Wizadry7 プレイ記録 34.伝説の石

ファロウ
「宝箱の置いてある部屋の鉄格子が、クリプトの鍵とトゥームの鍵で開いたぜ」

メタル
「2つとも、これまで戦った雑魚敵が落とした鍵だな。こんな所で使うとは思わなかった」

ルガード
「ですが、勿体ぶった使い道のわりに、中の宝は大した物が入ってませんね」

ディージア
「スクロールとかポーションばっかり……あ、またゴローの鍵が入ってるわ。もうこれ7本目よ」

トシ
「じゃあ、この階も全部回ったから下に行ってみようぜ」

アイス
「次は地下2階ね。また入口に何か書いてあるわ」



メタル
「ここは……『ゴローの間』だと……?」

トシ
「ゴロー……ってことは、ここでゴローの鍵を使うんじゃないか?」

ディージア
「こっちにある鉄格子は開かないみたい。『過去の殿堂』って書いてあるわ」



ルガード
「おそらくゴローの鍵は、この水路の向こう側に見える鉄格子を開くための鍵でしょうね」


ファロウ
「こっちには変な石版があるぜ。『ゲーリンストーン』っていうのか?」



アイス
「ルーンの象形文字が彫ってあるわ……テンプル……スフィンクス……」

ディージア
「ねえ、石版の他の面にも同じような文字が色々書いてあるわよ」

ルガード
「4つの面に2つずつ、計8つ書かれているようですね」



*テンプル* 人、ピラミッド、そして三日月
*スフィンクス* 卵、羽のあるキメラ、そして魔法の杖
*ボート* 悪魔、波の上のボート、そしてクロス
*クリプト* 髑髏、輝く宝石、そして石像
*サーペント* 塔、巻いた海蛇、そしてランタン
*クリスタル* キューブ、水晶玉、そして門
*ドラゴン* ドラゴン、宝箱、そして鍵
*スター* 石版、三体の石像、そして五つの星


