Ultima Under World2 プレイ記録20 エセリアル・ボイド2


黄色の世界にいたブレインクリーチャーが落とした目玉を、青い世界の喋ることの出来ない男、プリンクスに手渡す。
頭と目を指してパタパタするジェスチャーは、まさにブレインクリーチャーのことであろう。



彼は目玉に満足し、代わりに巻物をくれた。
現在の知識では識別できなかったが、何の巻物だろうか。


エセリアル・ボイド 紫

紫のムーンゲートに入ると、今度はトロルがいた。



こいつは、以前に死の闘技場で友達になったブログ君だ。
いやー、色んな奴と会うなこの世界。



彼は夢の中では現実世界より少しだけ賢くなっているようで、白黒石のゲームにも勝てるし、普段使わない難しい単語も使えるとか言っていた。
まあ、賢くなったといっても、あくまで現実世界よりといった程度だが。


ブログと別れ、紫色の滑り台を滑って先に進む。
今度のステージはアスレチックだろうか。




着いた先には何故かゴブリンがいて、話しかけると襲い掛かってきた。





『エーテル虚無空間の底で、ゴブリン軍のA.I.クランコウィッツ隊長が目を覚ました。装備はショートソードに革の帽子だけ。彼を待つのは、輝かしい未来か、それとも、血まみれの惨めな死か!』
とカッコいいナレーションが出たが、こいつは一体何者なんだろうか…。
彼がどのような運命を辿ったかは、ご想像にお任せします。


さらに滑り台を滑って進んで行くと、行く手には巨大な紫色のガーディアンの顔がそびえており、アバタールはその口の中に飲み込まれていった。




ガーディアンの口の中はダンジョンになっていた。



それも懐かしの白黒線画のダンジョンである。
それだけでなく、襲ってくる敵まで白黒の棒人間だ。



Ultima1を彷彿とさせるようなダンジョンと敵であるが、こんな虚無空間の中で、あまりにもシュールすぎる光景だ。
棒人間は戦っても大したことなく、完全にお遊びのようなステージであった。



彼らを倒しつつ先に進み、しばらく迷宮を歩いたら、ゴールのムーンゲートが見つかった。


そして、これまでと同じくピラミッドを紫に染め直すと、紫色のムーンゲートが出現。
これにて紫の世界もクリアだ。





エセリアル・ボイド 黄金

4つの色をクリアして最初のフロアに戻ると、今まで無かった金色のムーンゲートが出現していた。



中に入ると、また同じピラミッドにワープするが、今度は更に色が変わる。
これこそが、モクポが言っていた5つ目の色のことであろう。
ピラミッドを黄金に染めると、同じようにムーンゲートが出現する。




そこを潜ると、ついに霊性の神殿にワープした。



浮遊の呪文で浮かび、柱の隙間から覗いてみると、夢で見たのと同じ霊性の祭壇と、ブラックロックジェムがあった。



柱に遮られて神殿の中に入ることはできなかったため、念動力の呪文を使って柱の外側からジェムを引っ張って手に入れる。
これで、この世界のブラックロックジェムも手に入った。


ブリティッシュ城

8つ全てのブラックロックジェムを入手したため、城に戻ってニスタルに会いに行く。
長い道のりだったが、これで全てが終わったのだ。



ニスタルに魔法をかけてもらった後、ブリティッシュ城地下にある大きなジェムの塊に、その最後のジェムを使う。
大きなジェムが振動を始める…!



やがて色が変化し、強い光を放った…!

