Wizardry #1 プレイ記録 IBM版 その1:アロケーションセンター編




特にコンセプトもなく、徒然なるままにプレイ。
ルールはあまり考えてないけど、ノーリセットとキャラ1発作成くらいでしょうか。

このIBM版での特徴を、分かっている限りざっと書くと、

・レベルアップ時の特性値上昇率が低い(おそらく年齢のパラメータがバグってる)
・ブレスのダメージが小数点切り上げ(つまりクリーピングコインのブレスで1のダメージを受ける!)
・地下1階から敵が2グループ出現
・マカニトは他の呪文同様無効化される(ジャイアントにはほぼ効かない)

といったところでしょうか。
リルガミンサーガと基本的には同じですが、ステータスアップとブレスのダメージの点で、一層難しくなっております。







とりあえず、ざっとキャラメイクをしてみる。


順に、ボーナス19:ドワーフ戦士、ボーナス9:人間戦士、ボーナス7:人間盗賊、ボーナス8:ドワーフ僧侶、ボーナス6:ノーム魔術師

いきなりボーナス19とか出て幸先良かったけど、後はいつも通りと相成りました。
5人パーティーとしたのは、経験値入手を少しでも多くして早くクリアするため。
4人だとノーリセットでは少々厳しいかな?と思って、この人数としました。

早速装備を整えてダンジョンへ向かう。




  

第一戦で奇襲を受けて、高ボーナス値のファイターが殺される。
この訓練所の優等生も、まさかダンジョンに入って10秒で死ぬことになるとは思ってもなかっただろう。

まあ、これは交通事故のようなもの。
気を取り直して再度挑み、3〜4回戦闘をこなした。

5人パーティーで若干経験値も多いので、すぐにレベル2となり、トントン拍子に3、4、5と上がっていった。
ここまでは非常に早く上がる。



ひとまず安心できる状態となったので、ここでキャラに名前を付ける。
ついでにキャラ設定も行う。これ、とても大事。




メネッティ :ドワーフ Fig 人間型の生き物といった外見の戦士。女性。
ハーメイ :人間 中立 Fig パーティーのリーダーだが、あまり信頼されていない戦士。
オルドゥス :人間 中立 Thi マイペースな盗賊。
ストラッド :ドワーフ Pri 年長者で実力のある僧侶。
ベッス :ノーム 中立 Mag 何事にもやる気を感じられない魔術師








レベル5で2回ヒットを繰り出せるようになったらマーフィー先生の元へ行く。




多くの冒険者達の師であるマーフィー先生だが、PC版では2体出てくることもあるため、決して楽な相手ではない。
守備力が高く自動回復もするので、レベル5では倒しきれない可能性があり、逃げることもできないので、戦士が1人でも死んだら、そのまま全滅させられてし まうだろう。


メネッティ
「ウシャーッ!」

ストラッド
「よーし、よくやったぞメネ!ご褒美の生肉だ」

メネッティ
「ゴロゴロ…」

オルドゥス
「獣かよ…」

ベッス
「俺はほとんど何もしなくていいから、楽で助かるよ」

ハーメイ
「マーフィー先生…あなたの教えは、きっと俺達の血となり肉となるでしょう…」

オルドゥス
「でもハーメイ、お前…なんか弱くなってないか?」


そう、ここで数レベル上がるも、やはりIBM版は能力値が全然上がらない。

 


戦士ハーメイなどは転職したてのような能力の低さで、とても訓練を終えたばかりのフレッシュな戦士とは思えない。
他のメンバーも似たり寄ったりである。


ある時のレベルアップなど、こんな有様であった。




まあ、ちゃんと能力が上昇することもあるから、極端に弱くなることは当面は無さそうだが、極端に強くなることも有り得ないだろう。
才能を覆すほどの成長は、そう滅多なことでは起こらないということだ。







レベル8でストラッドがラツモフィスを覚えたので、ちょっと地下4階で戦ってみた。

 