メタル
「これは……今までに手に入れた地図の名前じゃないか!」

トシ
「下に書いてある言葉は……何のことなんだ……?」

ディージア
「ピラミッドとかクロスとか、どっかで見たような気がするわ」

ルガード
「ヘラゾイドの天空の都市……クルセイダーの試練の部屋で、これらの言葉が書かれたスイッチがありましたね。もしかしたら、そこのヒントかもしれません」

アイス
「この石版は……もしかして、ずっと前にニューシティーの図書館でワンダーランド教授から聞いた、ハイガーディアの聖なる石……?」

ファロウ
「ここに書いてある『スター』の地図だけ、まだ見つけてないぞ」

メタル
「『クリプト』と『クリスタル』の謎はまだ解いていない……そして『レジェンド』と『フール』の地図については石版に書かれていない……」

ディージア
「これで行き止まりみたいね。次は水路の先にある扉を開けてみようよ」

トシ
「じゃあ……近い所から行ってみるか。階段のすぐ東の部屋が、あんまり泳がなくていいな」

アイス
「ここの鉄格子に何か書いてあるわ……『千の目の獣』……?」



メタル
「よし、ゴローの鍵で開いた!じゃあ中に入るぞ」

ルガード
「気を付けてください……中に何かがいるみたいですよ」



ディージア
「何こいつ?これが『千の目の獣』?」

トシ
「獣っていうよりクラゲだな」

ファロウ
「見るからに大した奴じゃなさそうだから、さっさとブチのめして中に入ろうぜ……かかってこいオラァ!」









ファロウ
「……はっ!ここは……!?」

トシ
「あれ……?俺達……確か……」

ディージア
「あの部屋に入ろうとして、中にいた敵と戦ったような……」

アイス
「私もそんな気が……恐ろしく強い相手で、次々と皆が倒れていって……」

メタル
「さっき見たのはきっと悪夢……早く忘れるんだ。俺達はまだ扉を開けていない……いいな?」

ルガード
「あの部屋には恐ろしい魔物が潜んでいるようですね。私には分かります」

トシ
「ま……まあ、いいけどさ……」

アイス
「他にもいくつか同じような部屋があるみたいだけど、全部に魔物がいるってこと……?」

ディージア
「あんなに強い敵、どう考えても勝てる気がしないわ……」

ファロウ
「でも、これ以上先に行けないんだから、後はこの部屋を調べていくしかないぜ」

メタル
「とりあえず、リセッ……ゴホン、慎重に様子を見ながら全部の部屋へ行ってみよう……まずは北西の部屋だ」

ルガード
「こっちの扉には『アルボレスの精霊』とありますね」



トシ
「なんだか……名前からしてヤバそうな奴だな……」


≪動画 : アルボレスの精霊≫

ファロウ
「ハアハア……か……勝った……!!」

ディージア
「何とかなったわね……もの凄く強かったけど……」

メタル
「ふう……全く歯が立たないというわけでもなさそうだな」

アイス
「部屋の中には宝箱が置いてあるわ」

ファロウ
「これは中身が期待できるな」

トシ
「……あれ?ノックノックでも開かないぞ」

ルガード
「罠が強力すぎて解除できないようですね。無理矢理こじ開けるしかないみたいです」

メタル
「仕方ない……死なないように気を付けるんだぞ(ガチャリ)」

ファロウ
「おい!まだ心の準備が……!う……おおおお!!」

トシ
「ぎゃああ!!このファイアボール超熱いぞ!!」

ディージア
「うう……戦闘よりもダメージ受けたんだけど……」

ルガード
「中には剣、兜、楽器……その他もろもろが入ってますね」

メタル
「こ……この剣は……エクスカリバー!」

アイス
「この楽器は、あのプロメテウスの角笛よ!」

トシ
「最高クラスのアイテムばかりじゃないか……」

ルガード
「この部屋の強敵と戦って勝つことができたら、これらのアイテムが手に入るというわけですね」

ディージア
「てことは……他の部屋にも同じような宝がありそうじゃない?」

アイス
「この部屋みたいに、何とか戦える相手だったら中の宝が手に入るわね」

ファロウ
「なんだか、やる気が出てきたぞ!他の部屋にも行ってみようぜ!」


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≪動画 : ホラゴスの悪魔≫

トシ
「おっしゃー!この『ホラゴスの悪魔』も何とか撃破!」

ルガード
「宝箱の中身は、決まった物が入っているわけではなさそうですね」

メタル
「リセッ……ゴホン、慎重に中身を吟味しよう」

ファロウ
「おお、今度はメイナードランスとエボニープレートを見つけたぜ!」

アイス
「メイナードランスはヴァルキリー用の槍ね。よかったねディージア、欲しがってた専用装備よ」

ディージア
「やった〜!ハンマーよりも断然スタイリッシュね。やっぱヴァルキリーは恵まれてるわ」

ルガード
「この漆黒のエボニープレートは、私のイメージするロードの鎧にピッタリですね」

<イメージ図>


メタル
「……じゃあ、次に行ってみるか」


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ファロウ
「弱い!何だこいつは!?」

メタル
「南東の部屋は『ラ・セプ・レ・テプの呪い』……確かスターターダンジョンにも、同じ名前奴が出てきたな」

ディージア
「一発で倒したわ。あそこで戦った骨と同じ奴だったのかしら?」

ルガード
「長い年月で力が弱まったのか、元々弱かったのか……いずれにしろ、不思議な敵でしたね」

トシ
「おお!!宝箱から村正が……!最終回間際にして、ついに俺も刀を持つことができた!」

ファロウ
「これで大体一通り回ったかな」

アイス
「北東、東、南西の部屋の守護者には、現状じゃ勝てそうになかったから、後回しね」

ルガード
「しかし……これらの部屋で貴重なアイテムが手に入るのはいいのですが、先に進む手がかりが全くありませんね……」









ディージア
「見て!水路に隠しスイッチがあるわ!」



メタル
「壁が開いた!奥には通路が続いている……」

ルガード
「隠し通路ですか。部屋の強敵達を全部倒す必要はないみたいですね」

トシ
「通路の奥に宝箱が置いてあるぞ」

アイス
「中身は……『ジュエル オブ ザ サン』……太陽の宝石ね」



ファロウ
「宝石か……『過去の殿堂』って書かれた扉を開ける鍵が入ってると思ったけどな……」

ディージア
「宝石なんてどこで使うんだろう……?行ける所は全部行ったけど、結局ここから先に進めないわ」

ルガード
「うーむ……あのルーン文字の石版に、何か謎が隠されていそうですが……」

メタル
「そうか……分かったぞ!『クリプト』の地図だ!」

ディージア
「また地図に謎が隠されてるの?もう、そういうのは任せたわ」

アイス
「クリプト……『汝、死の地にて死霊と悪魔の島を探索せよ。過去の歴史に根ざした知識を持つ時、思想は失われし物と死者の地下聖堂からの反響となる。過去の殿堂を闇雲に眺め入る者達は何も見ることができない。遠ざかり、注意深く観察せよ。されば、水と共に眠る秘密を見つけることができよう。死を真実として抱くことは闇の地下聖堂に住まうこと。汝の眼を燦然と輝く太陽の上に向けることを真実とせよ。されば、過去から逃れ、島の意思から旅立つこととなるだろう……』」

