Ultima7
登場人物セリフ集

Weston ウェストン





start
すっかり失望した若い男だ。
鉄格子の中で、悲劇的に思い悩んでいる。

(二度目以降)
「また会ったな、アバタール」


name
「ウェストンだ」


job
「この牢獄に入れられてからずっと、仕事などない」

(衛兵 :
「お前の仕事は、お前の犯した犯罪を償うことだ」)


prison
「俺の罪は王立果樹園でリンゴを盗んだことだ。確かに俺はやったし、それを認めた。もし、同じような状況が、もう一度あったら、俺は再びやるだろうさ」

(衛兵 :
「ああん!?罪を悔いていないばかりか、プロの泥棒になるってのか!折りよく正しい場所に入ったもんだぜ!」


stealing apples
「俺は最初は、それを買うと言ったんだ。だが、果樹園の管理人のフィグは法外な値段を付けた。俺が思うに、奴は自分の懐に入れるつもりだったんだろう。そう、だから、俺は盗んだことを認めるよ」


Figg
「この事には核心を持っているが、奴はロード・ブリティッシュの承諾もなく、果物を自由にフェローシップに届けている」

(衛兵 :
「このような明らかな誹謗中傷は、聞いてはなりませんぞ、アバタール!こんなものは噂にすぎません!」)


admit
「ただ一つの後悔は、もっと大きいのを盗まなかったことだ。そうすれば、そいつを持って行けなかったからな」
「アバタールさん、俺はブリテインじゃなく、ポウズから来たんだ。そして、俺が粗末に扱われてるのは、これが理由さ」

(衛兵 :
「この囚人はポウズから来た!知っているとも!こいつの言うことを信じるなら、こいつは盗みの前に、ほぼ一日中町に居たことになる。ポウズの住民は、その出自と同じように正直者だからな!」)


Paws
「ポウズの町に行ったなら、あんたも貧困の爪跡を感じると思うよ」


town
(衛兵 :
「あ〜、忌々しい!こいつは我々に、自分の悲劇的な身の上話をしようとしているんだ!あなたの涙がこぼれ落ちないように、ハンカチを用意しますから、それまで待っててくれますかね!?」)

「そんなに前のことではないが、ポウズは沿岸の素朴な町として栄えていた。だが、ブリテインが巨大になるにつれ、俺達の地域の商売は、そこに移っていき、農業の町になった。そして、7年間の干ばつによって、俺達は二度と立ち直れないくらいに打ちのめされた」


poverty
「俺は、自分の運命を嘆きたいわけじゃない。だが、ポウズに住む俺の家族…妻のアリーナと、子供のキャシー…。皆飢えていたから、俺は食べ物を手に入れるためにブリテインへ来たんだ」

(衛兵 :
「オーノー!犯罪に至った原因に貧困を持ち出すな!俺の親父も貧乏で、家族はヒドイ物を食ってたんだ。だが、親父は俺を立派に育ててくれた。俺が不正な事をしていると見たら、こてんぱんに殴られたもんだ!」)


family
「俺に哀れみはいらない。俺は自分の罪を認めている。だが、俺の命は俺だけのものじゃなく、俺の妻と子のものでもあるんだ。俺がいないと、耐え難い困難に苦しみ、生きていけなくなるかもしれないんだ…」


starving
「ブリタニアでは悪しき階級制度は滅んだ、とか言ってるバカがいるけどな、少数の人が以前よりも楽しい生活をしている一方で、毎晩ひもじい思いをしながら眠ってる人は大勢いるんだ。俺の妻と娘も、そのうちの2人だ」

(衛兵 :
「おお!それで思い出したが、もうすぐ食事の時間だ!今日はファーマーズマーケットの魚が旨いだろうな」)


fools
「我らが友人の衛兵君のようなバカは、ブリタニアは200年以上、何も変わっていないと信じている。我々が、何の問題もなく生活しているとね。こういった人間こそが、俺達の抱える問題なのだと、あんたに言いたいよ」


class system
「ロード・ブリティッシュは、まさに公正な君主だと思うが、この王国で起こっていることに気付くべきだ。彼は、この不公平を容認しているように見える」

(衛兵 :
「分かった!これは騒音だ!一日中ペチャクチャ続く、階級制度の驚異ついての無駄話なのだ!あなたは次に、この犯罪は社会のせいだ、という話を聞かされるでしょう。法や規則を守り、正しく理解する、という言葉ではないでしょう。ええ、もちろん、そうですとも!世界を真に脅かす法律違反者達への哀れみを!といったところでしょう!」)

「俺のことを、ロード・ブリティッシュに話してくれませんか?彼は、俺の事例に全く気付いていないと思うんだ。どうか!話してくれませんか?」

(yes)
「ああ、ありがとう、アバタール!俺の運命、そして俺の妻と子の運命は、あなたの手の中にあります!」

(no)
ウェストンは頭をうなだれた。
「では、何であんたは、俺と話しに来たんだい?向こうへ行って、惨めな俺を1人にしておいてくれないか」


bye
「俺の所に来てくれて、ありがとう」




←登場人物一覧へ