Ultima7
登場人物セリフ集

Lord British ロード・ブリティッシュ





start
(初回時)
古き友のロード・ブリティッシュだ。
最後に会った時より、少し年老いたようだ。
君を見ると、彼の目がほんのりと輝いた。
「よく来た、友よ」
彼は君を抱きしめて言った。
「汝は、どうやってブリタニアへ来たのだ!?いや、もっと重要なことは、『何』が汝をここへもたらしたのだ?」

(二度目以降)
「どうした、アバタールよ」


name
ロード・ブリティッシュは笑った。
「アバタールよ、ジョークを言っているのか?古き友が分からないのか?」


job
ロード・ブリティッシュは目を丸くした。
「公式に答えなくてはならんかね?」
彼は笑って、頭を振った。
「分かった、ご存知のとおり、余はブリタニアの君主であり、今でもそうだ。余は汝と同じ故郷から来た者であるが、ここで生きる道を選んだのだ」


homeland
「余が地球に訪れてから、長い年月が経った。だがしかし、我ら2人は、同じ時、同じ場所で出会ったことを覚えているだろう?そして元来の兄弟が如く、いつでも必要な時に、余に助けを求めてもよいことも覚えているはずだ」


aid
「余が治癒の力を持つことを忘れるな、アバタールよ。これは、ちょっとした魔法の力ではあるが、今でもちゃんと機能するようだ。あと、汝に装備品とスペルブックを提供できる」


Britannia
「国土は、これ以上なく発展した。汝がブリタニア暦で200年間も不在だったことは知っているか?」
ロード・ブリティッシュは君を指差した。
「汝の友人らは、汝の不在を悲しんだであろう。これほどに長い期間、留守にしていたのは恥ずべきことだ!だが…汝に会えて、本当に嬉しいぞ!ブリタニアは豊かに栄えている。周囲を見回してみよ。改装した城を探検してみよ。国内を旅してみよ。あらゆる地域が、きわめて平和である。そうだ、ブリタニアは、かつてなく繁栄した。ほぼ、過去には見られないほどにな」


almost never
「そうだ、『物』は、このとおり素晴らしい。余が気にかけているのは、『人』の方だ。ブリタニアに、何か良くない事が起こっている。しかし、余にはそれが何なのか分からぬ。何かが、ブリタニアの人々の脳裏によぎっており、中には、その目で見ることのできる者もいる。不幸なことだ。長き平和ゆえ、人々を1つに統一するようなものはない。汝には、外に出て人々の只中へ行ってほしいと願う。彼らの毎日の仕事を見て、彼らと話し、共に働き、共に食事をしてほしい。おそらく彼らは、アバタールのような、自分達の生活に関心を示してくれる者を必要としているだろう」


red moongate
君は、家の裏に赤いムーンゲートが現れ、トリンシックまで連れて行かれた話をした。
君の話を聞き、ロード・ブリティッシュは額に皺を寄せた。
「余は、汝を召喚するためのムーンゲートを送り出してはおらん。何者かが、あるいは何かが、ムーンゲートを作動させたに違いない。そして、これは奇妙なことだ。なぜなら、最近になって、ムーンゲートには少々問題が起こっているからだ。事実、魔法自体に問題が起こっている!」


orb of the Moons
「魔法に問題が起こり始めてから、余のムーンオーブは動作しなくなった。事実、信頼できる動作をするムーンゲートは、なくなってしまった!」
「汝はムーンオーブを持ってきたか?」

(yes)
「本当か?どこにある?汝は持っておらぬではないか!」

「分かった」

(no)
「フム、汝はブリタニアにて、途方にくれているであろう。余の物を貸してやるから、試してみるがよい。おそらく、汝ならば動かせるはずだ。しかし、注意せよ。ムーンゲートは危険なものとなってしまった」
ロード・ブリティッシュは、君にムーンオーブを手渡した。


castle
「そうだ、汝が最後に訪れてから、この城は改装された。技術者や職人達は、見事な仕事をした」
この君主は、君に向かって、すっぱそうな顔をした。
「この建物を台無しにしている唯一のものは、あの忌々しい託児所だ!」


nursery
「余は、あそこには近づかん!国王と、汚いオムツは相容れないものだ!余の側近の何名かが家族を持ち始めてから、大評議会は余に託児所の施策するよう説得してきたのだ。確かに、必要なものだったかもしれないが、無くてもよいと主張すべきであった!」


