バトリン、エリザベス、エイブラハム、そしてフックを追い、アバタール島へと向かった。 |
島に降りると、海賊がたむろしている小屋がいくつかあった。 問答無用で襲い掛かって来たので返り討ちにしたが、由緒正しいコデックス神殿のあるアバタール島に、こんな拠点を築くとは不遜な連中だ。 |
そして、コデックス神殿に入る。 閉ざされていた入口の扉は、フックの隠れ家にあった鍵で開いた。 フェローシップがここを勝手に施錠しているということは、今は誰も訪れる者がいなくなってしまったということか…。 |
山麓の洞窟には、『ガーディアンの王座』と書かれた王座が設置されていた。 バトリン達は、ガーディアンをブリタニアに迎える用意を着実に進めていたようだ。 |
その先の独房で見つけた鍵を使い、扉を開きつつ奥に進む。 フェローシップの基地というだけあり、ここの洞窟の仕掛けもなかなか複雑になっている。 |
行く手には、所々でフェローシップのメンバー達が見張りに立っていた。 彼らは、こちらを見るなり襲い掛かってきて話にならない。 |
途中には、ドラゴンが待ち構えている部屋があった。 隅に積み重なっているおびただしい数の死体は、皆フェローシップのメダリオンを着けていた。 彼らは、フェローシップの意に反した信者達なのだろうか…? |
水路に落ちていた文書には、『変化の王座は汝を部屋に閉じ込める。しかし徳は道を示す』とある。 何かの謎かけのようだ…。 |
更に奥に進むと、フェローシップのホールがあり、信徒達が集まって会合をしていた。 |
彼らは、こちらを見るなり襲い掛かってくる。 所詮は一般人なので相手にならないが、かなり凄惨な図だ。 彼らを倒し、奥の隠し通路を進む。 |
壁の中の見えない通路を探りながら進んで行くと、玉座のある部屋に辿り着いた。 プレートには『多くの変化の玉座』と書かれている。 |
ここに座ることで周囲の景色が変化し、変な小部屋が現れた。 厳密には、洞窟内の別の場所にある、同じような形状の部屋にワープしているのだろう。 これが変化の玉座という所以か。 |
この小部屋にいた魔術師を倒すと、ファイアドゥームスタッフと第8サークルまでの多くの呪文が記されたスペルブックが手に入った。 アルマゲドンの呪文まで記されていたのが恐ろしい。 |
『変化の玉座』でワープを繰り返し、『徳の玉座』と書かれた場所に辿り着く。 途中の水路で読んだ文書によると、ここで道が開くはずだ…。 |
『徳の玉座』に座った後に出現したワープ装置に入ると、祭壇のようなものが置かれた広い部屋に出た。 そこでは、5人の男女とガーゴイルが、周囲を取り囲んでいた…。 |
こうして、フェローシップ幹部達との最後の戦いが始まった。 相手は5人、こちらも全力で挑む。 今こそ、各地で集めたマジックアイテムや、ブラックソード・アルカディオンの力を使う時! |
いきなり囲まれた状態で戦闘が始まったので、味方もかなりのダメージを受けた。 しかし、敵は異形のモンスターではなく、普通の人間である。 装備品も戦闘能力も、歴戦のアバタール一行の方が遥かに上であった。 冷静に1人ずつ集中攻撃していき、エイブラハム、エリザベス、フォースキスと順番に倒していく。 そして、ついにフックにもとどめを刺した時… |
バトリンは姿を消して逃走した。 ここまで来て、最も肝心な男を逃がしてしまった。 後に残るは4人の幹部の死体と、祭壇の上のブラックゲート…。 |
かつて盗み見たブラックゲートの設計書に書いてあった通りに、ガーディアンの3つのジェネレーターを台座の3つの頂点に置くと、それは輝き始めた。 しかし、それだけで何も起こらない。 ゲートを破壊するためには、別の何かが必要なのだ。 |
ブラックゲートの材質は、エーテル波動を乱す原因ともなったブラックロックである。 そう、コーブの村でブラックロックの研究をしていた魔術師ルディオムのノートにヒントがある。 ブラックロックは、完全不滅の物質であると同時に、液体のような浸透性も持っており、物質を転送することが可能なのだ。 ルディオムは電力と磁力を放つ杖を発明し、これをブラックロックに向けることで、ムーンゲートのような転送機能を確立させようとした。 しかし、結果は失敗に終わり、杖を向けたブラックロックは大爆発をしてしまった。 そうこうしているうちに、ルディオム自身もエーテル波動の影響で頭がおかしくなり、研究も頓挫してしまったのだ…。 今、目の前にあるゲートはブラックロックの塊である。 ルディオムの杖は、他のブラックロック鉱石と同様に作用するであろう。 これが、現状でゲートを破壊できる唯一の方法。 アバタールは、ブラックゲートに向けて杖を振りかざした…。 |