しかし、ボーパルバニーにクリティカルを受けてメネッティが瞬殺される。

うむ、やっぱ地下迷宮は危険。
控えメンバーもいないから、こんな所で無理するわけにはいかない。


メネッティ
「グボァ!」

ハーメイ
「メ…メネーッ!」

ベッス
「やっぱ、ここはマカニトを覚えてからじゃないと厳しいんじゃないかな?」

ストラッド
「この階で手に入る宝は魅力的なんだがなぁ…」

オルドゥス
「仕方ない、町に戻って回復したら、またマーフィー先生の所へ行って修行し直そう」

ハーメイ
「おい!メネの首を持ち帰るのを忘れるんじゃない!」

オルドゥス
「ん?ああ、モンスターの残骸と見分けがつかなかったから、つい…」



そんなわけで、再びマーフィーと戦い続け、レベル9まで上げた。




ここでベッスがマカニトを覚えたので、地下4階のアロケーションセンターに挑むことにした。
幸い、ボーナス値の高かった戦士メネッティは、力と体力18をキープしてくれているので段違いに強いし、僧侶ストラッドも体力が18あるからHPが異常に 高く、滅多なことでは死なないと思われる。









メネッティ
「…この扉の先から、とても強大で邪悪な気配を感じる…!」

オルドゥス
「え!?メネ、おまえ喋れたのか?」

ストラッド
「メネは意外と賢いんだぞ。俺達よりも知力は高い」

ハーメイ
「こら、静かにしろ!突入するぞ!」





ベッス
「奇襲成功だ!!みんな頼んだぞ!俺はここで見てるから!」

ハーメイ
「好機だ!メネ、2人でメイジを倒そう!」

メネッティ
「ブオン!!」

ストラッド
「でかした!一発で倒したぞ!あとで生肉をやるからな!」

ハーメイ
「うおりゃああー!!」

オルドゥス
「6のダメージ…同じレベルの戦士とは思えないほど頼りないなぁ…」

ベッス
「よーし、いくぞ!マカニトー!」

ストラッド
「間に合ったか!敵のファイターとメイジが消し飛んだぞ!」

メネッティ
「バリボリボリ」

オルドゥス
「ハイニンジャも…倒したか」

ストラッド
「ハイプリーストもモンティノで封じたぞ。これで勝ったようなものだな」


  


そんなわけで、運よくアロケーションセンターのボスを撃破した。
戦闘後の宝箱はテレポーターの罠だったので、開錠しないで放置。
炎のロッドは魅力的だったが、万一開錠に失敗してテレポートさせられたら、もう一度この敵に勝てる自信がなかったからだ。


そして、ブルーリボンを入手。

  

これで第一の関門を突破できた。







続いて、プライベートエレベーターで地下9階へ行き、マカニトで倒せる敵を選りすぐって戦うことにした。
…が、やはり、そう上手くは行かないもので……



HPの低いオルドゥスが死んだり…




奇襲を受けて、ナイトストーカーからメネッティがエナジードレインされたり…

 



眠らされて倍打を受けて殺されてしまったり…




ここまで来ると想定外の事故が多い。



ベッス
「ふぅ、やっぱ、ここは無理でないの?正直、俺達って、メネッティ以外はあんまり強くないし…」

オルドゥス
「こんな所で弱音を吐くのかい?俺は臆病者と一緒に旅を続けるのは御免だぜ」

ストラッド
「お前が一番足を引っ張ってるんだ」

ハーメイ
「メネも、ドレインされてから元気がないな…」

メネッティ
「ブロロロロ…」

ストラッド
「何か打開策が欲しいが、新しい呪文を覚えるにも、まだしばらくかかるから難しいところだな」

ベッス
「お…おい!地下9階で見つけた剣が…」

ハーメイ
「ああ、金が無くてずっと鑑定できなかった剣か。何だったんだ?どうせショートソード+1とかの、しょっぱい武器だろ」

オルドゥス
「おい、ショートソードを馬鹿にするな!あの剣が高額なのは、軽い刀身とロングソードに劣らない威力を両立させているからであって…」

ベッス
「こ…これはカシナートの剣だ!」




なんと、カシナートの剣を入手していた。
地下9階でカシナートの剣が手に入る確率は、かなり低いというのに、早々に入手できたのは非常に運が良かった。






メネッティ
「ゴギャギャギャギャ…!」




ハーメイ
「す…凄い!あのマーフィー先生が一瞬でミンチに…!」

オルドゥス
「メネが扱うと驚異的な破壊力だな。運が良ければワードナも一発で倒せるんじゃないのか?」

ベッス
「なあ、手っ取り早くマーフィー先生を倒せるようになったんだし、しばらくここで稼がないか?やっぱ、もう少し鍛えないと全滅しちゃうよ」

ストラッド
「そうだな…やはりマディくらい使えないと、下は危険かもしれない」

ハーメイ
「では、先生!また宜しくお願いいたします!」


こうして一行は、安全圏の実力となるまで、マーフィー先生の指導の元、安全に修行に励むことにした。


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