Trinsic
「もう何年も、そこには行っておらぬ。何か起こったのか?」


nothing much
「そうか。トリンシックは、余が最後に見てから大きく変わってはいないようだな」
彼は瞬きをした。


a murder
「殺人事件?トリンシックでか?」
君主は心配そうに見えた。
「余は、そのことは聞いておらぬ。汝が調査をしているのか?」

(yes)
「よろしい。汝が我が国民を気にかけてくれて、余は嬉しいぞ」

(no)
「なんと…だが、汝はやるべきであろう」

しばらくの間、王の動きが止まった。
「数ヶ月前に、汝が述べた事件と似た、別の殺人事件の報告を受け取っている。確か、3,4年前にブリテインでも起こったはずだ。その肢体はバラバラにされ、儀式的な様相であった。明らかに、狂気の殺人鬼が野放しになっているということだ。しかし余は、他ならぬ汝、アバタールならば、犯人を見つけ出せると確信している」


ritualistic
「詳細は思い出せん。市長のパターソンに尋ねてみるとよい。彼ならば、詳しく覚えているであろう」


killer
「もちろん、これは余が引き受けるべきことの1つである。だが、我らは皆で、この件に取り組まなくてはならない。それとも、汝は既に有力な情報を見つけ出したのか?」


Fellowship
「彼らは、非常に有用で生産的な市民グループだ。汝は、是非ともブリテインにあるフェローシップ本部へ行き、バトリンと話すべきであろう。フェローシップは、ブリタニア中で数多くの善行をしている。貧しき者に施し、必要としている者を教育し、助け、善なる意思と平和を促進している」


headquarters
「そうだ。この城から、そう遠くはない南西にある。劇場のちょうど南だ」


Batlin
「彼は20年前にフェローシップを設立したドルイド僧だ。非常に高い知性を持ち、暖かく紳士的な人物だ」


Hook
「鉤爪の男だと?」
王は顎をさすった。
「いや、鉤爪の男に会ったかどうかは、覚えてはおらん」


Crown Jewel
「申し訳ないが、余とて、港に来た全ての船については知らない。まだ行っていないのなら、船大工のクリントを尋ねてみるとよいだろう」


friends
「もちろん、イオロ、シャミノ、デュプレのことだろう?」


Iolo
「やあ、イオロ!元気か?」

(イオロ :
「元気でございます、我が君よ!お会いできて嬉しい!」)

(イオロ不在時)
「あの友人には、何年もの間、ほとんど会っていない。彼は多くをトリンシックで過していると思う」


Shamino
「シャミノよ、何か言うことはないか?」

(シャミノ :
「申し訳ありません、我が君よ」)

「余は女性の話を聞いたのだがな?確か女優だったかな?フーム…」)
シャミノは赤面し、足をそわそわした。

(シャミノ不在時)
「あの小僧は、滅多に姿を見せない。最近はブリテインで過しているのだと思う


Dupre
「いったい、今までどこにいたんだ?サー・デュプレよ」

(デュプレ :
「おお、あちらこちらでございます、我が君よ」
この戦士は答えた。)

「このブリタニアで、我らが故郷からの友人は非常に少ないのだ。忘れずに、もっと足繁く訪れるように!特に、おまえは騎士なのだぞ!」

(デュプレ :
「我が君が、そうお望みでございましたら」
デュプレはお辞儀した。)

(デュプレ不在時)
「彼を騎士として召抱えてから、見かけておらん。好意をかけてやったのに、姿を消しおった!彼はジェロームにいるかもしれないと聞いた」


Jhelom
「どこで聞いても、とても暴力的な地だ。長いこと、喜んで行きたいとは思っておらぬな」


magic
「何かがおかしいのだ。魔法がちゃんと動作しなくなって、もう長いこと経つ。余も、魔法で食物を作り出せなくて困っている!魔法のエーテルに、何らかの関係があるに違いない。ムーンゲートの不具合や、ニスタルの様子などからして、魔法は死に向かっていると言う者もいる。余も、それらの言うことが正しいかもしれないと、不安に思い始めてきたのだ」
ロード・ブリティッシュは、しばらく君を観察した。
「おそらく汝には、ちゃんと魔法が働くだろう。汝は、ブリタニアを離れて長い。魔法に影響を与えているものが何であれ、汝にはその兆候が刻まれていない可能性があるからだ。試してみてほしい。汝の装備品と共に、スペルブックが保管されている」


Nystul
「あぁ…彼と話してみてほしい」
王は声を落とした。
「彼は、おかしくなったと思わないか?彼の精神の中で、何かが起こったのだ。彼は、もはや魔法に集中できるようには思えない」

