Wizadry7 プレイ記録 05.秘密の城

トシ
「さっき、アンパニのロダン・レワークスに会ったぜ。あいつも仇のティーラングを探して歩き回ってるみたいだ」



ファロウ
「放っといたらティーラングを殺して回りそうだな」

メタル
「俺達も、あいつに邪魔されないように旅を急がないとな。みんな、準備はいいか?」

ディージア
「必要な買い物も済ませたし、不用な物は売り払ったわ」

ルガード
「もう使わないようなアイテムは、宿屋の部屋を借りて置いてきましたよ」

ファロウ
「スターターダンジョンの泉でバッチリ回復も済ませたぜ」

メタル
「じゃあ、このニューシティーを出発するか」

アイス
「『全ての者がこの町で結末を迎える』……町の人から聞いた言葉だけど……私達も、ここには何度も来そうね」

ファロウ
「この東に向かって続いてる道沿いに歩けば、ボエリガード大尉の言っていたゴーンの領土に着きそうだな」













トシ
「オラーッ!このブリーブもどきめ!」

ディージア
「町を出てからもう随分歩いたのに、一向にゴーン族の領土とやらに着かない……さすがに疲れてきたわ……」

ファロウ
「この道で合ってるのかよ?さっきの分岐で間違えたんじゃねえのか?」

メタル
「ボエリガード大尉もおおまかな方角しか教えてくれなかったからな……。大体こっちで正しいと思うが……」



ルガード
「お、ようやくゴーンの集団が出てきましたよ。国境まで辿り着いたんじゃないですか?」

トシ
「囲まれたぞ。ちょっとヤバイんじゃないか…・?」

ガリエラ卿
「ここから先はゴーン帝国の領地だ。今すぐ引き返すならば無事に帰らせてやろう。しかし立ち入るならば……」

アイス
「この人がガリエラ卿……ボエリガード大尉の言っていた特殊警備隊の隊長だわ!」

メタル
「では、ボエリガード大尉から預かった手紙を見せよう」

ガリエラ卿
「……なるほど……王に何か重大な報告があるみたいだな……通行を許可しよう」


ディージア
「やっと着いたのね。休む所とかあるのかしら」

ガリエラ卿
「警告しておこう、現在国内では内戦が勃発しており、安全の保証はない」


ファロウ
「こりゃ期待できそうにねーな……」

ガリエラ卿
「暗殺者達がオルコグレ城に侵入し、偉大な魔術師ムラカトスを暗殺してしまった。彼の呪文による加護が無くなり、敵対部族達が国土に集結し始めたのだ……我が軍はここに留まり、来るべき戦いに備えなくてはならない……」


