Wizadry6 プレイ記録 04.キングとクイーン

一行は南東の塔に向かい、その4階に住むフランス人、ル・モンテスの部屋まで行った。
扉の前で「スヌープチェリ」と告げると彼は閉ざした扉を開く。
しばらく会話を続け、ひとしきり情報を聞き出した。



ディージア
「ところでスヌープチェリって何なの?」

ル・モンテス
「白い体で黒くて長い耳、鼻も黒い犬です」


ファロウ
「さっきネズミの壁の奥で見つけたビーグル犬のぬいぐるみか?」

ル・モンテス
「おお!愛しのスヌープチェリ!」


アイス
「スヌー●●みたいなぬいぐるみね」

トシ
「え?引き換えにこの銀の鍵でキャプテンを解放しろって?」

ファロウ
「つーか、ぬいぐるみ隠されただけで監禁するなよ」

アイス
「どうやら彼もキャプテンも、地下にある川を船で昇ってこの城に辿り着いたらしいわね」

メタル
「じゃあ地下にうろついているローグ達はその船員か?迷惑な話だ」

ルガード
「キャプテンズ・デンの合言葉はまだ分からないから、先に2階を探索しましょう。そろそろ鍵も集まってきたし、扉を開けられるかも」

ファロウ
「ふふ…鍵の必要はないぜ。俺の出番が来たな」




道中の1階・北部の通路にて


ディージア
「あれ?こんなところにもスイッチがあったんだ」

ファロウ
「お、鉄格子が開いた…けどすぐまた鉄格子で行き止まりか」

トシ
「そこに落ちてる骨の咽から鍵が出てきたぞ。雄羊の鍵…?」





城内中央部

ルガード
「この階段をひたすら6階まで上がると…」

トシ
「鍵のかかった扉で行き止まりになるので…」

アイス
「前に見つけたスペードの鍵でこの扉を開けて…」

ファロウ
「さあ、中には何が…?」



アイス
「こんなことだろうと思ったわ」

ディージア
「どうしてこの城ってこんなのばっかりなのかしら」

メタル
「色々吐きかけてくるが、一匹なら余裕だ…よし、撃破!」

アイス
「奥の宝箱からクロームの鍵を3本見つけたわ」

トシ
「また鍵かよ。いっぱい集まったけど、一向に使いどころが分からないぞ」

メタル
「アイテムも増えてきたから、ちょっと売りに行こう。俺の剣スキルもかなり上がってきたから、そろそろ別の武器にも慣れておきたい」





城内2階


ファロウ
「せいやぁぁー!(バキッ!)」

メタル
「こいつ…鍵を壊しやがった」

ファロウ
「ムリ!この扉は絶対ムリ!見つけた鍵を使おうぜ」

トシ
「お、さっき見つけたクロームの鍵で開いたぞ。さて中は…」

アイス
「うわー豪華な部屋ね!」

メタル
「ここは女王の部屋か何かかな?」

ディージア
「この城の女王といえば、夜な夜な若い男を連れ込んで…」

トシ
「何でそんな事を知ってるんだよ」

ルガード
「王族の私生活にまで関心を持つのは庶民によくあることですよ」

メタル
「む、この小部屋…宝箱が隠されていたぞ」

ファロウ
「今度こそ…うし!罠開錠成功だぁー!」

メタル
「こ、これは…」

ルガード
「鞭と鋲付のブラですか…。王族というのは得てして趣味が悪いものですね」

メタル
「ディージア、装備するか?かわいくてエレガントな装飾品が欲しいとか言ってただろ?」

ディージア
「(いや、さすがにちょっとこれは…でも高そうだから捨てるのも勿体ない気がするし…)」

ディージア
「あ、そうだ!アイス、この鞭使いなよ。後列からでも攻撃できるよ。あたしは、ほら、棒の方が得意だから…」

アイス
「…え?」

ディージア
「あ、カワイイ〜、似合ってる〜、小悪魔〜」

トシ
「(押し付けたな…)」




2階 王の部屋


メタル
「ここは王の部屋みたいだな」

ディージア
「この城の王様といえば、毎週こっそりと奴隷の少女の寝室に通いつめて、とうとう隠し子が…」

トシ
「何でそんな事を知ってるんだよ」

ルガード
「王族のスキャンダルというのは、庶民の慰みにはもってこいですからね」

ファロウ
「うわー、でも本当にその少女の部屋に隠し通路でつながってるよ。けしからんな」

アイス
「図書室か書斎のような部屋まであるよ。本はもうボロボロだけど、すごくいっぱいあるわ」

トシ
「(スカウト!)…おい、机の側に隠された宝箱を見つけたぜ」

メタル
「中身は金の鍵…また鍵か。あとは…日記のようだな」

ディージア
「へー、読んでみようよ。ワクワク…」

メタル
「残念だがこれは読み取れないな。暗号みたいになっている」

ルガード
「反対側に隠し通路がありましたよ。先は鉄格子で塞がれていましたが」

トシ
「ここでさっきの金の鍵を…って、あれ?違うのか」

ファロウ
「さっき1階で見つけた雄羊の鍵で開きましたよ」

ファロウ
「宝箱一番乗り!…(ガチャ)ぶほっ!罠開錠失敗!」

ディージア
「ちょっと!気をつけてよ!中身は何だったの?」

アイス
「山羊のマスク…?装飾付の雄羊のナイフも入ってるわ」

