、この一撃にも耐えきった。
ベッケルとバルクはディスペラントを攻撃してダメージを与え、後衛はコルツを唱える。
スケイリーエンプレスはマバリコを唱えてきたが、これは完全防御。ヌルい攻撃だ。
ディスペラントが吐いてきたブレスの方がよほど脅威であった。
このブレスには耐え切ったものの、次のターンのディスペラントの攻撃でバルクが死亡する。
この悪魔ちょっと厄介すぎる。
こちらの攻撃は分散させずに集中攻撃した方がよかったか。
だが、先ほどセルムに大ダメージを受けていたスケイリーエンプレスは、このターンで遂にベッケルの凶刃に倒れる。
刃っていうかタックル。
壁に床にと突進して叩きつけたのでしょうか。
残ったディスペラントとグレーターデーモンは、次のターンに問題なく退治して戦闘終了。
見事、7回に及ぶボス戦を突破してクリアアイテムの女帝の鱗を手に入れた!
カスタル
「ようやく終わったな。あの女帝こそが本物の古代皇帝だったということか」
ルブラ
「これで元凶はいなくなったから、あとはこの国の民の力で復興を遂げてほしいところね」
レクナー
「俺達の黄泉での苛烈な戦いが無駄にならなければいいんだがな」
マーチ
「あれ?レクナーさんって黄泉で戦った時パーティーにいましたっけ?」
セルム
「私もう、槍一本でこの国を征服できるくらい強くなった気がするわ」
コルティナ
「あの馬鹿領主も、これだけの力を持ってたら無視できないでしょう。法外な謝礼を要求してやろうかしら」
ブージ
「ところが、あの領主は我欲を悔い改めて出家したそうだぜ」
ケニオン
「まだ幼い娘に国政を全部押し付けて雲隠れするなんて、為政者としても父親としても完全に失格な気が…」
バルク
「心配するな。この国とマナヤは俺が必ず…」
シェルケン
「おまえも領主と一緒に出家しとけ」
ベッケル
「王女から獅子の階級章を授かったぞ。アルマールにおける最高の称号だそうだ」
やや早足でしたが、ウィザードリィ外伝2はこれにて終了です。
転送キャラを使ったこともあり、あっさりクリアできるだろうと思っていたのですが、最後だけは予想以上に厳しかったです。
ノーリセットで突破できなくて残念でした。
あの最終フロアは、戦闘バランスとかそういったことは置いておいて、インパクトはかなりありますね。
昔初めてやった時にも感じましたが、それまで色々な点で親切な配慮が多かった分、最後の最後に圧倒的な強さのボスと7連戦というのは、かなり思い切った感
があります。
最終決戦を色付けるという意味では、非常に効果的な演出だったのではないでしょうか。
ただ結局のところ、あのくらいのレベルになってしまうと、どんな相手でも戦闘がワンパターンになってしまうので、そう何度もやりたいものでもないです。
エンディングは全ての呪文を覚えるくらいのレベルで、といったくらいが、やはりシステム的にも一番理にかなっていると個人的には思います。
後はありきたりですが、この外伝2は非常にスタンダードなウィザードリィだなといった印象を受けました。
色々なウィザードリィのシナリオをやった今となると、本作の出来の良さがよく分かります。
長すぎず短すぎず、ほどほどの難度の謎解きに戦闘バランス(最終フロア除く)、小さいながらも特徴のあるマップと、本家の豪快すぎる部分を上手くアレンジ
しており、何とも日本的な仕上げです。
随所で本家ウィザードリィ#1を思わせるような迷宮構造になっているのも憎いところです。
ある意味クセが無さすぎて特徴が無いとも取れますが、これはこれで一貫性があってよかったと思います。
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