Wizardry 外伝2 プレイ記録 03　トリプルフロア

そんなわけで、まずは階段を使って地下５階へ向かう。
降り立つなり、トリプルフロアというメッセージが現れた。

ああ、思い出した。確か地下５～７階は、３階層が複雑に入り組んで１つのフロアのようになってたんだっけ…。
ここは初めてプレイした時にも非常に手こずった記憶がある。
前作の擬似コズミックキューブのような感じかな。

しかしまあ、デュマピックでオートマップが表示されるから、自力でマッピングをするよりは幾分楽だ。
１つ１つ道を潰していけば、いずれは突破できるはず。
それでは開始しますか。

トリプルフロアは、階段だけでなく各所にシュートが仕掛けられており、落されたら簡単に戻れなくなることがある。
昇り階段が見つからなかったり、また別のエリアに繋がっていたりと、なかなか一筋縄ではいかない感じだ。

当然、下の階層ほど出現する敵が強いので、予期せずシュートにかかったりすると非常にやばい。
バディを唱えてくる敵も多く、コロっと逝ってしまう。

バディされると、もうどうにもならない。
反則だろうってくらいに効く。

別フロアに落とされても戻るための道は必ずあるのだが、何度か玄室を通らなくければならなかったりすると危険が大きい。
特に善パーティーは僧侶不在なので、石化や麻痺などの状態異常もなかなか致命的である。
悪パーティーの僧侶マーチはレベル１１でマディを習得したものの、善パーティーのシェルケンはロードなのでレベル１４まで覚えない。
ここまで来るとディオスやディアルだけでＨＰを回復するのもかなりの手間なので、マップの攻略は悪パーティーを中心に進めた方が良さそうだ。
バルクもレベル１１でラダルトをきちんと覚えたし。

悪パーティーでマップ攻略、善パーティーは合間を縫ってエレベーターエリアでレベル上げ、といった形で進める。
しかし、いかんせん悪パーティーでは侍ベッケルと忍者コルティナしかまともな打撃要員がいないし、守備力も全体的に低めなのでなかなか厳しい。

特に回復の要であるマーチが前列にいるため、麻痺したり死亡したりすることが多いのだ。
後列攻撃や、ブレスや呪文などを使ってくる敵も増えてきたので、後列にいれば安心というわけではないが、なかなかよく死んでくれる。

悪パーティーでも決して安全ではないので、試しに善パーティーでも探索をしてみたが、こちらも酷い目に遭った。
シュートに引っ掛かったところでルブラとケニオンが麻痺させられ、一気にピンチになったのだ。
そう、どちらのパーティーにせよ、魔術師が戦闘不能になると戦闘の続行が不可能になるほどに戦力が大きく落ちる。
マニアモードなので別パーティーに切り替えて救助を待つなんてこともできず、来たこともない未知のエリアで、あとは死を待つのみといった状況に陥った。

レクナー
「デュマピックも尽きた。もはやこれまでか…」

コルティナ
「もうこれ以上は戦闘も無理ね…」

セルム
「ねえ…。あんまり言いたくないんだけど、このまま出られずに全滅したらどうなるの…？」

シェルケン
「こんな所じゃ救助隊もそうそう来れないだろうから、迷宮に閉じ込められたままになるかもな…」

ケニオン
「（マヒ状態で意識が残ったまま全滅したらヤダなぁ…）」

レクナー
「心配するな。いよいよの時になったら死ぬのは一緒だ。ちゃんと介錯してやるさ」

ケニオン
「（うう…ありがとう…）」

セルム
「バトルアクスで頭を叩き潰すのと、ハルバードで心臓を突くのと、どっちが手軽かな？」

コルティナ
「あら、私なら簡単に首を撥ねられるわよ」

シェルケン
「おいおい、俺のバディが一番スマートだろ？」

ルブラ
「（死にたいような、死にたくないような…）」

そして、レクナーが敵のバディに倒れ、シェルケンの回復呪文も尽きて、いよいよ全滅が近づいてきた。
しかし、その矢先…

不意に通路の先の床が消失して地上にワープ。
ぎりぎりのところで助かったようだ…。
あの場所で全滅してたらと思うと、救助の手間を考えただけでイヤになるから、本当によかった。

しかし、これだけ苦労しても、マップはまだまだ埋まっていない。
ここを突破する前にレベル１３になってしまいそうだ。
マロールが使えれば、このトリプルフロアは相当楽になりそうだが…。

引き続き探索を続ける。
さすがに得られる経験値は多くなってきたが、４グループで出現して危険いっぱいな奴等とかは、あまり強さに見合った稼ぎではない。

逃走失敗するとまず壊滅するからイヤイヤ戦うけど、現時点では全滅のリスクが高すぎる。

ここでの獲物は、やっぱこれ。

この伝統のペアを狩るのが最も効率がよい。
ポイゾンジャイアントはカニトで即死だし、ウィルオーウィスプもモーリスで驚かせておけば危険は無い。
ここトリプルフロアでのオアシス的存在である。

