Wizadry6 プレイ記録 07.大渓谷


地下2階 大渓谷


メタル
「これは…凄い渓谷だな」



ディージア
「道が細い!高所恐怖症にはキツイんじゃない?」

ファロウ
「遠くに見える山が、キャプテンが財宝を隠したっていう山かな」

アイス
「多分そんな感じね。あの航海日誌の記述にもあった、巨人やドワーフが、さっきから出現するし…」

トシ
「巨人なだけあって、さすがに強いな。他のモンスターも油断できないぜ」

メタル
「とりあえず、崖から落ちないようにゆっくり進んでいこう」

ルガード
「あそこの階段のそばに看板がありますよ。『鉱山に入る時はヘルメット着用』とでも書いてあるのでしょうか」

ファロウ
「てことは、この下は鉱山か。行きたくないけど行かなくちゃならんのかな…。いかにも危ない仕掛けが満載な感じだよな」

ディージア
「宝石とか落ちてるかもよ」

メタル
「先に進む道もなさそうだから、ここを潜っていかなくてはならないみたいだな」




ファロウ
「いや〜こりゃ相当入り組んでるな。どれだけ分岐してるんだよこの通路」

メタル
「恒例のダークゾーンまであるし、これは一筋縄ではいかないぞ」

ディージア
「でもそこの隠し部屋の宝箱に結構よさげな物も入ってたし、この先も期待できそうよ」

ルガード
「シャドウクロークは私しか使えないみたいですので頂きますよ」

ファロウ
「くっ…いかにもレンジャーが装備できそうなアイテムなのに…」

アイス
「城の地下から渓谷を越えて鉱山か…。なんだか、随分遠い所まで来ちゃった気がするね」

ディージア
「ちょっと前に酒場で知り合ってから、ものの勢いでお城に入っただけなのに、こんな大冒険になっちゃうなんてね」

ルガード
「おかげで新しい曲がいっぱい作れます。死んだりすることもありましたが、ここに来てよかったと思っていますよ」

メタル
「ルガードにとっては、実りある旅になったみたいだな。俺としても、せっかくこんな危険な思いをしてるんだから、何としてもコズミックフォージを見つけたいもんだ」

ファロウ
「…俺、この冒険が終わったら、手に入れた財宝で故郷に居酒屋を開くんだ。今回の出来事を村の皆に話しながら、しばらくのんびりと暮らしたいな」

アイス
「フフ…それもいいね。でもあんまり不吉な事言わないでね」

ファロウ
「ハハハ…いや、そういうつもりじゃなかったんだけどな…。ん?トシ、どうしたんだ?」

トシ
「…みんな、ちょっといいか?少し…話しておきたいことがあるんだ」

ルガード
「どうしたんです?あらたまって…」

トシ
「こんな所でこんな話をするのもなんだけど…」

ファロウ
「なんだ?今さら隠し事なんてよくないぜ」

メタル
「その通りだ。変なことでもったいぶるなよ」

トシ
「誰かそろそろマッピング代わっ
「お、あそこに上り階段があるぞ!」
「わー!本当だ、行ってみましょ!」
「やれやれ、やっと外の空気が吸えるな」
「何だか眠くなっちゃった。少し休んでいかない?」
「いいですね。外に出たら休憩にしましょう」