…が、それだけで特に何も起こらない。


城に戻って再びニスタルに話を聞くと、これでブラックロックの魔力の補給源を断ったから、あとは打ち砕くだけだと言う。



なるほど、じゃあプレイコル・ロスのホルンを…といきたいところだけど、あれを吹く方法がまだ分からないのだった。


キローン城

もう1つ忘れていたことに、キローン城の協力者、魔術師アルタラから頼まれていたことがある。



そう、彼女はガーディアンと戦うための道具として、杖を作ってくれると言っていたのだ。

そのために必要なものは、地獄蜘蛛の卵とアメジストの棒、そしてアルタラから預かった黒真珠なのだが、すでにそれらは全て手に入れている。
地獄蜘蛛の卵は、ブリティッシュ城の地下にもあったが、プレイコル・ロスの墓の1階で安全に入手しておいた。
アメジストの棒は、タロラスに落ちていたのを回収している。
すっかり会いに来るのを忘れていたが、こうして揃ったアイテムを手渡すと、彼女はすぐに杖を作成してくれた。




ガーディアンが魔法を使った世界同士は、世界の壁に穴が空いて繋がった状態になっているらしい。
そして、それぞれの世界にはガーディアンのパワースポットがあり、繋がった世界を通して宇宙からエネルギーを集めているのだそうだ。
この杖は、そのラインを断ち切ることができ、それによってガーディアンの力を弱めるのだとアルタラは言う。



その方法とは、各世界のパワースポットに行き、この杖でラインに触れるだけ。
パワースポットは魔法の装置だったり、荒廃した場所だったり色々だが、それぞれの世界の歴史に詳しい人に尋ねてみるといいそうだ。
ガーディアンが何を守る『守護者』なのか、考えてみるようにとのこと。
そういえば、なんでガーディアンという名前なんだろうなぁ…。



そんなわけで、まずはキローン城の歴史に詳しい人を訪ねてみた。
この使用人オグリは、空中に浮かぶキローン城が地上にあった頃のことを知っているとか言っていた。



プレイコル・ロスの墓で失われたキローンの青い旗を探していたので、見つけ出した旗を彼に手渡してやると、この城の秘密を教えてくれる。
この城の兵舎には隠し通路があり、そこから城の中心部へ行けるそうである。
そして、中心部には2匹の奇妙な生物がおり、手も足も無いが、意志の力でこの城を浮かび上がらせている…だそうだ。
そこに行くための鍵は、倉庫の樽の中に隠していると言っていた。


早速倉庫から鍵を見つけ出し、兵舎の隠し通路を叩きこじ開ける。





その先にはガーディアンの顔のレリーフが付いた扉があり、衛兵が前を守っている。
もちろん、衛兵はすんなりと通してくれそうにもない。
一旦は引き下がるアバタール。



…と見せかけて、会話が終わったところで、すかさず鍵を扉に捻じ込む!



衛兵は少しだけ機嫌を損ねたようだが、無事に扉は開き、衛兵も立哨を続けたままである。
この衛兵、クビにした方がいいぜ。


その部屋の中にいた者は、これまたエセリアル・ボイドでも見たブレインクリーチャーであった。
こいつの力で城が浮かんでいる、ということか。



ブレインクリーチャーは襲ってこなかったため、こちらも手出しはしないでおいた。
というか、こいつを殺すと城が墜落するらしいから、アバタールも死にかねないしな。

だが、アルタラの言っていたパワースポットとは、おそらくここのことだろう。
早速杖を振りかざしてみると、特にメッセージは現れなかったが、部屋がゴウンと大きく揺れた。
うむ、これで良いのかな?



城から出る前に、トリルクンにも会っておく。
エセリアル・ボイドでウィスプから聞き出したトリルクンの歴史を知りたがっている奴がいたので、彼に教えてやる。



彼は、代わりにアバタールに情報を教えてくれた。
どうやら、モース・ゴーサという女が軍隊を率いてこちらへ向かっているらしい。
近くの城を攻めると聞いているらしいが、この城の下にある砂漠の遊牧民達が城を建てたという話は聞いていないそうだ。
うーむ、まだ何か一波乱ありそうな感じだ。



***現時点のステータス***

LV 15
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:99 MANA:72

スキル

攻撃:27 守備:23
剣:3 メイス:25
マナ:28 呪文:26
学問:18
軽業:8


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