こうしてレベルを徐々に上げていき、ついにマーチがレベル１３となった。
これで全ての僧侶呪文を習得したので、そのまま魔術師に転職。

魔術師呪文の使い手が２人になって、攻撃力大幅アップだ。

続いてバルクもレベルアップ！
するが…

ブージ
「バルクの奴、レベル１３でマロールを覚えなかったみたいだぜ…」

カスタル
「どうしようもない奴だな。さすがに次のレベルまで待ってられんぞ」

コルティナ
「転職させて無理矢理覚えさせた方がいいわね」

ベッケル
「おい、バルク…ちょっとこっちへ来るんだ」

バルク
「な…なんだよ。刀なんか持って…」

ベッケル
「今からこれで頭を丸めて僧侶に転職するんだ」

バルク
「そんな辛気臭い職業はイヤだ！だいたい頭丸める必要ねーだろ！」

マーチ
「バルクさんは、あんまり日頃の行いが良くないから、少し生き方を改めた方がいいですよ」

バルク
「どうしても転職するってなら…そうだ、俺はＮＩＮＪＡがいいな。孤高の戦闘マシーンだなんて、まさに俺にピッタリだ」

ブージ
「うちのパーティーは前衛が少ないから、まあ忍者でも構わないけどさ」

バルク
「よーし、じゃあ訓練所に行ってくるぜ！シュリケン用意して待ってろよ！」

カスタル
「やれやれ、色々な呪文を使えた方が便利だというのに…」

バルク
「……」

バルク
「知力が足りなかった…」

ということで、バルクはステータス不足により悪パーティーの華である忍者にはなれなかった。
仕方がないから、後で盗賊の短刀が手に入ることを期待して盗賊に転職。
手に入らなかったら知らん。

ついでに、善パーティーの魔術師ケニオンもレベル１３となったため、ここで僧侶にしておく。
こっちのパーティーにもマディを使える者が必要だからな。

そして転職組みのレベルをしばらく上げて全ての呪文を習得し、あとはマロールを駆使して楽々とマップを埋めて行く。
敵もティルトウェイトとマバリコで瞬殺できるし、もう怖い物なし。

前作での擬似コズミックキューブでもそうだったが、マロールがあれば攻略は９割方終わったようなものだ。
瞬く間に最後のエリアまで到達し、キーアイテムの『墓守の鍵』を入手し、トリプルフロアはクリア。

下に降りる階段はなかったので、次はエレベーターで地下８階に向かう。

＜現時点のステータス＞

名前	種・性格	職業	LV	力	知	信	生	早	運	HP	年
セルム	Elf　中立	Fig	14	17	20	20	16	18	14	104	17
AC -4	カシナートのけん　ちゅうりつのよろい　ささえのたて　かわのかぶと　てつのこて　かわのすねあて
レクナー	Elf　善	Sam	13	17	19	18	16	19	16	96	19
AC -2	なぎなた　むしゃよろい　かたあて　かわのかぶと　てつのこて　はがねのすねあて
シェルケン	Hob　善	Lor	13	15	17	17	16	22	25	110	18
AC -4	まっぷたつのけん　ごくじょうのよろい　てつのたて　てつかぶと　てつのこて　かわのすねあて
ルブラ	Elf　善	Bis	13	17	20	20	16	19	16	74	19
AC 5	ホーリーバッシャー　ごうかなかわよろい　かわのかぶと
ケニオン	Hob　善	Pri	10	9	11	7	9	14	20	62	26
AC 2	ホーリーバッシャー　ひかるくさりかたびら　てつのたて　かわのかぶと　かわのこて
コルティナ	Elf　中立	Nin	14	17	19	17	16	18	16	82	19
AC -2	なぎなた　むしゃよろい　かたあて　てつかぶと　てつのこて　かわのすねあて

名前	種・性格	職業	LV	力	知	信	生	早	運	HP	年
ベッケル	Dwf　悪	Sam	12	20	15	20	20	15	16	141	18
AC -2	ヘビィアックス　むしゃよろい　かたあて　かわのかぶと　てつのこて　ウィングブーツ
マーチ	Hum　悪	Mag	9	13	13	9	12	11	14	119	24
AC 9	ちんもくのつえ　ローブ
ブージ	Hob　悪	Thi	13	15	13	17	16	22	23	77	18
AC 3	クロスボウ　ごうかなかわよろい　かたあて　かわのこて
カスタル	Elf　悪	Bis	12	17	17	20	15	18	16	51	18
AC 4	ホーリーバッシャー　ごうかなかわよろい　かわのかぶと　ふうじんのゆびわ
バルク	Hum　悪	Thi	8	12	9	8	10	12	10	86	23
AC 3	つらぬきのたんけん　かたいかわよろい　たて　かわのこて　ウイングブーツ

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