Wizadry7 プレイ記録 29.光の剣

ルガード
「そういえば、以前にジャン・エッテというヘラゾイドに何度か出会いました」

ケ・リ
「ジャンエッテは、クルセイダーを探すために北方に派遣されていた」


ファロウ
「ニクタリンスの郊外でティーラングに追われてたのを、俺達が助けたんだぜ。それで……この旗を貰ったな。女王に見せろってさ」

ケ・リ
「この旗は、勇気を成した者にしか与えられない物……。偉大なる試練を行う者は助けないことになっているが、諸君の行いに報いましょう。私の首にかけられたペンダントを持っていきなさい。諸君が我らを助けてくれたのと同様に、きっと助けになるでしょう」


アイス
「これは……ヘラゾイドペンダント!」

メタル
「新しいスキル『イーグルアイ』が身に付くスペシャルアイテムか!」

トシ
「なあ、この女王、他にもアイテムを色々売ってくれるみたいだぜ」

ファロウ
「力のアンク、若さのアンク、信仰のアンク……凄いぞ、パワーアップアイテムが勢揃いだ!こりゃドーピングし放題だな」

ディージア
「わ……私の知力も上げられるの?」

ルガード
「何故か知力を上げるアイテムだけは売ってないみたいですね」

ディージア
「なんでよ〜……」

メタル
「このクレジットカードというのは何だ?」

ケ・リ
「クレジットカードは、我らの祖先の最後の遺産『ホール・オブ・プリザベーション』に入るのに必要なものだ」


トシ
「ホール・オブ・プリザベーション……『保存の殿堂』か。祖先の遺産ってからには、何か色々とありそうだな」

アイス
「とりあえず、奥にある『クルセイダーの殿堂』って書いてある所に行ってみましょう。ここで試練を受けるみたいよ」

 

ファロウ
「試練か……めんどくさそうだぜ」

トシ
「まあ、そう言うなよ。運命の戦士達なんてカッコいいじゃないか」

ルガード
「中には、何やら見たことのあるような像が立っていますよ」

 

メタル
「この像は……ニューシティーやムンクハラマで見た像だな」

ディージア
「でも地上にあった物と違って、ピカピカに手入れされてるわ」

アイス
「台座の部分に何か書いてある……『第一の試練』だって」

  

 像
「我は創造者、建造者、父、預言者、生産者……多くの名を持つ」


トシ
「うわっ!こいつ……喋ったぞ!」

ディージア
「不気味!本当に口の部分から声が出てるわ!」

 像
「汝が我を呼ぶ名は1つ。ただ1つの名のみが私を認識する」


ルガード
「この像の人物の本当の名前を答えろ……ということでしょうか?」

メタル
「名前か……ニューシティーの噴水の中にあった像に記されていたな。『フォーンザング』と……」

アイス
「!! 像が……輝いていく!」

ディージア
「不気味!目が光ってるわ!」

ファロウ
「……奥の扉が開いたぜ!」

トシ
「なるほど、この謎解きが試練だったってわけか。こんなチョロい問題でよかったのか?」

アイス
「扉の先は……あれ?また像が立ってるわ」

メタル
「ということは、まだ試練が続くということか」

ルガード
「今度はどのような……ん?台座に何かスイッチのような物が付いていますよ」

 

