五つの試練 プレイ記録 適当RPG
本編エンディング・感想+EX追記





さて、最後はやや力技でしたが、無事に本編をクリアしました。

登録人数は16人で、うちパーティーに加えたのは11人。
全滅2回、ロスト1名、ラスボス戦でのみリセット(3回)、という戦績となりました。

このシナリオにはEXダンジョンがいくつかあり、今回のプレイでも少し探索しましたが、おそらくこの先はノーリセットでは厳しいと思われますので、ツイッターを使用してのプレイ記録はここまでにしたいと思います。



では、以下に簡単な感想を。


まず、全般に軽いノリのパロディ系のシナリオだったので、気楽にプレイできました。
しかし、ストーリーにはおふざけがあるものの、内容は至って正統派といった印象です。
ダンジョンの構造や戦闘・職業のバランス、モンスターの設定などは基本的に旧ウィザードリィのシリーズを忠実に踏襲しているように感じました。

シナリオの特長である、短めの迷宮を順次クリアいく方式や、各階層に配置されたボス敵などはメリハリがあって良かったです。
未知なるものの探求という点は薄れますが、これはこれで、いかにも『ゲーム的』な感じでプレイ意欲を刺激されます。
至る所に散りばめられたネタについては好き嫌いが分かれそうですが、私は楽しめました。


全体的な難易度は、最終盤を除いて、スタンダードより少し易しめに感じましたが、意外とボリュームがあるため(本編だけで合計13階層)、進行速度などを考えると丁度よいくらいだったと思います。

戦闘バランスについては、ウィザードリィのシステム上仕方ないことかもしれませんが、第1迷宮〜第2迷宮くらいでレベルが十分に上がってしまい、その後の成長が非常に鈍くなります。
しかしながら、戦闘で得られる経験値とアイテムが後半までほとんど変わらないため、中盤の迷宮では戦闘をしてもあまり意味がなく、ただマップを埋めて進めていくだけ……となってしまいがちなところが残念な点です。

迷宮構造については、各階層ともに仕掛けがバラエティに富んでいて、前述のメリハリある展開と相まって、無駄が少ない構造となっているように感じました。
かなり多くの階層に、これだけ無駄なく詰め込むのは、なかなか凄いことだと思います。


いまだ本編しかクリアしていない身ではあまり大した事は言えませんが、おそらく、このシナリオはEXダンジョンやレアアイテム、レアモンスターなどの、いわゆる遊び要素の方に非常に力を入れていると思われますので、タイトルとは裏腹にかなりの長編ということになりますね。

とりあえず、こんなところが本編クリア時点での感想でした。





**EXダンジョンについての追記**

後日、リセット有りでEXダンジョンに挑みました。
本編のプレイ記録でも少し紹介しましたが、第1〜3の迷宮には、それぞれクリア後に挑むことのできるフロアが用意されています。
以下に、簡単ではありますが、その内容を記載します。


第1の古の迷宮は、エレベーターで地下4階から地下9階、そして本編で手に入る、とあるアイテムを所持していると地下10階へと降りることができます。
この地下10階が、全EXフロアの中でも最も高いレベルを必要とされる強敵揃いのフロアだったようで、主にここでレベル上げをしておりました。
このフロアは、ウィザードリィ史上で最も有名な迷宮フロアのオマージュとなっており、看板のメッセージなどに感慨深いものがあります。


で、そこでレベル25くらいまで上げた後、第2、第3のEXダンジョンを突破しました。
こちらは、ともに1フロアのみで、最後にボスがいるという構造です。

第2の心優しき迷宮は、本編のプレイ記録でも書きましたが、ダジャレ大王なる魔王と四天王の出題してくるナゾナゾを解くという、一風変わったラストです。
私は解けなかったので、武力に物を言わせて突破しました。
そのせいか、あまり大したアイテムは手に入りませんでしたが……ナゾナゾを解けた場合と、入手できるアイテムは違うのでしょうかね。

第3の十字軍の迷宮は、特に難解な仕掛けもないオーソドックスな構造。
しかし、このボスはなかなか強敵でした。
途中で出てくるメッセージを読むと、このボスは忍者を入れたパーティーで挑むと有利なようです。
クリティカル耐性がないのかな?
しかし、我がパーティーに忍者はいないので、ここも力押しで突破しました。
ここのクリアのご褒美として、とある強力キャラクターが自動召喚されるアイテムが手に入り、戦闘は格段に楽になりました。


そして、最後まで残った古の迷宮地下10階ですが、奥に行くほど雑魚敵が手強くなっていき、しかも必ず玄室バトルを抜けないと先に進めない構造になっているので、非常に多くの戦いを要しました。
武器・防具共に、そこまでインフレは起こらなかったため、基本的には本編シナリオ終了時と同程度〜ちょっと上くらいの装備で、ひたすら挑みます。
途中で、状況を激変させるような強力アイテムとして、ウィザードリィ伝統の最強武器・村正(このシナリオでは『妙法村正』という名前)が手に入ったのですが……そう、我がパーティーに侍はいないのです。
伝説の名刀は、誰にも使われることなく商店の飾りとなりました……。

それでも、十字軍の迷宮の中にあるドーピングショップで前衛の力を最大まで上昇させることで、かなりの効果が出ました。
ここで力を上げるだけでも1・5倍くらいは違いますね。
こうやって強化した攻撃力と、自動召喚のキャラクターの助けもあって、何とかこの地下10階を突破すると……ここでボス敵とのバトルとなりました。
こいつは実に強かったです。
挑んだ時は戦士がレベル27くらいでしたが、おそらくもっとレベルが高くないと無理な相手だったでしょう。
あまりに強かったので、マハマンでふっ飛ばしました。
ああ、卑怯で結構。


で、こいつを倒して晴れて全クリか……と思ったら、まだ続きがあった模様。
第2のEXダンジョン内にある開かずの扉が開くようになっており、先に進めるようになっているのです。
そして、そこを進むと……

『三種の神器を身に付けて来い』

といったメッセージが……。

そんなワケで、当分足止めを喰らってしまう感じなので、ここらにしておきましょうか……。
結構戦ったけど三種の神器は村正しか手に入ってないし、何より現パーティーでは鎧しか装備できないから、入手するモチベーションもあまり上がらないのです。

完全クリアには至らないのは残念ですが、EXダンジョンも楽しませていただきましたので、これにてプレイ記録を終了させていただきます。

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