Wizadry6 プレイ記録 00.プロローグ


 

とある酒場にたまたま居合わせた6人。
話が弾むうちに話題はコズミックフォージのことになる。

「この近くの古城にあるって噂だぜ」
「うそくさいな〜。そんなところにあるなら、とっくに見つかってるじゃん」
「でも、あの城かなり大きいからな。上手く隠されてたら、普通は見つからないんじゃないか」
「もし見つかったら大金持ちだな」
「コズミックフォージじゃなくても、結構なお宝がありそうな雰囲気ではあるよな」
「そうそう、今は城主もいないんだし、自由に入れるはずだよ。もうすぐ店も閉まるし、ちょっと行ってみない?」
「お、いいね。宝が見つかったら山分けな」
「賛成!」

といった感じのバックストーリーがあったかは分からないが、一同は意気揚々と例の城へと向かう。




もし、あまりにも危なければ、いつでも引き返してきて、ここから外へ逃げられる。
そんな安心感とともに城門をくぐった。
……しかし、そういうわけにはいかなくなったようだ……。
中に入った途端、城門は閉ざされ、どうやっても開かなくなってしまった。
6人は動揺するが、しばらく後、ここから脱出するための方法を探すことにした。


<中略>

メタル
「さて、ようやくレベル4になったか」

ディージア
「早っ!ちょっと省略しすぎじゃないの!?」

ファロウ
「もうちょっと、最初のドキドキ感とかないのかよ?」

メタル
「ネズミやコウモリと戦ってただけなんだからいいだろ。ここからが本番だ」

トシ
「最初の回復の泉の付近をぐるぐる回ってただけだしな。敵が強すぎるのか俺達が弱すぎるのか……」

ルガード
「私のリュートがなければ、敵に勝てなかったのと違います?」

ファロウ
「はいはい、でもバードってスキルが全然伸びねーな」

トシ
「まあ、とにかく、ゆっくり調べながら探索していこう。このレベルになれば多少連戦しても大丈夫だろ」

ディージア
「ヒールの呪文も私以外にもファロウとアイスが使えるようになったしね」

メタル
「うむ、俺達の冒険はまだまだこれからだ」

アイス
「もう終わりみたいな言い方しないでよ」


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