大渓谷 南東部

メタル
「地下に降りていくのは後回しにして、まずは地上というか渓谷の周辺を調べよう」

ディージア
「大量の階段の下は、後でじっくりマッピングね。頼りにしてるわよ」

トシ
「いや…ほんと…俺…もう…」

ルガード
「この辺は非常に複雑な地形ですから、ちゃんと方角を確認しないと、すぐに迷ってしまいますね」

トシ
「さっき2回…方角間違えてさ…その都度マップを書き直してさ…その、何ていうかさ…疲れたから交た…」

アイス
「見て!あそこの橋に巨人が!」



ディージア
「見るからに知能低いですって顔じゃない?」

ファロウ
「…何て言ってるんだ?」

ルガード
「簡単に言うと、ここを通りたければ通行料を払えということです」

アイス
「なんだか強そうだけど…どうする?」

トシ
「今の俺の怒りならポイズンジャイアントでも一撃で倒せる自信があるぜ…」

メタル
「まあ、こんな奴の言うことに従う必要はないだろう。橋で通行料を要求するトロルを見ると、ウルティマを思い出して血が騒ぐな」

ということで一行は行く手に立ち塞がったトール・トロールの通行料要求を一蹴する。
怒るトール・トロールは仲間を呼び、そして戦闘が始まる。

ファロウ
「しまった!仲間がいたのか!さすがにこの数はやばいかな」

メタル
「ファロウとディージアで回復、アイスは呪文で攻撃、ルガードはリュートで眠らせてくれ!俺とトシでボスを叩く!」

アイス
「お供のヒルギガントも強くて一撃じゃ倒せないから、長期戦になりそうね」

トシ
「くっ…!こいつ、強い!大したダメージを与えられない!…ていうか最近思うんだが、俺ってファイターなのにあまり強くない気が…」

ルガード
「気付いてしまいましたか。器用さも素早さも低くて一回攻撃しかできないのは、あなただけですよ」

トシ
「うおおお!所詮俺はマッピングしか能のない男さ!!」

メタル
「敵の攻撃力が高い!!さすがの俺もこれは危ない…!」

ディージア
「さっき覚えたばかりの呪文を使ってみるわ!召喚呪文コンジュレイション!!」



ファロウ
「お、何か召喚されたぞ!」

ディージア
「ぷ…すえ…ど…ドラゴン? やった!ドラゴンが召喚されたわ!」

アイス
「スードゥ・ドラゴン、ドラゴンもどき、というような意味らしいわ」

ディージア
「何その弱そうなの!これ消費MPすごく多かったのに!」

ファロウ
「でも酸のブレスを吐いてくれるから助かるぜ。6匹もいると馬鹿に出来ない援軍だぜ」

ディージア
「所詮モドキだからか、威力は誰かさんのと同じくらいだけどね」

メタル
「何か言ったか?」

ルガード
「そんなこと言ってる間に倒しましたよ。危なかったけど良い経験値になりましたね」




大渓谷の崖


ファロウ
「あれ?ここも行き止まりか?」

メタル
「いや…この岩場は登れそうだ。上に行ってみるか」

トシ
「うぎゃっ!!失敗して落ちた!! 14のダメージ!!」

ディージア
「いったーい!回復しないと体力が持たないわ!」

アイス
「全員回復するには休息を取りながらじゃないとキツイわ」

体力を回復した後、一行は岩場の登攀に再挑戦して成功した。

ディージア
「ちょ…き、きつい…」

ルガード
「登ったはいいけど、また行き止まりですよ」

メタル
「この岩場から更に上に登れそうだな…行ってみるか」

トシ
「うぎゃっ!!失敗して落ちた!! 10のダメージ!!」

ディージア
「いったーい!回復しないと体力が持たないわ!」

アイス
「全員回復するには休息を(略)」

更に休息を取って回復した後に壁を登る一行。

メタル
「いてて…何とか登れた…」

ファロウ
「この崖登るのに丸二日くらいインターバル取ったな…」

ディージア
「ま…また行き止まりじゃない…。何のためにこんな崖登ったのよ!」

トシ
「マッピングとスカウトしか取り得のない俺が、周囲を注意深く調べてみるぜ」

ルガード
「…悪かったですよ。さっきはちょっと言い過ぎました」

トシ
「む…これは…この岩は…!」

ファロウ
「何だそれは?俺にはただの岩にしか見えないんだが、何か気になったのか?」

トシ
「いや、何の変哲もない岩石だ。先刻戦ったヒルギガントが全く同じ物を落としていった」

メタル
「他には本当に何も無さそうだな。仕方ない、手ぶらで帰るのもなんだし、この岩を持って行こう」

アイス
「こ…これを持って行くの…?」

ディージア
「ええ!?これ重量35もあるじゃない!しかもその辺のザコが落とすようなただの岩でしょ!?」

ルガード
「他に何も見つからないのであれば、この登攀は全くムダだったことになりますね」

メタル
「じゃあ…崖を降るか…」

ファロウ
「なんという徒労感だ…」

トシ
「うぎゃっ!!失敗して落ち(略)」

ディージア
「いったーい!回(略)」

アイス
「全員(略)」


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