聖者の経典の二刀流・両手持ちについての具体例

武器名

ダメージ

力補正

AC補正

バスタードソード

2d6 (2 - 12)

-1

+2

カトラス

1d8+2(3 - 10)

-1

+1

バトルアクス

4d4(4 - 16)

-2

+3


これらの武器の中から、単純に最大のダメージ値のものを選んで装備すると、バトルアクスをメイン・サブの二刀流とするのが最も高い威力となります。
しかし、その場合には力とACの補正も二つ分かかるため、力は-4、ACは+6されることになります。
力が相当高くないと命中率の落ち込みがはっきりしてしまう上、ACも前列で戦うには不安なほど上昇してしまいます。
反面、この中で一番ダメージ値の低いカトラスは二本装備してもACは2しか上昇しません。
ダメージの総量はバトルアクス一本を装備した時とほぼ大差ありませんが、手数の分だけ有利になります。

次に、これらの武器を両手持ちした場合です。
「武器両手持ち」の性能は、力+2、最大攻撃力+2(AdB+Cの「B」の部分の数字を+2すること)です。

武器名

ダメージ

力補正

AC補正

バスタードソード

2d8 (2 - 16)

+1

+2

カトラス

1d10+2(3 - 12)

+1

+1

バトルアクス

4d6(4 - 24)

0

+3


ご覧の通り、バトルアクスの威力が大幅に上がっています。
力のマイナス補正もなくなるため、高いダメージを安定して当てることができるでしょう。
しかしカトラスは、わざわざ両手持ちをしても威力がほとんど変わりません。


次に別のパターンの具体例です。

モデルキャラクター : レベル10忍者(メイン武器4回攻撃、サブ武器3回攻撃)

武器名

ダメージ

力補正

AC補正

その他

シルバーソード

3d7 (3 - 21)

-1

+2

双剣

1d16(1 - 16)

0

+1

苦無

1d9+2(3 - 11)

0

0

最大攻撃回数+1


ダメージ値のみを見ると、シルバーソードを二本装備した場合が最も高い攻撃力となり、苦無が最弱です。
しかし、ここで注目するのは苦無の「最大攻撃回数+1」の能力です。
この能力は、装備した手のみでなく、メイン・サブ両方の攻撃回数をそれぞれ+1回するというものです。
つまり苦無を片手に装備したレベル10忍者は、メイン武器で5回、サブ武器で4回の攻撃が可能になります。
メインの手に威力の高いシルバーソードを装備していた場合、非常に効果的です。
また、苦無を二本装備した場合には、攻撃回数+の能力は合計されて、メイン攻撃で6回、サブ攻撃で5回となります。
キャラクターの力が高い場合、命中率も高く、一回ごとの攻撃にダメージにボーナスが付くため、攻撃回数が多い方が有利となります。
最大攻撃回数+の能力がある場合は、これらのことを考慮すると、より効果的になります。

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