Wizardry#5(FM-Towns)
プレイ記録02 ブラザーフッド寺院


リルガミンの宝珠と銀の鍵を手に入れたので、ブラザーフッド寺院へと赴く。
さあ、これで俺も君達のブラザーだ、中に入れてくれ!

このブラザーフッド寺院も、通常のダンジョンと変わらないので、もちろん中にはモンスターが跋扈している。
この国では権威のある寺院だと思うのだけど、なぜ地下のこんな危険な場所に建設したのか理解に苦しむところ。

さて、通路を歩き中央の広間に入ると、そこには1人の僧侶がいた。
彼の名はゲブリ・ゲドック。

冒険者達は、町の酒場で出会ったイェルダーブという賢者から、まずはこのゲブリ・ゲドックに会って話を聞くように、と言われたバックストーリーがあるのだ。
ゲブリ・ゲドックは、いわゆるスターターガイドのような役割で、この国に起こっていること、これから成すべきこと、色々なことを教えてくれる。


なお、PC版では聞きたいことを単語で直接入力しないとならないので、この辺の主要な単語を知っていないと、何一つとして話してくれないことになる。
この辺の突き放し具合がたまらない。



ゲブリ・ゲドックから話を聞いた後は、寺院の中を探索する。
細く長い通路を進むと、行き止まりに大きな牙を持った動物の像が立っている。

『我は夜の生き物、そして光の影に住む。我が渇きに満ちた吐息を感ずる者、生きる屍の破局を迎えん!我とはなに?』とのことだ。
これもまた伝統のリドルですな。
答えはバンパイア、Wizardryとしては簡単な謎かけなので、さくっと回答して通路を開く。

なお、ここで間違えるとワーバットとの戦闘になるが、大した強さじゃないくせに経験値はおいしいので2〜3回退治しておいた。

しかし、神聖な寺院にどうしてこんな禍々しい物を置くのか。



そして、開いた通路の先には冒険者がいた。

今作のNPCは、ゲブリ・ゲドックのように特定の場所にいる者の他に、この冒険者アイロノーズのようにダンジョンを歩き回っている者がいるのだ。
何を質問したら答えてくれるのか、全く覚えていなかったので、特段の会話はしなかったが、彼からは鍵を購入しておいた。

鑑定すると、ブラスキー(真鍮の鍵)とのこと。
先ほどの銀の鍵といい、早くもキーアイテムが増えていく。


さらにそこから奥に進み、鍵のかかった扉をニンジャが開錠して中に入ると、広いホールに出た。
中央部には小部屋が2つあり、片方に入るとメッセージが現れる。

そして、もう片方の部屋ではゴーレムが襲ってきた!

だからなぜ神聖な寺院の奥にこんな魔物を…!

このゴーレム、非常に堅いためか、こちらの攻撃が全然当たらない。
攻撃呪文はハリトとバディオスくらいしか使えないので、殴る方が手っ取り早いのだけど、こうも頑丈だと肉弾戦中心のパーティーでは厳しい。
しかも、攻撃力も非常に高く、サムライが一撃で27のダメージを受けて瀕死の状態になってしまった。
さて、どうするか…!

…といったところで、ニンジャのクリティカル攻撃が決まってゴーレムは倒れた。

ちなみに、このTowns版のクリティカルは、「首をはねた」ではなく「切り殺した」となっており、ほんの少しだけマイルドな表現に変わっている。
ともかく、ニンジャのおかげで危ういところを無事に勝利できた。
経験値も4人パーティーだと1000以上入手できたので、いざという時の稼ぎポイントにしようかな。


反対の方向の通路には銀の扉もあり、ここは文字通り銀の鍵で開けることができた。
この中には下へ降る階段がある。

これで、ブラザーフッド寺院の中は一通り探索し終えたようだ。
階段も見つけたので、もう下にも行けるが、このフロアの未探索エリアに行ってからにしておこう。


<地下1階 北側 ブラザーフッド寺院>







続いては、寺院の南側にあるダークゾーンを探索する。
手動マッピングで一番の難関は、このダークゾーンなので、極力後回しにしたいエリアだ。

ダークゾーン内は狭かったものの、そこには『城内移動装置』と書かれた部屋がある。
『拷問部屋へ行ってみよう!ハークルビーストを見物しよう!<お代はたったの1トークン>』とのこと。

ダークゾーンを抜けると『動力室(モータールーム)』という部屋もある。
リルガミンも、この時代になると随分と機械産業が発達したものだ。

動力室の扉は、先ほどアイロノーズから買ったブラスキー(真鍮の鍵)で開くことができた。
中にはベルト、ギア、滑車といった装置が置かれており、ベルトコンベアの動かし方と止め方の指示書がある。

『<コンベアを動かすには>ベルトを、滑車につなげて、シャフトを滑車に取り付けてからギアを入れる』
『<コンベアを止めるには>手順を逆さまに行うこと。注意!事故防止のために、4つの部品をすべてはずすこと!』
とのこと。


部屋の外にはベルトコンベアの床があり、運転中に乗ると勝手に運ばれていってしまうため、ここ自由に歩くにはモーターを止めなくてはならない、ということだ。
よし、それじゃ指示書どおりに操作して…

…と、失敗!