メタル
「思ってた以上に危機的な状況みたいだな」

トシ
「オルコグレ城ってのはどこにあるんだ?」

ガリエラ卿
「ここから森に入って、西へ進んで少し北だ」


アイス
「もう少しみたいね。じゃあ急いで王様に会いに行きましょう」

ディージア
「その前に、この大量のスピアをこいつに売り払っていこうよ。重くて仕方ないわ」

ルガード
「途中で大勢倒したゴーンスピアマンが落としたやつですね」

ガリエラ卿
「………」













ファロウ
「この森……どこまで続くんだ……!?」

メタル
「西に行って北……って……指示がアバウトすぎて分からないぞ」

ディージア
「もう疲れたー、休もうよー」

ルガード
「といっても、こんな所でキャンプも危険ですし、回復の泉のためにスターターダンジョンまで戻るのも馬鹿馬鹿しいですね」

メタル
「しばらくはスタミナの呪文で少しずつ回復するのが一番だな」

トシ
「アイス、気分転換に何か演奏してくれよ」

アイス
「……え?私が?」

ファロウ
「バードだろ?何か盛り上がる曲をやってくれよ」

アイス
「……じゃあ、こんなのどう?(Wizardry Gold オープニング )」

メタル
「ずいぶん前衛的な曲だな……」

ルガード
「よくこんな曲をリュートで弾けますね」

ディージア
「へ〜、カッコいいじゃん!ねえ、他には?」

アイス
「うーん……じゃあ新しいレパートリーを試してみようかな……」

ルガード
「私が以前に作った『幻想組曲・ウィザードリィ6』の楽譜ならありますよ。使いますか?」

メタル
「あれを音楽と言うか」

アイス
「コホン……では、こっちのバージョンを……(DOS版 Wizardry7 オープニング)」

トシ
「おお〜、この曲もいいな」

ファロウ
「後半の盛り上がりがカッコイイぜ!」

ディージア
「私はこっちの方が好きね」

アイス
おまけ(上のWizardry Gold オープニングを無理矢理リュートで弾いたもの)」









ファロウ
「そうこうしてるうちに、何かそれっぽいものが見えたぞ」



メタル
「地下への梯子……?城って言っていたから地上にそびえるものだと思っていたが、まさか地下にあったとはな」

ルガード
「秘密の城というだけのことはありますね。」


ディージア
「うわー、中は陰気ね。あんまり長居したい場所じゃないわ」



アイス
「私達はゴーン族にとっては侵入者だから歓迎はされなそうね」

トシ
「城だけあって整然とした構造になってるみたいだから、そこまで迷う心配はなさそうだが……中は広そうだぜ……」

ファロウ
「すぐに階段があったぞ。地下1階は鉄格子で塞がってるから、先に下へ行くみたいだな」



メタル
「地下2階は……牢獄か」

アイス
「『囚人を突っつかないで下さい』……檻の中に何かがいるのが見えるわ」

ディージア
「どうせロクなもんじゃないから先に行くわよ」

トシ
「またすぐに階段があるぞ……けっこう深いな、この城」

メタル
「地下3階……ここは兵舎のバラックになってるみたいだな」

トシ
「こっちに武器&貯蔵庫って書いてある扉があるぜ」

ファロウ
「俺の指先技で開けられる類のものじゃないみたいだ。イマイチ気乗りしねーが、先にバラックに入ってみるか」



メタル
「案の定、兵士達が襲ってきたぞ!」

ディージア
「この種族ちょっと好戦的すぎない?」

トシ
「ゴーン足軽!この星にも侍の文化があるとは感激だ……!」

ルガード
「ゲフッ!つ……強い!薙刀で強力な遠距離攻撃をしてきます!」

ディージア
「疲れた体にこの数はキツイわね……!」

メタル
「スティンクボム!」

アイス
「この曲で眠らせるわ!

ファロウ
「休息の時の曲じゃねーか……俺達が寝ちまうよ!」

トシ
「あたたたたたたた!!………ふぅ、疲れてきたからちょっと休むわ」

メタル
「こら!戦闘中に休息するな!」

トシ
「だって俺だけ3回攻撃だから、みんなの3倍動いてるんだぜ……休息しないと倒れちゃうよ」

ルガード
「覚えたばかりのサイオニックブラスト!!……心の領域のMPは有り余ってるから、いざという時に助かりますね」

ディージア
「とう!これで全部倒したわ……あたしも二刀流にしようかな」

ファロウ
「鍵を落としたぞ。武器庫の鍵か……そこにある武器庫に入れそうだな」









トシ
「もう一つのバラックでは王の鍵ってのを手に入れたぞ。地下1階の鉄格子を開けるのかな?」

メタル
「とりあえず、そこの武器倉庫を見てみよう。何か有用な武器が見つかるかもしれない」

ルガード
「武器防具が沢山置かれている棚が見えますよ」

アイス
「スピアに弓矢にレザーキュイラス……どれも廉価品といったところね」

ディージア
「しけてるわね。全部持っていって、どこかに横流ししようよ。」

ファロウ
「人としてどうかと思う行為だがな」

アイス
「こっちの部屋には樽が並んでるわ。食糧貯蔵庫かな?」

トシ
「スタミナが回復するような物でも入ってないかな」

アイス
「中には何かの塩漬け肉みたいなのが入ってる……ゴーン達の食料みたいね」

メタル
「なんか気味悪い肉だな……」

ルガード
「ディージア、識別できそうですか?」

ディージア
「くんくん……うっ!!な…なに、この臭い!?」

アイス
「と……隣の樽の中に臓物がいっぱい入ってるわ……この肉の生き物の臓物かしら……」

ファロウ
「気色わりい……精力は付きそうだけど、絶対食いたくねーな……」

トシ
「おい、なんかラベルが貼ってあるぞ」



メタル
「ム…ン…ク…!ムンクってあのムンク族のことか!?」

ムンク参考画像

ファロウ
「ギャアアァ!こいつら何てモノ食ってるんだよ!」

ディージア
「な……どうしてくれるのよッ!!私女の子なのに、こんな……!」

ルガード
「し……知らなかったんですよ……」

アイス
「これ……どうする……?」

メタル
「この先、未知の星でどんな苦境に陥るか分からない……。この保存食のおかげで命を繋げる可能性もあるだろう……残念ながら俺はもう荷物がいっぱいだが……」

ルガード
「私の荷物も既にスクロールやポーションで手一杯です。何せ後列職ですから」

ディージア
「わ……私はさっき見つけたスピアを5本持つわ!ほら、これで荷物袋もいっぱいよ!」

アイス
「わ……私もさっき見つけた大量の弓矢で手が塞がっちゃったわ。あ〜重い!」

ファロウ
「俺は……鍵やカード類とかの重要アイテムをいっぱい持ってるからさ……意外とかさばるんだよな〜」

トシ
「……え?」


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