トシ
「装備としても大したことないし、あまり価値がありそうにない感じだな」

メタル
「だが、このいかがわしさ、王の部屋にあるようなモノじゃないな…」




隠し通路から更に奥へと進む一行


トシ
「あ、ここで北側の塔の通路とつながるんだな。鉄格子は開かないけど」

アイス
「ここは随分広い部屋ね」

ルガード
「そこの泉の水は飲まない方がいいですよ。毒に冒されます」

ディージア
「飲んだのね…」

ルガード
「しかしながら、右の泉でHPを回復できるみたいですので、毒が治るまでしばらくここに居させてください」

メタル
「ん?中央に祭壇があるな」



アイス
「この模様…スイッチかな?炎…山羊…杖…」

メタル
「さっきの山羊のマスクといい、この祭壇といい、この城はちょっと不気味なものがあるな」

ディージア
「やっぱり、ここの王様と女王様は、公にできない秘事を夜な夜な営んでいたに違いないわ!」

トシ
「スイッチを押しても反応しないぜ。押す順番とか他に必要な物とかがあるのかな」

ファロウ
「上に行く階段もバルコニーに上れるだけで、この部屋が見下ろせるだけの場所だったぜ」

メタル
「明らかに怪しい場所だし、何か手掛かりがあるはずだ。鍵も集まったし、他の階も探してみるか」




城内の各地で鍵のかかった扉を調べはじめる。
そして、一通りの鍵を試した後、地下2階へと行き着く。

トシ
「金の鍵、銀の鍵、スペードの鍵、牢屋の鍵、いたる所で試したけど開かなかったな」

ディージア
「あんたの作った地図が正しければ、この地下2階の行き止まり通路で行ける所は最後のはずよ」

ルガード
「開きました…!金の鍵で当たりです」

ファロウ
「やっと開いた!……でもこの部屋、何か変だぜ。落とし穴だらけだ」

メタル
「この部屋も行き止まりみたいだな。穴を降りてみるか」


そして穴に飛び込む一行

ファロウ
「この部屋は…おっと!敵か!」




ルガード
「一匹なら楽勝ですね。我が奥義を使うまでもない」

トシ
「ぐえぁ!…ちょ!強いぞこいつ!」

ディージア
「私は安全な場所で援護するから頼んだわよ!」

メタル
「しまったな、斧なんか装備するんじゃなかった…攻撃が当たらない」

アイス
「ファイアボム!!……何とか倒したわ」

トシ
「強敵だったな。毒を喰らってヤバかったぜ」

ファロウ
「お、おい…部屋の出口にもう一匹いるぜ…」

ルガード
「やれやれ、骨の折れる部屋ですね」


激闘の末、何とかジャイアントサーペントを撃退する。
そして部屋から出ると、いつの間にか穴に降りる前の、金の鍵の扉の前に戻っていた。


トシ
「ありゃ?何でやねん?」

ディージア
「穴の下は、あの蛇がいるだけの牢獄か懲罰部屋のような所みたいね」

メタル
「しかし、もうこの部屋しか手掛かりはないしな…お、スイッチ発見」

ルガード
「穴が一つ消えました。そこにもまたスイッチが」

アイス
「入口にも一つスイッチが隠されてたわ。これで穴が全部消えた」

ファロウ
「奥の壁から宝箱ゲットだぜ!」

トシ
「これは…雄羊の書?何がどう雄羊だって言うんだよまったく…」

メタル
「ふむ、どうやら、王の部屋の奇妙な祭壇のスイッチに関するもののようだな。ここに書いてある順番に押してみようか」



2階 王の部屋・祭壇の間

トシ
「さて祭壇の間に着いた。じゃ、スイッチの方お願いします」

メタル
「最初にこれ、次にこれ、それでこれ…と。雄羊の書によると、こんな感じかな」

ファロウ
「どわ!祭壇が開いたぜ!」

メタル
「合っていたみたいだな。これが隠し通路というわけか」

ルガード
「しかし仕掛けとしては今ひとつですね。『いかにも』と思わせておいて、その裏を付いた仕掛けが個人的には好みです。50点ですね」

ディージア
「御託はいいから、早く中に入ってよ。後つっかえてるんだから」

トシ
「結構深そうな穴だな。下が石畳じゃありませんように…」

祭壇の穴に飛び込む一行。
無事着地するが、全員がダメージを受ける。


トシ
「し…しびれたぁー!やっぱ石畳じゃねーか!」

ルガード
「く…このダメージ込みならば、プラス5点ですね」

メタル
「ついでに、さっき地下室で遭った大蛇が襲ってきたぞ。もうプラス10点だな」

ジャイアントサーペントとの三度目の戦い。
敵は相変わらず一匹のみなので、難なくこれを撃破する。

ルガード
「さて、穴から落ちた先は…1階北の広間みたいですね」

トシ
「骸骨の咽の中から雄羊の鍵を拾った所か。持ち主はどうしてここで死んでいたのか気になるところだな」

アイス
「下に降りる鉄格子が開いてるわ」

ファロウ
「代わりに戻る通路の鉄格子が閉じてるぜ。先に進むしかないみたいだな」

トシ
「さすがにちょっとヤバそうだな…」


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