トシ
「なんだこりゃ……?これを順番通りに押していくってことか?」

ルガード
「『サーペント』、『ピラミッド』……『スター』、『スカル』……何のことでしょうか……?」

ファロウ
「今度は何のヒントもないぜ」

アイス
「今までに手に入れた地図の名前ともちょっと違うし……タロットカードの絵柄とかとも違うわ」

ディージア
「地図に書いてある文とかにヒントがあったりしないの?」

メタル
「『クリスタル』の地図に、このスイッチにある名前がいくつか書いてあるが、どうも違うようだ」

ファロウ
「適当に押しても……やっぱりダメか。これだけ数があると、全部のパターンを試すって技も使えねーな……」

ルガード
「仕方がありませんね。他の場所にヒントがあるかもしれませんから、ここは後回しにしましょうか」









アイス
「私もようやく主要な呪文を覚えたから、ここで転職するわ。まだ私だけクリティカルができないから、モンクにでもなろうかな」

メタル
「だったら、さっき女王から貰ったペンダントを使って『イーグルアイ』のスキルを身に付けた方がいいぞ」

トシ
「今さらモンクの超能力呪文は使わなそうだから、クリティカルを身に付けるだけなら忍者の方が強いんじゃないか?」

アイス
「メイジ呪文を覚えてパーソナルスキルまで身に付けた私が忍者になったら、何の特殊能力も無いファロウの立場がなくなっちゃうでしょ」

メタル
「それもそうかもな」

ルガード
「自分から一歩退いて弱者に譲る……現代人が忘れてしまった思いやりの心ですね」

ディージア
「アイスって優しいのね」

アイス
「うふふ」

ファロウ
「全然優しくねえ……」

 
アイス
「使ってたキャット・ナインテイルの鞭はモンクでも使えるみたいだから、そのまま後列にいるね」

メタル
「では、町の探索を続けるとするか」

トシ
「お、この建物には『保存の殿堂』って書いてあるぜ。『料金は1クレジット』……だってさ」

 

ルガード
「女王が言っていた、ハイガーディアの遺産が保管してあるという場所ですね」

アイス
「このクレジットカードで扉が開くんだっけ」

 

ファロウ
「中はガランとしてるけど、所々から光が洩れてるぞ」

トシ
「あそこに見える小部屋からオーラが出ているみたいだ……」

ルガード
「中を覗いてみましょう」

メタル
「台座の上に、何か光り輝く物が飾られている……!」

 

アイス
「『マーキュリアン・ライト・シールド』!これが古代人の遺産……?」

トシ
「本物の光の盾か……凄いな……!」

ファロウ
「小部屋の周囲に小さな輪が取り付けられてるぜ」

ルガード
「どうやら、バリアのようなものに接続されているようですね」

ディージア
「これじゃあ持って行けないわ!」

メタル
「まあ、そういうことを阻止するための装置なんだろうな……」

アイス
「こっちには光の剣……ライトソード!」

 

ファロウ
「こっちは『フロンティアズマン・フェザーピストル』と、『コバルティン・パワーグローブ』ってのがあるぜ!」

 

トシ
「す……凄え!どれもカッコよすぎるぜ!」

メタル
「これがハイガーディアの遺産か……明らかに、俺達が使っているような武具とは一線を画しているな……」

ファロウ
「ホールの周囲には不思議な絵が何枚も飾ってあるぞ」


・様々な色で彩られた機械と、その周囲にいくつも立つ、磨かれた鉄の彫像のような人影の絵
・色鮮やかな色のローブを着た男がヘラゾイドの女性達とロケットと共に立っている絵
・宝石で造られたかのような壮麗な都市の絵
・白い髭の男が、鮮やかな色のローブを着た数人の男に囲まれて微笑している絵
・数千人の人が乗り込めるような巨大な鋼鉄の船が空を駆ける絵
・遥かなる空の幾千万の星に白銀のチューブが浮かんでいる絵