(魔法が戻った後)
「彼の行動は、元に戻り始めてきた」


Moongates
「ムーンゲートは機能しなくなってしまった!過去のように使えなくなってしまったのだ。使えないだけでなく、危険なものとなってしまった!余の信頼する賢者の1人が、謙譲の神殿に行くためにムーンオーブを使用し、ゲートに入ろうとした時、彼の体は粉々になってしまったのだ!ああ、コーブの魔術師が、狂ってしまわなければ!」


mad mage
君主は前のめりになって早口に話した。
「コーブに、ルディオムという名の狂った魔術師がいる。彼のことを覚えているか?ルディオムは、『ブラックロック』という魔法物質の研究をしていた。彼は狂う前に、この鉱石ならば、ムーンゲートの問題を解決できるかもしれないと主張していた。汝には、コーブへ行って彼を探し出してもらいたい。そして、彼がブラックロックという物質で何をしようとしていたのかを学ぶのだ。それが、我らの唯一の希望であろう」


Rudyom
「彼は、素晴らしく尊敬できる魔術師であった。しかし、近年になって、彼に何かが起こった。彼は、完全にボケてしまったようだ」
突然、何かがロード・ブリティッシュの記憶から沸き起こった。
「余は、ルディオムとニスタルに起こった出来事に、何らかの関係があるのではないかと思っていたのだ!」


Cove
「コーブについては覚えているはずだ。ブリテインの東にある、とても楽しい町だ。非常に落ち着く」


The Guardian
「『ガーディアン』というものについては知らぬ。本当に存在するものなのか?もっと調査をしてみるべきだな」


spellbook
「そうだ。装備品と共に、スペルブックも保管してある」


equipment
「余の装備品を自由に使うがよい。この城の倉庫に施錠して保管してある。余の書斎に、そこの鍵がある」


storeroom
「汝なら見つけられると思っている」
君主は陰険に微笑んだ。
「まあ、ゲームの一種と思ってくれ!」


study
「城の西端にある」


Weston
ロード・ブリティッシュは、君からウェストンの話を聞いた。彼は心配そうに見える。
「その件は思い出せぬ。少し調べさせてくれ……フム…」
彼は、長い巻物を素早く見通した。
「王立果樹園でリンゴを盗んで投獄されている者…馬鹿げている!何者かが、余の権限を不法に侵害している!汝は、この男を許してほしいと考えているのだな。では、彼の逮捕の際の周囲の出来事を、ただちに調査させよう。そして、このフィグという者もだ。感謝するぞ、アバタール」


rumble
ロード・ブリティッシュは、重々しく君を見た。
「島の隆起により、ブリタニアの地盤が揺るがされた。この出来事は、偶然の災害ではない。魔法的な力の一種だ」


island
「そうだ、アバタールよ。その島が海から現れた時、余は大気に巨大な振動を感じた。この島は『炎の島』に他ならない。汝が、あの地獄の子・エクソダスを倒した島だ」


Isle of Fire
「アバタールよ、聞くのだ。余は徳の神殿を建てた時、この島にも3つの偉大なる神殿を建てたのだ。それらは、真実・愛・勇気の原理のためのものだ」「それらは、炎の城の城壁の内側に建てた。汝には、この神殿のことは話していなかった。炎の島が波の下に沈み、それらも永遠に失われたと思っていたからだ。
この神殿は、アバタールのみが使用できるものであり、そのためにはタリスマンが必要であった。
タリスマンは、試練により守られている。汝が、それらの賜物を欲するのであれば、試練は問題なく通過できるであろう」

「汝が、その島を探すと言うのならば、余の船を使うといい。今はベスパーの南岸に泊めてある。ゴールデンアンク号という船だ。必要な時に、自由に使ってよいぞ」
ロード・ブリティッシュは、君に船の権利証を手渡した。

「また、余は魔法の水晶玉で炎の城の入口を見てみた。その城は、汝とエクソダスとの戦いの後に、余が改装したのだ。これを持って行くがよい。何らかを見ることができるであろう。だが、気をつけるのだ。これは完全に安定していないし、合わせられた場所の付近をメチャクチャにしてしまうかもしれん」
ロード・ブリティッシュは、君に水晶を手渡した。


Exodus
「かの奇妙な、機械と霊の混成物との戦いは、今や伝説となった。島に行くのならば、気を付けるのだ。今でも、炎の城の一室には彼の者の残骸がある」


bye
「さらばだ、アバタール。また来るのだぞ」




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