ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(FC)
第1章 マルスの旅立ち


さあ、ノーリセット、クラスチェンジ無し、秘密の店禁止、という縛りでのプレイ記録開始です。
FC版は何も縛らなくても難易度が高いけれど、果たしてどうなるか!



暗黒竜メディウスに祖国アリティアを滅ぼされたマルス達は、辺境の国タリスに落ち延びて再起を図ります。
しかし、ある日海賊達が蜂起して王城は陥落の危機に…!そんなプロローグでゲームは始まります。


最初の章は、敵も少なくサイズも小さい入門用のマップ。
ここは深く考える必要もなく、軽く攻略していきたいところだけど、このファミコン版暗黒竜では、後の移植作に比べて、味方ユニットの初期パラメータが若干低いため、そこまで無双はできない。
ゴードンにいたっては、技が1という最低値であり、そんな不器用で何で弓兵が務まるんだと言わんばかりの能力です。




また、攻撃する際に攻撃力とか攻速とか自動表示されるような親切機能も無く、ダメージ計算は全て自分で行わなくてはなりません。
計算に必要な武器の強さや重さも表示されないので、それらも経験則で導き出す必要があり、非常に脳を使います。
しかも、後のシリーズと違って、攻撃速度が1でも低いと追撃が発生したり、必殺回避(ユニットの幸運の値に基づいて敵の必殺攻撃の確率を減らすもの)がシステム上実装されていなため、少しでも油断すると、強いキャラでもあっさりと逝くことになります。
これは、後半になるに従って神経を尖らせることになっていきます。




とりあえずは、まだ敵も弱いので過剰な心配をすることはなく、ジェイガンとドーガを壁にしつつ、海賊共を倒します。



今回のクラスチェンジなし、という縛りでは、中盤までは通常と同じような進め方となるけど、後半の力不足を考慮した育成をしなくてはなりません。
初期メンバーのゴードンとドーガは、いずれも成長率が低いため、クラスチェンジによる底上げ効果が無いと、どうしようもないボンクラになる可能性が高く、この先もスタメンで使い続けられるかは早いうちに見極めることとなるでしょう。
そもそも、ドーガはファミコン版ではクラスチェンジできないため、余程のことが無い限りは中盤で脱落する運命にあるキャラです。
アーマーの不遇は、この第1作から既に始まっていたのですね。

逆に、アベル、カイン、シーダは機動力が高い上に、ゴードンやドーガより成長率も高いため、今後の軍の中心的な役割になるだろうと思われます。
彼らがどこまで成長するかで後半の難易度が大きく変わることになりそう。
特にシーダは機動力や敵との会話などで重要な人物なので、ヘタレないことを祈ります。

ジェイガンは初期クラスでは全部で3人しかいない貴重なパラディンではあるけど、ご存知のとおり成長性が極めて低いため、経験値を分け与えても完全に無駄となります。
今回も、銀の槍を温存しつつ適度なところで隠居させるのが良いかな。




さて、順当に海賊共を倒し、道中の村で僧侶リフを仲間に加えます。
SFC版では容量の都合で削られてしまった哀れな男だけど、他の僧侶と比べて特に劣っているわけではなく、ちゃんと回復の杖も使えるし、ステータスや成長率も他と大して変わりません。
だから、彼のことを傷薬の代替とか言うのは止めるんだ。



今回のクラスチェンジ無しの縛りだと、杖しか使えない僧侶を使うよりも、攻撃も回復もできる上級職の司祭のキャラを使った方が便利だけど、それでもやはり緊急時の回復手段があることは重要。
また、僧侶だけの特徴として、敵の攻撃を受けた時に生き残れば、その敵を倒したのと同じ経験値が入るため、この特性を上手く利用すれば、レベルだけは非常に早く上がります。



といっても、レベルが上がったところでステータスが何も上昇しないこともザラだけど…。




あとは、ボスのガザックを手槍や弓でチクチクと削って安全に撃破。
こいつは遠距離攻撃をしてこない置物なので楽勝です。




この章で全員レベル2まで上がるかなと思ったけど、敵を倒して得られる経験値が少ないこともあり、レベルアップできたのは半分だけ。
マルス以外の上昇値は酷いもので、リフにいたっては無音レベルアップでした。
まあ、こいつには大きな期待はしてないから別にいいけど。

(+は上昇したステータス )

名前 LV 武器 速さ 幸運 守備 HP
マルス 2+ 6+ 4+ 6+ 7 8+ 7 19+
シーダ 1 3 6 7 12 9 7 16
ジェイガン 1 7 10 10 12 9 7 20
アベル 2+ 6 8+ 6 7 2 7 19+
カイン 1 7 5 5 6 3 7 18
ドーガ 1 7 3 4 3 1 11 18
ゴードン 2+ 5 1 6+ 4 4 6 17+
リフ 2+ 1 5 3 7 1 3 16



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