ディージア
「これって、ハイガーディア達について描かれた絵なんじゃない?」

メタル
「そんな感じだな。さっきの遺品といい、相当に高度な文明を持っていたことは間違いないようだ」

ルガード
「最後の白銀のチューブの絵からは、何か不気味なものを感じますね……」

トシ
「こっちは中庭かな……ん?トランクが置いてあるぞ」

ディージア
「随分と長い間、放置されてるような感じね」

ファロウ
「これは捨ててあると解釈して、俺達が有効利用させてもらうぜ」

アイス
「中には……スタッドキュアブラ+2と、スタッドキュアスカート+2、ヴァレンタインネックレス、クルセイダーヘルム、ストレージキーが入ってるわ」

ルガード
「クルセイダーヘルム……もしや、これはヘラゾイド達の言う『クルセイダー』の正装なのでは?」

トシ
「こんな所に一式全部置いてあるからには、きっと何か深い関係があるんだろうな」

ファロウ
「もしかしたら、この先、俺達がクルセイダーとして認められるために必要な装備かもしれないぜ」

ルガード
「しかし、これは女性専用の装備……残念ながら私達に扱えるような品じゃありません」

メタル
「ということでディージア、この衣装を……」

ディージア
「こんなアホみたいな格好するわけないでしょ」

アイス
「じゃ、さっさとストレージキーで開く扉を探しに行きましょ」









トシ
「あった!この扉がストレージキーで開いたぜ!」

ファロウ
「ストレージ(倉庫)ってからには、色々と珍しいアイテムが置かれて(ガチャ)……なさそうだな」

ルガード
「見た感じ、見事に何もありませんね」

ディージア
「この町って見た目は豪華だけど、意外と困窮してるのかしら……」

メタル
「こっちに置いてある装置にクレジットカードを入れると、パワーパックとかいうのが出てきたぞ」



アイス
「これは銃の弾薬みたいね。でも、この弾薬を入れるための肝心の銃がないけど……」

ファロウ
「アンパニのマスケット銃には使えないみたいだ。さっきの保存の殿堂にあった光線銃のような物に使うのかもな」

トシ
「そういえば、さっきティーラングやダークサヴァントの兵士を見たぜ。もしかしたら、あいつらもクルセイダーの試練に挑もうとしてるのか?」



メタル
「女王の言っていた『よそ者』というのは、奴等のことかもしれないな。あいつらにだけは、先を越されるわけにいかないぞ」

アイス
「でも、この倉庫にも試練のヒントは何も見当たらないわ……」

ルガード
「別の出口から先に進めそうですよ。何やら展望台のようなものが見えます」

 

ディージア
「見えない壁だらけで歩きにくい町だけど、見晴らしだけはいいわね」

トシ
「展望台の中央に、小さな祭壇みたいなのがあるぞ」

メタル
「祭壇の上で、何かが光を放って浮かんでいる……これは……何だ?」

ファロウ
「鍵みたいに見えるぜ……光り輝く鍵だ」

ルガード
「ふむ……特に熱を発しているわけでもなさそうです。触っても大丈夫のようですよ」

アイス
「いかにも重要そうな鍵だけど……どこで使うんだろう……?」

メタル
「もしかして……これは『保存の殿堂』に保管されている遺産を取り出す鍵じゃないのか?」

ルガード
「おそらく、そうでしょうね。あの高度な装置を開錠する鍵は、この町にしかないと思います」

ファロウ
「よっしゃ!早速試してみようぜ!」



 

ディージア
「やっぱりこの宝、ちゃんと取り出す方法があったのね!」

メタル
「しかし、鍵は1つしかない。手に入れられるのは、ここにある4つの展示物のどれか1つだけだろうな」

ルガード
「ライトソード、ライトシールド、フェザーピストル、パワーグローブのうちの1つですか……これは難しい選択ですね」

トシ
「……というか、勝手に持って行っていいの?これってヘラゾイド族の宝物だろ?」

メタル
「俺達がクルセイダーと認められれば何の問題もないはずだ」

アイス
「それとこれとは、あんまり関係ない気がするけど……」

ファロウ
「ここはやはり、フェザーピストルだろうな。銃は剣より強しだぜ」

ディージア
「このパワーグローブって、ヴィ・ドミナが手に付けてたようなやつかな?こっちも捨てがたいわ」

ルガード
「誰が何を装備できるのか、パーティーの隊列とかも考えて選ばないといけませんね」

メタル
「(ガチャ)よし、開いたぞ」

ファロウ
「あ!!勝手に……!」

メタル
「思ったとおり、このライトソードは俺の手にピッタリだ。やはり、運命によって選ばれた伝説のクルセイダーとは俺のことだったか……!」

トシ
「その剣、俺にも装備できるぜ。別に選ばれても何もないだろ」

アイス
「何故かモンクの私にも装備できるわ……」

ディージア
「1人だけズルイ!私も専用の装備が欲しい!」

メタル
「ディージアには、バルカンハンマーとかスタッドキュアブラ+2とか、魅力的な装備がいっぱいあるだろう」

ディージア
「全然魅力的じゃないわ!」

トシ
「まあ、俺にはそのうち専用装備の刀が見つかりそうだから別にいいや。やっぱ男は刀だぜ」

ルガード
「本当の専用武器とは、私のエルブンボウのような物を言うのですよ」

ファロウ
「いいなぁ……ホビット用の装備とか、今までロクなの見たことねーぞ」

アイス
「とりあえず……これで天空の都市も一通り回ったことになるわね。結局クルセイダーの試練のヒントは見つからなかったけど……」

ルガード
「まだ、この星のどこかに手がかりがあるのかもしれませんね」

トシ
「船で行ける場所もまだまだあるみたいだし、外を探した方がいいんじゃないか?」

メタル
「そうだな……では、一度この町を出て、再び海を探索してみるか」


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