Wizadry6 プレイ記録
02.塔
城内2階
ファロウ
「２階も鍵のかかった扉だらけだぜ」
トシ
「押しても引いても開かない」
アイス
「一箇所だけ入れた部屋で見つけた、このスペードの鍵でも、どの扉も開かないわ」
ルガード
「ここは指先技を鍛えてからじゃないと難しそうですね」
ファロウ
「いや、俺まだ試してないんだけど…」
メタル
「じゃあ仕方ないな。１階の四隅にあった階段をそれぞれ上ってみようか」
ファロウ
「………」
物見塔
アイス
「２階に上がったら、すぐまた上の階段があるわ…」
ルガード
「他の場所も同じ造りのようですね。城の端にある物見塔の部分のようですね」
ディージア
「もしかして上まで行けば外に出られるんじゃないの？」
ファロウ
「空だ！外だ！でも高い！」
メタル
「こりゃ落ちたら死ぬな」
ディージア
「やっぱ無理か〜。あれ？あそこに何かあるよ」
トシ
「何だろうな…って死体じゃねーか！うわっ腐乱してるよ」
ルガード
「ほう、何故こんなところに…。案外すごい宝が隠されていたり…」
ファロウ
「俺は絶対に触りたくないぞ」
アイス
「私も同じく…」
ルガード
「こんな明らかに怪しいモノには必ず何か隠されてるものですよ。どれどれ……」
トシ
「げっ、触った！信じられねぇ」
突然死体が爆発し、爆風と共に死体が四散する。
そして腐った肉片が容赦なく一行に降り注いだ。
ディージア
「ちょっと、何これ！ベトベトするわ！」
メタル
「うごご、口に…！」
ファロウ
「おい、ふざけんなよ！全身にかかって気分悪くなっちまったじゃねーか！」
アイス
「うぷ…」
ルガード
「いやいや、してやられましたね。イタズラとしては中々レベルが高い」
トシ
「さっきは酷い目にあった。結局お宝は真ん中の部屋にあったな。まあレザーキュイラスだったけど」
アイス
「北西の塔に隠されてた宝箱も大したものが入ってなかったね」
ファロウ
「くっ、何でレンジャーの俺にレザーキュイラスごときが装備できないんだ…」
メタル
「これは俺が装備しよう。お前はさっき矢をいっぱい見つけたから、いいじゃないか」
ファロウ
「弓矢ってやけに弱い気がするんだよな…。カトラスの方がしっくりくる」
ルガード
「さっき襲ってきたヴァンパイアバットも手強かったけど、何とかなりましたね。私のリュートのおかげで」
ディージア
「（無視）じゃ、最後に南東の塔に行きましょ。最初にちょっと様子を見た感じだと、人の気配がするのよね」
物見塔（南東）
南東の塔の最上階で人影を見つけるが、一行から逃げるように部屋に閉じ篭ってしまった。
ルガード
「ようやく話ができそうな人を見つけたというのに、逃げられてしまいましたね」
メタル
「おーい、我々は怪しい者じゃないって。怖がらずに出ておいで」
トシ
「よけい怪しむわ」
ディージア
「どうも取り付くシマもない感じね」
ファロウ
「塔はくまなく調べたけど、特に何も見つからなかったな。やっぱ飛び降りる以外に脱出方法はなさそうだ」
アイス
「じゃあ次は地下に行ってみようよ」
道中
ファロウ
「それにしても、全然敵に攻撃が当たらねーな」
ルガード
「呪文も詠唱に失敗する場合が多いから不安定ですね」
アイス
「私は錬金術だから詠唱は関係ないけど…やっぱり使用数に限りがあるから無駄撃ちはできないわ」
トシ
「うーむ、どうしたもんかな」
メタル
「仕方ないな…俺の必殺技を使えば戦闘の助けになるだろう」
ディージア
「必殺技？あんたキリジュツも低いし、しけた呪文しか使えないじゃない」
ルガード
「そうか！メタルはドラコンだから『ブレス』が使えるんですね！」
メタル
「まあな」
トシ
「ブレス！こんな奴らが使うアレか！？」
ファロウ
「すげぇ！そんな大技があるなら、何でもっと早く出してくれねーんだよ！」
メタル
「この技は俺の体に結構な負担がかかってな。だがまあ、ゆっくり休めば回復できるから、ここぞという時に使おうと思っていた」
アイス
「みんな、敵が出たわ！」
トシ
「ネズミか…攻撃が当たりづらいから、面倒だな」
ディージア
「早速ブレスでお願い！」
メタル
「いいだろう、みんな退がってろ！」
ルガード
「頼みましたよ！」
メタル
「ぬぅぅ…ぅぅうん！」
メタル
「ガッ……ぐぼぼぼぼぼぼ（ビチャビチャ）」
ファロウ
「……（きたねぇな）……」
メタル
「グバァッッ！」
ラットに３のダメージ！ ラットに４のダメージ！
メタル
「ふぅ…はぁ…ふぅ…」
トシ
「え、終わり！？」
メタル
「こ、これなら普段使わないスタミナの呪文もで回復ができるから、効率はいいかもな…ハァ、ハァ……」
「………」
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