いきなり床に穴が開いて、下の階に落とされてしまった。
しかも、落ちた先にはピットがあって、結構なダメージも受ける。
手順を誤った者を強制的に排除する、なかなか優秀なセキュリティだ。


とりあえず、上の階に戻らなくてはならないが、ここは1階下の地下2階だけあり、出てくる敵が一回り強い。

このコンジュラーなどはメリトを唱えてくる強敵であった。
しかも、エリアにはピットが何箇所か仕掛けられているため、下手に動き回ると無駄にダメージを負ってしまう。
幸い、ギリギリのところで上に昇る階段を見つけられたため生還できたが、ここで全滅してしまうかと思った。

そういえば上級職縛りなんてやってるけど、全滅したらどうしようかなー。
あまり考えていなかった…。





気を取り直して、再び動力室に行き、今度は無事にコンベアの停止に成功した。
この指示書がそもそも分かりづらい上に、操作にキャンセルが効かないのがいかんのだよ。

停止したベルトコンベアの上を進んで行くと、ここにも鍵のかかった扉がある。
こういった扉は、アイテムで開くのかピッキングで開くのか、まったく区別がつかない上に、ピッキングの方は一定レベルに達していないと開かないものだから、現状で開けられるのか開けられないのかの判断が実にややこしくなっている。


今回はニンジャが普通に開錠できた。
部屋の中に入ると、隅にボロボロになった戦士の屍が転がっている。

哀れな戦士の魂に安らぎあれ!
…なんてメッセージがありながら、死体を見つけたら当然のように目ぼしい物を漁る冒険者達。
ここでも、戦士の死体から何かを見つけた。
その時…

お約束の通り、死体が起き上がってアンデッドウォーリアとゾンビとの戦闘になる。
まあ、大した強さじゃなかったのでサムライとビショップのメリトで一掃した。
今度こそ安らいでくれよ。

戦闘終了後、宝箱の中からトークン袋を入手した。
これで、さっき見つけた城内移動装置が使えるようになる。


<地下1階 南側>






ということで、ダークゾーン内にある城内移動装置で、トークン袋を使用する。
すぐに装置が作動してキラキラ輝く門が現れた。

中に入ると、地下2階へとワープする。
足を踏み出すと、そこはかなり広い部屋であった。
どこからともなく、奇妙な唸り声が聞こえてくる。

そう、ここは装置にも書かれていた『拷問部屋』なのだ。
ほどなくして、『奴』が現れる…!

Wizardry#5のマスコット、ハークルビーストだ!
非常に印象深い敵だったので、こいつはよく覚えている。
イラストレーターが変わっても、基本的な造型はほとんど同じのようだ。
ある意味でボス敵のような奴だが、単体出現で大して強くもないので、さっさと屠って広間の探索を再開する。


そして、部屋の隅で古い大きな木箱を発見し、その中からラム酒の瓶を入手。


また、ここにはエレベーターもあった。
地下2階から地下5階まで移動できるようだが、とりあえずはブラザーフッド寺院の階段から進むべきかな。

さて、これで地下1階で行ける箇所はほぼ全て回っただろうか。
こうして見ると、最初のフロアなのにかなり広大で、従来のマップの倍くらいはあるな。

<地下1階 全体図>



<現時点のステータス>

名前

種・性格

LV

AC

HP

SAMURAI

Hum/N

8

3

16

15

9

14

17

16

43

15

0

装備 カタナ ターゲット スケイルメイル レザーサレット レザーグローブ
LORD

Dwf/G

8

1

15

12

17

15

8

13

58

15

0

装備 ウォーハンマー ヒーターシールド プレートメイル レザーサレット レザーグローブ
NINJA

Hum/G

8

4

14

15

8

13

15

16

37

14

0

装備  
BISHOP

Elf/G

8

5

14

17

18

12

14

10

36

16

0

装備 ホーリーバッシャー チェインメイル レザーサレット レザーグローブ



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