メタル
「『死の地』、『悪魔の島』というのは、まさにこの場所のことだろう。『過去の歴史に根ざした知識』というのは、俺達が今までに集めた地図に他ならない」

トシ
「まあ、そのへんは分かる」

メタル
「『失われし物』とは、書かれていた内容が全て消えてしまった地図……つまり『レジェンド』の地図だ。これを使う時が来たんだ」

ディージア
「使うって……どうやって使うの?」

メタル
「この『レジェンド』の地図には、意味ありげな穴が開いている……この穴から、例のルーン文字の石版を覗き見る」

ルガード
「な……なんという無茶な使い方……!」

メタル
「岩の突起を、『レジェンド』の地図に合わせるんだ。そして、赤い印が付いた真ん中の穴の位置にある物を調べると……」



メタル
「見ろ、『ドラゴン』の目の部分に『髑髏の鍵』が隠されていた。これで先に進めるはずだ」

ファロウ
「……もはや謎解きってレベルじゃねーぞ……」

メタル
「さらに、地図の後半部分にも謎が隠されている……『遠ざかり、注意深く観察せよ。されば、水と共に眠る秘密を……』というのが、先ほどの出来事と一致するだろう」

アイス
「さっき見つけた『太陽の宝石』ね。水路の隠し通路の奥にあったから、地図の文と一致するわ」

トシ
「まあ、そのへんは分かる」

メタル
「その後の部分に、『汝の眼を燦然と輝く太陽の上に……島の意思から旅立つ』とある。つまり、これは地下から出て、島の外に行けということだ」

ディージア
「島の外って……?」

メタル
「文字通り、船で島の外まで漕ぎ出すんだ。じゃあ行くぞ」

ルガード
「外と言っても広いですよ。具体的にはどこに行くんです?」

メタル
「この島の隣にある小島……マンドリン諸島だ。確か怪しげな石柱が立っていたはず……」









ファロウ
「……ふう、島に着いた。でも、ここも既に探索はしたんだけどな……」

トシ
「この石柱も怪しいと言えば怪しいけど……おわっ!か……壁が!」



ディージア
「す……すり抜けた!?」

ルガード
「通過可能な壁ですか……以前にもこんな仕掛けがありましたね」

メタル
「中の壁に紋章が埋め込まれている……きっと、ここで『太陽の宝石』を使うんだな」

アイス
「なかなか気付くような事じゃないわ……」

トシ
「紋章の中に宝石を埋め込んだけど……何か起こったような様子はないぞ」

ファロウ
「お……おい!外を見てみろ!」



ルガード
「ここは……この像は……フォーンザングの像!」

メタル
「これが、地図に隠されていた物というわけか……」

アイス
「台座に『預言者』って書いてあるわ……」



トシ
「この看板……何か変だな。この部分に何か……あ、『O』の文字の中に首飾りが隠されてるぞ!」

フォーンザング
「ようこそ、失われし子等よ……時は来たれり!」


トシ
「うわっ!ごめんなさい!」

フォーンザング
「私が最後にこの大気を吸い、この大地を歩いてから、どれほどの時が流れたか分からない……だが、死によって時は意味を失った。ゆえに、私が最後の眠りについたのは、ついこの間のように思う……君達に話したいことは多くある……生と死の物語、時の狭間の物語……。しかし、間もなく私の声は消えていく……君達の手の中にあるロケットは、最後の鍵の1つ……私の秘密を守るものだ」


メタル
「この首飾り……『ロケット オブ ザ トゥーム』という名のようだな」

ディージア
「いよいよ核心に迫ってきたわね」

フォーンザング
「クリスタルの中に、私の手形を印してある。そう、私の手のみがアストラル(星)の墓を開く鍵なのだ。数千年前に私は死んだが、その術はまだ生きている。我が全ての子孫達には、いつの時代であれ、その手に私が印が有るはずだ。秘密は我が血を分けた子等に遺された。君達の名前は知らないが、君達が男であれ女であれ子供であれ……わが血を引く者ならば、その神秘は君達の物となる」


ルガード
「手に……印……?」

フォーンザング
「星の墓に1人降り立ち、手の中にロケットを握るのだ。すると奇跡が起こる!我が驚異の事跡を見ることがきないのが残念だが……遠く離れた我が子孫たる君達に祝福があらんことを!君達の上に、大いなる宇宙を掲げよう!」


メタル
「………」

アイス
「ねえ……フォーンザングの子孫の手形が鍵になってるってことは、私達には……」

トシ
「こればっかりは、どうしようもないぞ……」

ファロウ
「実は俺がフォーンザングの血を引いてる……ってことはねーかな?」

ディージア
「種族がホビットな時点でアウトでしょ」

ルガード
「フォーンザングの子孫ということは、遥か昔に何処かに去ったと言われるハイガーディアの民……今のガーディアに、そのような者がいるのでしょうか……?」

メタル
「アストラル・ドミナの鍵となる者……それはつまり……」

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